イラスト制作におすすめの2-in-1ノートPC!ペン性能・画面・スペックを比較
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最終更新日:2026年10月12日
イラスト制作向けのノートPCを探しているなら、画面に直接ペンで描ける「2-in-1ノートPC」が便利です。
外出先でもイラストを描きたい方や、ノートPCとタブレットを1台にまとめたい方におすすめです。
ただし、タッチ操作に対応しているだけでは、快適にイラストを描けるとは限りません。
対応するペンや筆圧、画面の色、メモリ容量なども確認が必要です。
選び方を簡単にまとめると、広い色域の画面で着色まで進めるならLenovo Yoga 7a、3K画面と32GBメモリを重視するならHP、ペン入力重視ならSurface Proが候補です。
イラストに加えて3Dや動画編集も行うなら、ROG Flow Z13も候補に入ります。
イラスト制作向け2-in-1ノートPCおすすめ4選
| モデル | おすすめな人 | メモリ・SSD | 画面 | ペン | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本体画面で着色・仕上げまで進めたい | 32GB・2TB(掲載構成) | 14型2.8K OLED・sRGB 100%/DCI-P3 100% | Yoga Pen対応。付属の有無は構成による | 309,890円(税込・掲載例)※ | |
| HP OmniBook X Flip 14-kc | 画面・メモリ重視 | 32GB・1TB | 14型3K OLED | HP 700 マルチペン対応 | 本体339,800円~※ |
| Microsoft Surface Pro | ペン入力・携帯性重視 | 構成による | 13型 | Surface Slim Pen対応 | 本体27万円台~ |
| ROG Flow Z13(2025) | 性能重視 | 32GB・1TB | 13.4型2.5K | 購入前に対応確認 | 45万円台~ |
※Lenovoの価格は、確認時点の公式セール掲載例です。32GBメモリ・2TB SSD・2.8K OLEDの構成を示しています。その他の機種は参考価格を掲載しています。価格や納期は、キャンペーンと注文時の構成によって変わります。
※Yoga 7aには、16GBメモリ・WUXGA画面の構成もあります。上の表で紹介する32GB・2.8K構成とは、仕様と価格が異なります。注文時はメモリ容量、画面の解像度、ペンの付属を確認してください。
ペンが本体価格に含まれていない機種もあります。
本体だけでなく、ペンやキーボードを含めた総額で比較してください。
2-in-1ノートPCがおすすめなのはこんな人
2-in-1ノートPCは、持ち運びながらイラストを描きたい方に向いています。
- 外出先でもイラストを描きたい
- 画面へ直接ペンで描きたい
- ラフや修正をすぐに行いたい
- PCと液晶ペンタブレットを別々に持ちたくない
- CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopを使いたい
- 学校や仕事でも同じPCを使いたい
普段はキーボードを使ってノートPCとして作業できます。
イラストを描くときは、画面を回転させたり、キーボードを取り外したりして使えます。
「作業用PC」と「描画用タブレット」を1台にまとめられるのが大きなメリットです。
自宅で長時間描くなら液タブも検討する
自宅で何時間もイラストを描くなら、2-in-1が最適とは限りません。
- 16インチ以上の大画面で描きたい
- ペンの描き心地を最優先したい
- 替え芯を細かく選びたい
- 本体の発熱が気になる
- 同じ予算で高いPC性能が欲しい
こうした方には、通常のPCと液晶ペンタブレットを組み合わせる方法が向いています。
イラスト向け2-in-1ノートPCで確認する6項目
2-in-1ノートPCは、CPUだけを見て選ばないようにしましょう。
イラスト制作では「ペン・画面・メモリ・CPU・SSD・持ち運びやすさ」の6項目を確認しましょう。
1.イラスト用のアクティブペンに対応しているか
まず確認したいのは、イラスト用のアクティブペンに対応しているかどうかです。
「タッチパネル対応」と「ペンで絵を描けること」は同じ意味ではありません。
指で操作できても、筆圧に対応したペンを使えない製品があります。
購入前に、対応ペンの正式名称まで確認してください。
- 対応するペン
- ペンが付属するか
- 別売りの場合の価格
- 充電方法
