ノートPCでもクリエイター制作ソフトがしっかり使える性能とは?必ずスペックを見ることが必要


最終更新日:2023年5月6日

【紹介編】★おすすめのクリエイターノートPC紹介

おすすめの
クリエイターノートPCを紹介
【紹介編】

New Inspiron 16 Plusなど【DELL】

DELLはアメリカの大手パソコンメーカーです。

DELLは一般的なノートPCはシンプルなデザインになっていますが、ゲーミングPCになると機械的で個性的なデザインになっています。

おすすめ①:New Inspiron 16 Plus

クリエイターの方には「【Dell】New Inspiron 16 Plus プラチナ(大容量SSD・RTX3060搭載)」がおすすめです。スペックは、

名前【Dell】New Inspiron 16 Plus プラチナ(大容量SSD・RTX3060搭載)
CPUCore i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
グラフィック GeForce RTX 3060 Laptop(PassMarkスコア:13,340)
メモリ16GB
SSD1TB
画面サイズ16.0インチ

性能的にもイラスト制作や写真編集などにおすすめです。また動画編集もある程度できるノートPCです。

おすすめ③のDell G15の場合はゲーミングノートなので形が少しゴツいですが、こちらのNew Inspiron 16 Plusは薄型でスタイリッシュな形になっています。

おすすめ②:New Inspiron 16 Plus

またゲーミングノートPCの「【Dell】New Inspiron 16 Plus ノートパソコン」もおすすめです。スペックは、

名前【Dell】New Inspiron 16 Plus ノートパソコン
CPUCore i7-13700H(PassMarkスコア:29,660)
グラフィック GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:18,542)
メモリ16GB
SSD1TB
画面サイズ16インチ

と最新で性能が高い「Core i7-13700H」と「GeForce RTX 4060 Laptop」が搭載されているのでクリエイティブな作業におすすめです。

このパソコンは性能的に動画編集などをしたいクリエイターの方に最適です。

おすすめ③:Dell G15 Ryzen Edition(高コスパ)

コストを抑えたい方は「【Dell】Dell G15 Ryzen Edition プラチナ(RTX3050搭載)」もおすすめです。

名前【Dell】Dell G15 Ryzen Edition プラチナ(RTX3050搭載)
CPURyzen 7 6800H(PassMarkスコア:23,811)
グラフィック GeForce RTX 3050 Laptop(PassMarkスコア:9,358)
メモリ16GB
SSD512GB
画面サイズ15.6インチ

こちらはCPUにRyzen 7 6800Hを搭載していますが、Ryzen 6000シリーズは性能が高くコスパが高いのでおすすめです。

性能的にイラスト制作や画像編集などにおすすめです。動画編集もカット編集や字幕制作などをする程度なら十分にすることができます。


公式サイトで詳しく見るにはこちら

Victus 16 (高性能、スタイリッシュ)【HP】

HPはアメリカの大手パソコンメーカーです。HPはスタイリッシュなデザインのノートPCをたくさん作っているメーカーです。

HPのVictus 16にはCPUにIntel社のCore iシリーズを搭載した「Victus 16(インテル)」とAMDのRyzenシリーズを搭載した「Victus 16 (AMD)」の2種類があります。

おすすめ①:Victus 16 パフォーマンスプラスモデル

クリエイター向けのパソコンには「Victus by HP 16-d1034TX パフォーマンスプラスモデルG2」がおすすめです。

  • CPU:Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
  • グラフィック:GeForce RTX 3050 Ti Laptop(PassMarkスコア:10,114)
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB

となっていて動画編集やイラスト制作などできるノートPCとなっています。

おすすめ②:Victus 16 パフォーマンスモデル

もう少し安い「Victus by HP 16-d1033TX パフォーマンスモデルG2」もおすすめです。スペックは、

  • CPU:Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
  • グラフィック:GeForce RTX 3050 Laptop(PassMarkスコア:9,358)
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB

となっていてイラスト制作やPhotoshopなどで画像編集をするのに最適な性能のノートPCです。


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クリエイターパソコン DAIV (カスタマイズ可)【マウスコンピューター】

