工事なしのインターネット「WiMAX」はパソコンで普段使いできる?


パソコンでもWiMAXは普通に使える!

基本的には光回線がおすすめ

自宅などのパソコン用のインターネット回線には基本的には光回線がおすすめです。

通信速度が速いので高画質な動画を見たり重いファイルをやり取りしたりすることが簡単にできます。

定額動画配信サイト「Hulu」や「U-NEXT」などを高画質で見たい方は光回線が最適です。


光回線のわかりやすい選び方はこちらで解説しています。

モバイル回線なら引っ越し前後でも使える

ただし一部の方にはモバイル回線を使ったほうがいい場合もあります。

例えば引っ越しをする人です。自宅に光回線をつなぐためには工事が必要です。工事には待ち時間が1~2ヶ月かかります。引っ越してすぐに使いたい方や引っ越す直前まで使いたい方などにはモバイル回線のほうが便利です。ルーターを持っているだけでインターネットに繋げるので工事の必要がありません。

また光回線の契約をし直す可能性もあります。引っ越し前では使えた回線が引っ越し先では使えなかったなどの理由で契約解除をして新しく契約し直さなければならなくなることがあります。そうすると違約金が発生したり追加で契約金や工事費、事務手数料など払わなくてはならなくなるのでもったいないです。

単身赴任やモバイルワークをする方にも同じような理由でおすすめです。

パソコンで使えるモバイル回線は「WiMAX」のみ

モバイル回線は容量制限や通信制限があるので、常に通信をすることを前提に作られた最近のパソコンでは使いづらいです。

例えば「月に30GBまで」などの容量制限があるモバイル回線が多いです。通信量を超えると多くのモバイル回線の場合は128Kbpsという前時代的なISDNレベルの速度になってしまいます。今のウェブサイトは128Kbpsという速度では読み込みに時間がかかったり、通信が途切れるということが頻発してしまいます。

ですが「WiMAX」というモバイル回線の場合は容量無制限で料金も定額なのでいくらでも使えます。1ヶ月に50GB以上使ってもそれが理由で通信制限になることはないですし、料金も変わりません。

ただしWiMAXには通称「3日間制限」というものがあります。過去三日間の通信量が10GBを超えるとその日の18時~2時まで通信速度が1Mbpsに制限されます。ただし制限されても1Mbpsなのでほとんどのウェブサイトは見れますし、YouTubeやNetflixなどの動画サイトも画質を下げれば普通に見ることができるレベルです。

WiMAXの制限はこの3日間制限のみで、制限された時の通信速度も1Mbpsなので実用レベルです。パソコンで唯一使えるモバイル回線だと思います。

通信速度について

実際の通信速度は平均40Mbpsくらい出る

WiMAXの通信速度の理論値は440Mbpsと書かれていますが、この速度が出ることはほとんどありません

これは理論上の数字で実際には電波が悪かったり、室内で電波が届きにくいところに設置したり、ビルがあるなどの様々な環境に影響されるのでこの数字が出ることはありません。これに関しては光回線も同じで、光回線は理論上は1Gbpsの速度が出ると言われていますが、実際には200Mbps前後、遅いときには40Mbps程度になることもあります。

そしてWiMAXが実際に出せる速度は大体40Mbpsくらいです。住んでいる場所や環境によってはさらに遅くなる可能性があるので心配な方は事前に「Try WiMAX」で確認することがおすすめです。環境がよければ100Mbpsくらい出ることもありますが、あまり期待しすぎてはいけません。

40Mbpsは普段使うのに問題ない速度

40Mbpsというのは1秒間に5MB(メガバイト)ダウンロードができるということです。1GBのファイルをダウンロードするのにかかる時間が約3分となるので大容量のファイルをやり取りする場合でも許容範囲だと思います。

画質にもよりますが1時間の動画が300MBくらいなので動画サイトで動画を見ることも普通にできます。

パソコンで普段使うのにも全く問題がない速度です

容量制限はなし!どれだけ使っても料金は定額

通信容量の制限はないので1ヶ月間で50GB、100GB使っても料金は変わりません

ただし使いすぎると通信速度が一時的に1Mbpsになる「3日間制限」があります。

速度制限「3日間制限」とは

3日間の転送量の合計が10GBを超えると18時~2時まで通信速度が「1Mbps」に制限

いわゆる3日間制限というものです。普段は40Mbpsくらいの速度で通信できていても3日間の合計が10GBを超えると次の日の通信速度が午後6時から「1Mbps」に制限されます。

「3日間制限」は3日連続で制限されるという意味ではなく、「3日間の通信量の合計」で計算されるという意味で制限されるのは「1日間」です。ただし次の日も過去3日間の合計が10GBを超えていればもちろん制限されます。