- 替え芯を購入できるか
- 本体へ収納・固定できるか
本体を買ったあとに、使いたいペンが非対応だったと分かる失敗は避けたいところです。
2.筆圧・傾き・パームリジェクション
筆圧検知があると、ペンを押す強さに合わせて線の太さや濃さを変えられます。
筆圧は、2,048~4,096段階に対応したペンが候補になります。
ただし、筆圧の段階数が多いほど描きやすいとは限りません。
線の遅れやぶれ、描き始めの反応、ペン先の感触も使いやすさに影響します。
傾き検知は、ペンを寝かせたときの角度を読み取る機能です。
鉛筆や木炭のような表現を使いたい方は、確認しておきましょう。
パームリジェクションは、描画中に置いた手のひらを誤入力しにくくする機能です。
画面へ手を置いて描くなら、パームリジェクションの使いやすさも重要です。
3.ディスプレイの色域と解像度
イラスト制作では、PC性能だけでなく画面の見え方も重要です。
Web向けのイラストが中心なら、sRGBを十分にカバーする画面が選びやすいです。
写真編集や映像制作も行うなら、DCI-P3やAdobe RGBも確認してください。
解像度は、フルHDまたはWUXGA以上が目安です。
2.5Kや2.8K以上なら、細い線や文字も滑らかに表示しやすくなります。
持ち運びやすさと描きやすさを両立するなら、13~14インチが選びやすいサイズです。
| 画面サイズ | 特徴 |
|---|---|
| 12~13インチ | 軽くて持ち運びやすい。作業領域は狭め |
| 14インチ | 持ち運びと描きやすさのバランスがよい |
| 15~16インチ | 描きやすいが、重くなりやすい |
4.メモリは16GB以上、できれば32GB
イラスト制作では、メモリ16GBを最低ラインにすると選びやすくなります。
軽いイラスト制作なら16GBでも使えます。
大きな作品や複数ソフトを扱うなら32GBがおすすめです。
| メモリ | 向いている用途 |
|---|---|
| 8GB | 新しく買うPCでは避けたい |
| 16GB | 一般的なイラスト・漫画制作 |
| 32GB | 大きなキャンバス、多数レイヤー、複数ソフト |
| 64GB | 3D・動画編集なども本格的に行う |
2-in-1ノートPCは、購入後にメモリを増設できない製品が多くあります。今回紹介するYoga 7aも、メモリを基板に固定した機種です。大きな作品や複数のソフトを使う予定なら、購入時に32GBを選びましょう。
数年間使う予定なら、最初から32GBを選ぶと余裕があります。
5.CPUはCore Ultra 5・Ryzen 5以上を目安にする
一般的な2Dイラストだけなら、最上位CPUは必要ありません。
| 用途 | CPUの目安 |
|---|---|
| 一般的なイラスト・漫画 | Core Ultra 5・Ryzen 5クラス |
| 大きなキャンバス・多数レイヤー | Core Ultra 7・Ryzen 7クラス |
| イラスト+写真編集 | Core Ultra 7・Ryzen 7クラス |
| 動画編集や3Dも行う | Core Ultra 7・Ryzen 7以上を検討 |
イラストだけなら、高性能CPUへ予算をかけすぎる必要はありません。
その分の予算を、32GBメモリや見やすいディスプレイに回す方法もあります。
6.SSDは512GB以上、できれば1TB
SSDは最低512GB、余裕を持たせるなら1TBがおすすめです。
作品だけでなく、ブラシ、3D素材、写真、資料、ソフトも保存します。
Photoshopなども使うと、空き容量はさらに減りやすくなります。
データをPC内にまとめて保存したいなら、1TBを基準にすると使いやすいです。
用途別におすすめモデルを選ぶ
着色から仕上げまで本体で進める:Lenovo Yoga 7a 2-in-1 Gen 11(14型AMD)

画面に直接描き、着色まで進めたいなら、「Lenovo Yoga 7a 2-in-1 Gen 11(14型AMD)」が候補です。広い色域に対応するOLED画面を備えた、14型の2-in-1ノートPCです。
イラスト制作を中心に使うなら、32GBメモリと2.8K OLED画面の構成をおすすめします。レイヤーの多い作品や、複数の制作ソフトを使う方にも選びやすい構成です。
Lenovo公式セールページでは、Ryzen AI 7 445・32GBメモリ・2TB SSD・2.8K OLEDの構成が309,890円(税込・送料無料)で掲載されています。カスタマイズの案内もあり、価格と納期は注文時の内容によって変わります。