クリエイターパソコン「DAIV」シリーズはマウスコンピューターのシリーズです。デスクトップとノートPCどちらも用意されています。

マウスコンピューターはBTOパソコンショップなので注文時にパーツをカスタマイズすることができます

おすすめ①:DAIV S4-I7G60CB-B

多くのクリエイターの方には「DAIV S4-I7G60CB-B」がおすすめです。

名前DAIV S4-I7G60CB-B
CPUCore i7-13700H(PassMarkスコア:29,660)
グラフィック GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:18,542)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

となっているので動画編集などに最適な性能があります。

カスタマイズでメモリを64GBにしたり、SSDを増設して注文することもできるのでおすすめです。

おすすめ②:DAIV Z6-I7G5TSR-A

コストを抑えたい方は「DAIV Z6-I7G5TSR-A」がおすすめです。

名前DAIV Z6-I7G5TSR-A
CPUCore i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
グラフィック GeForce RTX 3050 Ti Laptop(PassMarkスコア:10,114)
メモリ16GB
SSD512GB NVMe対応

このパソコンはGPUに「RTX 3050 Ti」が搭載されているので安くなっています。

ですがCPUは「Core i7-12700H」が搭載されているのでイラスト制作や写真編集などに最適です。また動画編集にも十分使用できるパソコンです。


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IdeaPad(高コスパ・ハイスペック) 【Lenovo】

Lenovoは世界シェア1位になることもあるパソコンメーカーです。

現在定番ビジネスノートPCのThinkPadなどを販売している会社です。

Lenovoのパソコンはコストパフォーマンスが高いのでおすすめです。

おすすめ①:IdeaPad Gaming 370i

クリエイターの方におすすめのパソコンは「Lenovo IdeaPad Gaming 370i」です。スペックは、

名前Lenovo IdeaPad Gaming 370i
CPUCore i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
グラフィック GeForce RTX 3060 Laptop(PassMarkスコア:13,340)
メモリ16GB
SSD512GB

となっています。Core i7-12700HはノートPC用CPUとしては性能が高いのでイラスト制作や写真編集などに最適です。また動画編集なども十分できます。

おすすめ②:Legion Pro 5i Gen 8

さらにハイスペックなパソコンが欲しい方は「Legion Pro 5i Gen 8 16型 (第13世代Intel® Core™)」がおすすめです。スペックは、

名前Legion Pro 5i Gen 8 16型 (第13世代Intel® Core™)
CPUCore i7-13700HX(PassMarkスコア:33,932)
グラフィック GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:18,542)
メモリ16GB
SSD1TB

となっています。

このPCに搭載されている「Core i7-13700HX」や「RTX 4060 Laptop」はノートPC用CPUとしてはかなり性能が高いので動画編集にも最適です


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Surface Laptop Studio(折りたたみ式コンバーチブル)【Microsoft】

Microsoftの「Surface Laptop Studio」はコンバーチブル型の2-in1ノートPCです。Surface Laptop Studioはクリエイター向けのノートPCとなっています。

Surface Laptop Studioはコンバーチブル型のノートPCですが、他のコンバーチブルとは違います。一般的なコンバーチブルはキーボード部分を360°回転させてくっつけるのでキーボード面が外側に行きます。なので手で持ち上げるとキーボードを触ってしまいます。

Surface Laptop Studioはモニターのうしろの部分を折りたたんでキーボード面が内側に行きます。指がキーボードに当たらないので使いながら持ち歩くのに便利です。

またSurface Laptop StudioはGPUに性能が低い内蔵グラフィックの「Intel Iris」しか搭載されていないものもあるので気をつけてください。仕様を選ぶ時に「NVIDIA GeForce」と書かれているものを選ぶ必要があります

おすすめ①:Surface Laptop Studio [Core i7、16GB RAM、512GB SSD、NVIDIA GeForce RTX]

イラスト制作におすすめのノートパソコンは「Surface Laptop Studio – インテル Core i7、16GB RAM、512GB SSD、NVIDIA® GeForce RTX™」です。スペックは、

  • CPU:Intel Core i7-11370H(PassMarkスコア:12,247)
  • GPU:GeForce RTX 3050 Ti Laptop(PassMarkスコア:10,114)
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB

となっていてイラスト制作などの他にも軽めの動画編集も十分できるPCとなっています。


MicrosoftでSurface Laptop Studioを詳しく見るにはこちら

ROG Flow Z13など(高コスパ)【ASUS】

ASUSは世界シェア5位の大手パソコンメーカーです。

他のメーカーにはCore i9やRyzen 9が搭載されたノートPCはあまりないですが、ASUSにはたくさんあるのでおすすめです。

ASUSのPCは個性が強いパソコンが多いです。例えばコンバーチブル型2-in-1なのにゲーミングPCで性能が高い「ROG Flow Xシリーズ」、セパレート型2-in-1 PCなのに性能が高いゲーミングPCの「ROG Flow Zシリーズ」、ノートPCなのに2画面搭載の「Duoシリーズ」など癖が強いPCを作っています。

また別売りで「ROG XG Mobile」という外付けGPUも販売されています。USBで接続するとGPUとして使用ができるので高画質にゲームがしたい方の他にも高画質な動画を編集したい方にもおすすめです。

ROG XG MobileはGeForce RTX 3080搭載の「ROG XG Mobile GC31 (GC31S-026)」があります。

おすすめ①:Vivobook Pro (高コスパ・性能も高い)

動画編集におすすめのノートPCは「ASUS Vivobook Pro 14X OLED M7400QC (M7400QC-KM058W)」です。

  • CPU:Ryzen 9 5900HX(PassMarkスコア:22,830)
  • グラフィック:GeForce RTX 3050 Laptop(PassMarkスコア:9,358)
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB

とノートPC用のCPUとしては性能の高い「Ryzen 9 5900HX」が搭載されているので動画編集やイラスト制作など様々なクリエイターの方におすすめです。

おすすめ②:ROG Flow X13 (ハイスペック・セパレート型2-in-1)

また「ROG Flow Z13 GZ301ZC (GZ301ZC-I7R3050)」もおすすめです

  • CPU:Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
  • グラフィック:GeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
  • メモリ:16GB
  • SSD:512GB

ROG Flow Z13シリーズは13インチのコンパクトなセパレート型のゲーミングノートPCです。セパレート型2-in-1 PCとはキーボード部分を外せるノートPCです。つまりキーボードを外したらタブレットPCのように使用できる2-in-1 PCということになります。

ゲーミングPCなので見た目がいかついですが、ハイスペックなCPUを搭載しているしっかりと動画編集もできるPCが欲しい方にはおすすめです。

ROG Flow X13シリーズでは他にもCore i9を搭載した「ROG Flow Z13 GZ301ZE (GZ301ZE-I9R3050TE)」もおすすめです。


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【解説編】クリエイターの制作ソフトが使えるノートPCの選び方を解説

クリエイターPCは基本的にはデスクトップ型を選ぶのがおすすめ

Computer Laptop Technology Keyboard  - Free-Photos / Pixabay

クリエイターの方が使うパソコンは
デスクトップPCがおすすめ

クリエイターパソコンとは動画編集ソフト、イラスト制作ソフト、画像編集ソフト、音楽制作ソフトなどのクリエイターの方が使用する制作ソフトを快適に使用できるパソコンのことです。

クリエイター系ソフトは普通のパソコンよりも性能が高くないと動作が重くなったり、フリーズしたり、データが壊れてたりしてしまう可能性がで出てきます

パソコンの動作が重たかったりフリーズしたりすることは時間を1秒も無駄にしたくないクリエイターの方にとって制作時間の喪失となるので、できるだけ高性能なパソコンを買いたいです。

なのでこのサイトでは基本的には性能の低いノートパソコンはクリエイター向けPCとしておすすめしていません。

ノートパソコンをクリエイターPCとしておすすめできない理由

ノートパソコンをクリエイターPCに
おすすめできない理由

①ノートパソコンは性能が低い

Notebook Desk Work Office Business  - Firmbee / Pixabay

① ノートパソコンは性能が低い

ノートパソコンは基本的にデスクトップパソコンよりも性能が低いです。動画編集ソフトや画像編集ソフトなどのクリエイターソフトはCPUの負担が大きいので、クリエイター系ソフトを使用するパソコンはCPUの性能が高くないと作業しづらくなってしまいます。