例えば4月1日が4GB、4月2日が3GB、4月3日に3GB通信すると合計で10GBです。1日~3日の合計が10GBを超えたので4月4日の18時から5日の午前2時の8時間が通信速度が1Mbpsとなります。通信量はルーターの設定画面やプロバイダのマイページで確認できます。

この「1Mbps」は実際の速度なので基本的に通信環境がよければちゃんと1Mbpsまででます。

通信制限が128kbpsになるモバイル回線もありますが、それだとまともにネットを見ることができませんが1Mbpsになると大抵のウェブサイトは見ることができますし、動画や生配信も360pくらいまで画質を下げれば見ることができます。

制限が解除されるには過去3日間の通信量の合計が10GB未満になること以外にはなく、「追加料金を払えば解除」ということもできません

どれだけ使っても午前2時から午後6時までは通信速度制限なし

逆に言えば毎日2時から18時まではどれだけ使っても速度が制限されることはありません

3日制限がかかっていても2:00から18:00までは通信制限がないので、15GBのファイルも約40Mbpsの速度でダウンロードできます。大きいファイルをダウンロードする時やWindows Updateをするときなどは2時から18時の間に行えば問題ありません。

1Mbpsはどれくらいの速度か

1Mbpsという速度で問題になる可能性があるのは画質の高い動画を見る時や、ウェブカメラを使ってネット会議をする時にも動画データーをやり取りしているのと同じなので問題になる可能性があります。それ以外は基本的には問題ないと思います。

1Mbpsというのは1秒間に0.125MBです。300MBの動画をダウンロードするのに300MB÷0.125MB/s=2400秒→約40分かかります。ただし一般的な動画サイトで再生する場合ストリーミング再生をするので動画を見るまで40分待たなくてはいけないということはありません。

ストリーミング再生とはダウンロードをしながら再生することなのでダウンロードできた分だけどんどん再生していきます。YouTubeやNetFlixなどほとんどの動画サイトではストリーミング再生をしているので再生ボタンを押すとすぐにサイズの大きい動画を再生できるようになっています

ストリーミング再生の場合、「動画を再生する時間」よりも「動画をダウンロードできるまでの時間」が遅い場合ダウンロードが追いつかないので再生する時にグルグル、ガクガクになって見づらくなります。その場合は画質を下げると動画のデータサイズが下がるので待ち時間が発生せず、普通に再生することができます。

画質360pの動画データは大体1時間あたり300MBくらいです。1分あたりのサイズは5MB、1秒あたり0.083MBということになります。通信速度1MbpsをMB(メガバイト)にすると0.125MB/sですから、「360pの動画1秒あたり0.083MB」より「WiMAX3日間制限中の速度1Mbps=0.125MB/s」のほうが大きいということになりますので3日制限中でも普通に再生できるということになります。

ウェブカメラの場合でも画質を下げると普通にやり取りをできるということになります。ネット会議ソフトで画質を変えることができると思うので画質を下げれば問題ないでしょう。

それ以外は1Mbpsという速度で問題になることはほぼないでしょう。光回線はとても早いので大きいデータをやり取りしてもすぐに終わりますが、WiMAXでは時間がかかってしまうので不便ですが、時間がかかる以外は問題ないでしょう。

パソコンでWiMAXを使うのにおすすめな方

  • ネットの速度をあまり気にしない
  • 動画の画質を下げても気にならない方
  • 外でネットを使いたい方
  • 光回線の工事まで待てない方(光回線は2ヶ月、WiMAXは1~2週間
  • 引っ越しの予定がある方

WiMAXはプロバイダ経由で契約するとお得なのでおすすめ

WiMAXを使うために契約する場所はいくつかあります。契約するプロバイダによって特典が違います。

お得になる特典には「基本料金の割り引き」と「キャッシュバック」があります。

キャッシュバックは契約するだけで数万円貰えるのでお得ですが受け取りに失敗する方が多いです。メールが来て手続きをしなければなりません。メールが迷惑メールフォルダに入っていて気づかなかったり、手続きを後回しにしていたら受け取り期限が過ぎてしまうことなどがよくあります。

「基本料金の割り引き」なら確実に毎月料金が割り引かれますので、不安な方は割引キャンペーンを重視するのがおすすめです。

おすすめのWiMAXプロバイダ

So-net モバイル WiMAX 2+」の場合、基本料金の割り引きが1~12ヶ月目まで1,499円引き、13~36ヶ月目まで499円引きの合計29,964円引きで、さらに37ヶ月目以降も毎月499円引きされるのでおすすめです。

「GMOとくとくBB」の場合、基本料金の割り引きが2ヶ月目まで1,673円引き、3ヶ月~24ヶ月まで919円引きの合計23,564円引き+3000円キャシュバックの「月額割引キャンペーン」と、27,000円キャッシュバックされる「キャッシュバックキャンペーン」のパターンがあります。

BIGLOBE WiMAX 2+」の場合、基本料金が3,980円(税別)、1ヶ月後に15,000円のキャッシュバックです。






おすすめ