| 項目 | 紹介する構成・特徴 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI 7 445 |
| メモリ | 32GB LPDDR5X。購入後の増設は不可 |
| SSD | 2TB(公式セール掲載構成) |
| 画面 | 14型2.8K OLED、2,880×1,800、最大120Hz、タッチ対応 |
| 色域 | sRGB 100%・DCI-P3 100%(メーカー公表値) |
| ペン | Yoga Pen対応。付属するペンと別売りの有無は注文画面で確認 |
| 使い方 | 360度回転する画面で、ノートPC・タブレットなどを使い分ける |
| 掲載価格 | 309,890円(税込)。32GB・2TB・2.8K構成の掲載例 |
Lenovoの公式仕様表では、2.8K OLED画面の色域はsRGB 100%・DCI-P3 100%です。色の表現を重視して選ぶなら、解像度とあわせて確認したいポイントです。
2.8K画面は、細い線や作品の細部を確認したい方に向いています。ただし、画面は光沢タイプです。照明や窓が映り込まないよう、置き場所も調整すると描きやすくなります。
メモリは購入後に増設できません。大きなキャンバスや多数のレイヤーを扱うなら、最初から32GBを選びましょう。SSDは作品と素材の保存量に合わせて選ぶと、予算を調整しやすくなります。
WUXGA OLEDも、公式仕様ではsRGB 100%・DCI-P3 100%に対応します。軽めの作品が中心なら予算を抑える候補になりますが、解像度とメモリ容量を重視する方には32GB・2.8K構成をおすすめします。
対応するYoga Penには、付属する構成と別売りの構成があります。注文画面でペンの名称と付属の有無を確認してください。描き心地は仕様の数字だけでは判断できないため、実機を試せると選びやすくなります。
注文時は「32GBメモリ・2.8K OLED画面・対応ペン」の3点を確認しましょう。価格だけで比べず、着色から仕上げまで使う構成として検討すると選びやすいです。
Lenovo公式サイトでYoga 7a 2-in-1 Gen 11の構成・価格・納期を確認する
画面とメモリ重視:HP OmniBook X Flip 14-kc

画面の見やすさと32GBメモリを重視するなら、「HP OmniBook X Flip 14-kc」が候補です。
パフォーマンスモデルは、32GBメモリと1TB SSDを搭載しています。
画面は14型の3K OLEDで、解像度は2,880×1,800です。
DCI-P3 100%、最大120Hzに対応する構成です。
大きなキャンバスや多数のレイヤーを使う方にも向いています。
- 最初から32GBメモリが欲しい
- 高解像度の画面が欲しい
- Photoshopも使う
- 写真編集も行う
対応ペンは「HP 700 リチャージブルマルチペン」です。
筆圧4,096段階と傾き検知に対応し、USB Type-Cで充電できます。
ペンは標準付属ではない構成があるため、注文時に必ず確認してください。
メモリは購入後に増設できない前提で、必要な容量を選びましょう。
ペン入力重視:Microsoft Surface Pro

ペン入力と持ち運びやすさを重視するなら、Microsoft Surface Proが選択肢です。
キーボードを取り外せるため、タブレットに近い形で使えます。
Surface Slim Penは筆圧と傾き検知に対応しています。
- 画面へ直接描く時間が長い
- 外出先へ頻繁に持ち運ぶ
- ラフや線画を描きたい
- キーボードを取り外して使いたい
キーボードやSurface Slim Penが別売りになる構成もあるため、購入前に確認してください。
本体だけでなく、ペンやキーボードを含めた価格で比較しましょう。
Snapdragon搭載モデルでは、使用するソフトや周辺機器の対応状況も確認してください。
性能重視:ROG Flow Z13(2025)

イラストに加えて3D、動画編集、ゲームもするなら、「ROG Flow Z13(2025)」が候補です。
上位構成ではRyzen AI MAX+ 395、32GBメモリ、1TB SSDを搭載しています。
画面は13.4型、2,560×1,600で、DCI-P3 100%に対応しています。
- 3D素材を多く使う
- 動画編集も行う
- ゲームもしたい
- 32GBメモリが欲しい
ただし、イラスト制作だけなら性能を持て余す可能性があります。
購入する型番が対応するペンや、筆圧検知の有無を確認してから選んでください。
2-in-1ノートPCと液晶ペンタブレットはどちらがよい?