ですがノートパソコンに使用されているCPUはデスクトップパソコン用のCPUよりも性能が抑えられています。CPUの性能が高いと電力を多く消費してしまいバッテリーがすぐに切れてしまうからです。

バッテリーが切れてしまうとノートPCは使えなくなってしまうので、CPUの性能を下げて省電力化し長く使えるようにしています。

また電力が多いと熱が発生しやすくなってノートPCが壊れやすくなるのも理由の一つです。

ノートパソコンはパーツが狭いところにしきつめられているので熱がこもりやすいです。長時間作業したりCPUの負担がかかるような重たい処理をし続けるとCPUが熱くなるのでパソコンの動作が不安定になったり壊れやすくなります

ノートパソコンの場合は熱を逃がしにくいのでCPUの性能を抑えることで発熱を減らしているのです。

ノートPC用CPUはデスクトップ用CPUと比較するとCore i7なのに性能はCore i3レベル

ノートパソコンに使われているCPUには「Core i7-1165G7」、「Core i7-12700H」などのように型番の後ろの方にアルファベットの「G、H、U、P」のいずれかが入っていることが多いです。

実際にわかりやすくPassmark社のベンチマークスコアで調べてみると

ノートPC用CPUCore i7-1270P(PassMarkスコア:17,762)
デスクトップ用CPUCore i7-12700(PassMarkスコア:31,125)
デスクトップ用CPUCore i5-12500(PassMarkスコア:20,287)
デスクトップ用CPUCore i3-12300(PassMarkスコア:14,706)

となっていてCore i7-1270PはCore i7なのにもかかわらずデスクトップ用Core i5-12500よりも更に低くCore i3よりちょっと高いくらいのスコアです。Core i7でもノートパソコンの場合、実質Core i3よりちょっと高いくらいの性能しかないことがわかります。

このようにノートパソコン用のCPUはデスクトップ用のCPUよりもグレードが一段階から二段階下がってしまいます。

動画編集などのクリエイターソフトを快適に動かすにはできればCore i7以上の性能が欲しいのでノートPCでは不向きであることがわかると思います。

第12世代以降のCore iシリーズは性能が高いものもある

最近のノートPC用のCPUは性能が高いものもあります。

特に「Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)」などのように型番の最後にHがつくものはあまり下がらなくなっています。

例えば「Core i7-12700H」の場合、Hの付かないデスクトップ用CPUの「Core i7-12700(PassMarkスコア:31,125)」よりは下がりますが、ランクが一つ下の「Core i5-12500(PassMarkスコア:20,287)」よりは上に行くようになってきています。

ですがノートPC用のCPUには種類が多いです。第12世代Core i7のノートPC用CPUには他にも

  • Core i7-12800H(Passmarkスコア:24,412)
  • Core i7-12650H(Passmarkスコア:24,672)
  • Core i7-1280P(Passmarkスコア:20,045)
  • Core i7-1265U(Passmarkスコア:13,505)
  • Core i7-1260U(Passmarkスコア:13,024)
  • Core i7-1250U(Passmarkスコア:13,323)
  • etc.

などたくさん種類がありますし、ほとんどは性能が落ちます。しかも性能の高いノートPC用のCPUが搭載されたノートPCはあまり販売されていません。

なのでノートPCを買う前には必ずCPUの性能を調べなければいけません。

②ノートパソコンは壊れやすい

Analytics Charts Traffic Marketing  - StockSnap / Pixabay

② ノートパソコンは壊れやすい

ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも壊れやすいです。

パソコンは熱に弱いです。ですがCPUやGPU、電源、SSDなどのパソコンパーツは使用する時にどうしても熱が発生します。なのでパソコンはファンをつけて風で冷やしたり、パソコンの置いてある部屋をエアコンをつけて冷やしたりしなくてはいけません。

ノートパソコンはパーツを狭いスペースにしきつめていますし、ファンもデスクトップPCよりもサイズが小さく数も少ないので、デスクトップパソコンと比べるとどうしても熱くなりやすくなり、パソコンが壊れやすくなってしまいます