どちらを選ぶかは、外へ持ち出すかどうかで考えると分かりやすいです。
| 比較項目 | 2-in-1ノートPC | PC+液晶ペンタブレット |
|---|---|---|
| 持ち運び | しやすい | しにくい |
| 必要な機器 | ほぼ1台で使える | PCと液タブが必要 |
| 画面サイズ | 13~14型が中心 | 大画面も選びやすい |
| 描き心地 | 製品による差が大きい | 描画専用製品が多い |
| 拡張性 | 低め | PC側を交換・増設しやすい |
| 向いている使い方 | 外出・ラフ・修正 | 自宅での長時間制作 |
外出先で描くなら2-in-1、自宅で長時間描くならPC+液晶ペンタブレットが選びやすいです。
外出用と自宅用で両方を使い分ける方法もあります。
CLIP STUDIO PAINT・Photoshopで使う場合のスペック
2-in-1ノートPCでイラストを描く場合、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopを使う方も多いでしょう。
| 用途 | CPU | メモリ | SSD | GPU |
|---|---|---|---|---|
| CLIP STUDIO PAINT中心 | Core Ultra 5・Ryzen 5以上 | 16~32GB | 512GB~1TB | 内蔵GPUでも可 |
| Photoshop中心 | Core Ultra 5・Ryzen 5以上 | 16~32GB | 1TB推奨 | 対応GPU |
| イラスト+動画編集 | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上 | 高性能GPUも検討 |
| イラスト+3D | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | 32GB以上 | 1TB以上 | GPU性能を重視 |
CLIP STUDIO PAINTを使う場合
一般的な2Dイラストなら、Core Ultra 5・Ryzen 5クラスと16GBメモリでも対応できます。
大きなキャンバスや多数のレイヤーを使うなら32GBがおすすめです。
3Dデッサン素材やアニメーションを多く使う場合も、メモリに余裕を持たせましょう。
Photoshopを使う場合
Photoshopでも、イラスト制作が中心なら最上位GPUは必要ありません。
複数のAdobeアプリやブラウザを同時に開くなら、32GBメモリがあると使いやすくなります。
ペン入力が必要なく、Photoshopを自宅で本格的に使うならデスクトップPCも候補です。
詳しくは「Photoshop向けパソコンおすすめ3選|必要スペックと選び方を用途別に解説」で紹介しています。
Illustratorを中心に使うなら通常のPCも比較する
Illustratorでは、画面に直接ペンで描けることより、CPUやメモリ、画面の見やすさが重要になる場合があります。
Illustratorが主目的なら、2-in-1に絞らず、通常のノートPCやデスクトップPCも比較しましょう。
PhotoshopやIllustratorなどをまとめて使う場合は、「Adobe Creative Cloud向けPCの選び方」も参考にしてください。
よくある質問
2-in-1ノートPCなら、どの製品でもペンで描けますか?
すべての2-in-1ノートPCがイラスト用ペンに対応しているわけではありません。
タッチ操作だけに対応し、筆圧を検知できない製品もあります。
対応ペン、筆圧、傾き検知などを購入前に確認してください。
メモリは16GBと32GBのどちらがよいですか?
一般的なイラスト制作だけなら16GBでも使えます。
大きな作品や複数ソフトを使うなら32GBがおすすめです。
購入後に増設できない機種なら、最初から32GBを選んでおくと余裕があります。
イラスト制作にGeForce RTXは必要ですか?
一般的な2Dイラスト制作だけなら、専用GPUは必須ではありません。
比較的新しい内蔵GPUでも対応できます。
3D、AI機能、動画編集、ゲームもするなら高性能GPUを検討してください。
13インチと14インチはどちらがおすすめですか?
持ち運びを最優先するなら13インチが向いています。
描きやすさとのバランスを重視するなら14インチがおすすめです。
有機ELディスプレイはイラスト制作に向いていますか?
有機ELは黒の表現やコントラストに優れ、画像を鮮やかに表示できます。
ただし、光沢による映り込みや、同じ画面を長時間表示する使い方には注意が必要です。
仕事で色を確認するなら、画面方式だけでなく色域や色の正確さも確認しましょう。
2-in-1ノートPCを液晶ペンタブレットとして別のPCにつなげられますか?
一般的な2-in-1ノートPCを、専用液晶ペンタブレットと同じようには使えません。
リモート接続などを利用する方法はありますが、遅延や筆圧の問題があります。
まとめ|外出先で直接描くなら2-in-1ノートPCが便利
イラスト向け2-in-1ノートPCは、外出先でも画面に直接描きたい方に向いています。
ただし、タッチ対応だけで選ぶのはおすすめできません。
- アクティブペン対応
- 筆圧・傾き検知
- 画面の色域・解像度
- メモリ16~32GB
- SSD 512GB~1TB
- 本体とペンを含めた重量
迷ったら、広い色域の画面で着色まで進めるならYoga 7aの32GB・2.8K OLED構成、3K画面と32GBメモリを重視するならHP、ペン入力重視ならSurface Proから比較すると選びやすいです。
自宅で長時間制作するなら、通常のPCと液晶ペンタブレットも比較してください。
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