壊れても構わないパソコンとしてノートパソコンを使うのはいいのですが、ノートPCをメインパソコンにするとすぐ壊れてしまって大事なデータが消えてしまったりしかねません。なのでノートパソコンはクリエイターの方が使うメインパソコンとしてはあまりおすすめできません。

バッテリーは使用しているうちに減るスピードが速くなる

またノートパソコンはバッテリーを使用しているので、ノートパソコンを使用しているうちにバッテリーが切れるまでの時間が短くなります。最終的には必ずと言っていいほどバッテリーが使えなくなって外では使用できなくなります。

デスクトップでは壊れなければ長くて10年くらい使い続けられますが、ノートPCはバッテリーの減りが早くなるスマートフォンのようにすぐに買い換えなければいけなくなります

③ノートパソコンは価格が高い

③ ノートパソコンは価格が高い

ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも価格が高いです。

デスクトップパソコンよりも性能が低いのに価格は高くなっています。

同じ価格のデスクトップパソコンとノートパソコンを買った場合、ノートパソコンの性能はデスクトップPCより一段階~二段階下になります

もしデスクトップパソコンと同じくらいの性能のノートパソコンを買いたい場合、高い価格のノートパソコンを買わなくてはならなくなります。

実際にCPUにCore i7、メモリ16GB、SSDに500GB前後で比較してみます。

種類メーカーパソコンCPU価格
ノートPCDELL【Dell】Inspiron 14 Intel プラチナCore i7-1255U(Passmarkスコア:13,503)158,999円
ノートPCDELL【Dell】New Latitude 7330 プラチナ (大容量メモリー&SSD搭載)Core i7-1255U(Passmarkスコア:13,503)475,999円
ノートPCHPHP 15s-fq5000 パフォーマンスプラスモデルG4Core i7-1255U(Passmarkスコア:13,503)148,500円
ノートPC富士通LIFEBOOK WA3/G2 フルフラットファインパネルCore i7-1260P(Passmarkスコア:17,072)250,780円
デスクトップパソコン工房ミニタワーパソコン STYLE∞ M-Class [STYLE-M06M-127-UHX]Core i7-12700(PassMarkスコア:31,125)158,000円
デスクトップDELL【Dell】Inspiron コンパクトデスクトップ 【即納】プラチナCore i7-12700(PassMarkスコア:31,125)158,000円
2022年11月7日時点での価格

このようにノートPCの場合は価格が高くても性能が低いことも多いので注意が必要です。

それでもノートパソコンにする時に気をつけること

それでもノートパソコンにする時に
気をつけること

それでもノートパソコンでクリエイター系制作ソフトを使用したいという方ももちろんいらっしゃいます。その場合以下の点を気をつければノートパソコンをクリエイターパソコンにしてもいいと思います。

  • メインパソコンではなくサブのパソコンにする
  • 必ず性能を確認する
  • 必要なときだけ持ち運ぶ(出先でデータの修正が必要になる可能性がある時など)
  • 消えたり盗まれても困るデータはあまり入れない

ノートPCを買う前にチェックするスペック

silver laptop on brown wooden table

ノートPCを買う前にチェックするスペック

①CPU:ノートPCのCPUは性能が低いので必ずチェックする

① CPUの選び方

おすすめのCPU:
  • Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
  • Core i9-12900H(PassMarkスコア:28,920)
  • Core i7-13700H(PassMarkスコア:29,660)
  • Ryzen 7 5800H(PassMarkスコア:21,259)
  • Ryzen 7 6800H(PassMarkスコア:23,811)など
🔽 CPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
※紫色の字はデスクトップ用CPU

ノートパソコン用のCPUはデスクトップ用のCPUよりも性能が低いです。

性能の高いCPUは電力を多く消費するのでバッテリーがすぐに切れてしまいます。なので長くノートパソコンが使えるようにCPUの性能を落として省電力化をしています。

デスクトップPCの場合、動画編集やゲーム配信などの重いソフトを使用するには最低でもCore i7以上が必要で、イラスト制作や画像編集、軽めの動画編集(カットしたり字幕を付ける程度、解像度フルHD程度)などはCore i5以上の性能のCPUがあったほうがいいです。

ですがノートパソコンのCPUとなると性能が低くなるので最低でもCore i7以上が必要です。

ノートPC用のCPUには型番にH、U、Gなどのアルファベットがついていることが多いです(Core i7-11800H、Ryzen 7 5800Uなど)。これらのノートPC用CPUはH、U、GがついていないデスクトップCPUよりも性能が1段階~2段階下がります

ノートパソコンの中にはデスクトップ用CPUが搭載されている製品もあります。クリエイターPCの場合デスクトップ用CPUが搭載されているノートパソコンがおすすめです。

ノートパソコン用CPUでも

  • Core i7-12700H(PassMarkスコア:26,614)
  • Core i9-12900H(PassMarkスコア:28,920)
  • Ryzen 7 5800H(PassMarkスコア:21,259)

などなら「Core i5-12400(PassMarkスコア:19,536)」と同じくらいかそれ以上の性能なのでクリエイターソフトを使用することはできます。

②グラフィックボード:搭載されていないノートPCがとても多いので注意

② GPUの選び方

動画編集やイラスト制作などの多くのクリエイターソフトはグラフィックボード(GPU)が搭載されていたほうが動作が早くなったり機能が使いやすくなったりします。

Adobe PhotoshopやPremiereなどのクリエイターソフトウェアの中にはGPUが使用できないパソコンでは一部の機能が使えないので、基本的にはグラフィックボードが搭載されたパソコンを買うことを強くおすすめします。

パソコンのグラフィックボード(GPU)欄に「Intel UHD」、「Intel Iris」、「Radeon RX Vega M (Mobile)」などと書かれていることがありますが、これらはCPUの内蔵グラフィックです。内蔵グラフィックは性能がとても低いのでおすすめできません。

多くのノートパソコンには内蔵グラフィックしか搭載されていないので注意してください。クリエイター向けノートパソコンとして販売されている製品でも内蔵グラフィックになっているものは多いので必ず確認してください。

おすすめのGPUはGeForceの「GTX 1650 SUPRE」、「GTX 1660 SUPER」、「GTX 1050 Ti」などです。このくらいあれば動画編集やイラスト制作などのクリエイターソフトにも十分な性能のGPUとなります。

GeForce RTXシリーズの中には「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」などのように「Laptop GPU」「with Max-Q design」と書かれているものがありますが、これはノートPC用のGPUです。with Max-Q design、Laptop GPUと書かれていないものよりも性能が低くなっていますが、クリエイター向けのGPUとしては十分な性能があるのでCPUの場合とは違って問題はありません。本来よりも性能が低いということだけ理解して買えばいいでしょう

③メモリ:増設できない可能性もある

③ メモリ容量の選び方

SO-DIMM ノートPC用メモリ

メモリは作業中のデータを入れてくパーツです。例えば動画を編集するときには動画データを読み込んでメモリに入れておきます。

クリエイターソフトで使うデータはサイズが大きいのでメモリ容量が多めに必要になります。特に動画データは容量が大きいのでメモリ容量が多く必要になります。

デスクトップパソコンでは簡単にメモリの増設ができますが、ノートパソコンの場合メモリ容量が少なかったり増設もできなかったりすることが多いので注意が必要です。

クリエイターパソコンとして使用する場合、メモリ容量は最低でも16GBあったほうがいいです。ノートパソコンの場合、増設できないこともあるので必要なメモリ容量が搭載されているノートパソコンを買うことをおすすめします。

もし自分で増設する場合、SO-DIMMというノートパソコン用のメモリを買わなければいけませんので注意してください。

④SSD・HDD容量:少ない。外付けも検討する

④ SSD容量の選び方

HDDやSSDは容量が少なくなっているノートパソコンが多いです。できるだけ大きいものを買ったほうがいいでしょう。

250GBくらいしかないパソコンはクリエイターパソコンには向いていないので注意してください。特に動画編集で使用する場合、動画データはとてもファイルサイズが大きいのですぐに容量が尽きてしまいます。

もし容量が足りなくなったらUSBの外付けSSDや外付けHDDで増設することもできます。ですが持ち運びが煩わしいのでできれば最初から容量が十分にあるノートパソコンを買うことをおすすめします。

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