ノートPCでもクリエイター制作ソフトがしっかり使える性能とは?必ずスペックを見ることが必要
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最終更新日:2024年3月19日
目次
【紹介編】★おすすめのクリエイターノートPC紹介
おすすめの
クリエイターノートPCを紹介
【紹介編】
【マウスコンピューター】クリエイターパソコン DAIV (カスタマイズ可)
クリエイターパソコン「DAIV」シリーズはマウスコンピューターのシリーズです。デスクトップとノートPCどちらも用意されています。
マウスコンピューターはBTOパソコンショップなので注文時にパーツをカスタマイズすることができます。
また他のパソコンメーカーよりもスペックのバリエーションが多いです。
他のパソコンメーカーは色々な人に合わせてスペックを選べるわけではないので例えば「CPUがCore i7で、メモリ32GBで、GPUにRTX 3060」という組み合わせのPCがピンポイントで欲しいと思っても「Core i7搭載のPCはメモリが16GBのPCしかない、GPUにRTX 3050とRTX 3070しかない」、ということが起こります。
ですがマウスコンピューターのDAIVシリーズではCPUとGPUがひと通りのスペックが揃っています。
カスタマイズができるのでメモリをさらに32GBや64GBにしたり、SSDを1TB・2TBにすることなどができます。なので幅広いスペックのパソコンを買うことができます。
おすすめ①:DAIV S4-I7G60CB-B
多くのクリエイターの方には「DAIV S4-I7G60CB-B」がおすすめです。
名前 | DAIV S4-I7G60CB-B |
CPU | Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) |
画面サイズ | 14インチ |
となっているので動画編集、イラスト制作などに最適な性能があります。
カスタマイズでメモリを64GBにしたり、SSDを増設して注文することもできるのでおすすめです。
おすすめ②:DAIV Z6-I7G5TSR-A
ハイスペックなPCが欲しい方は「DAIV Z6-I9G70SR-A」がおすすめです。
名前 | DAIV Z6-I9G70SR-A |
CPU | Core i9-13900H(PassMarkスコア:29,287) |
グラフィック | GeForce RTX 4070 Laptop(PassMarkスコア:19,664) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) |
画面サイズ | 16インチ |
このパソコンはCPUに性能の高い「Core i9-13900H」を、GPUに「RTX 4070」が搭載されているハイスペックな構成です。
このPCはハイスペックなので本格的な動画編集がしたい方や、パソコンの動作を高速で安定させたい様々なクリエイターの方におすすめです。
カスタマイズでメモリを64GBにしたりSSDを2TBなどにしたりできます。必要な方はおすすめです。
おすすめ③:DAIV R4-I7G50WT-A
コストを抑えたい方は「DAIV R4-I7G50WT-A」がおすすめです。
名前 | DAIV R4-I7G50WT-A |
CPU | Core i7-12650H(PassMarkスコア:24,031) |
グラフィック | GeForce RTX 3050(PassMarkスコア:12,881) |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB (NVMe Gen4×4) |
画面サイズ | 14インチ |
このパソコンはGPUに「RTX 3050」が搭載されているので安くなっています。
ですがCPUは「Core i7-12650H」が搭載されているのでイラスト制作や写真編集などに最適です。軽めの動画編集もすることができます。
SSDの容量が少なめなのでカスタマイズでSSDの容量を1TBなどに増やすのがおすすめです。メモリも32GB以上にするのがおすすめです。
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【DELL】Inspiron 16 Plusなど(高コスパ)
DELLはアメリカの大手パソコンメーカーです。
DELLは一般的なノートPCはシンプルなデザインになっていますが、ゲーミングPCになると機械的で個性的なデザインになっています。
おすすめ①:Inspiron 16 Plus
Dell Gシリーズ以外が欲しい方は「【Dell】Inspiron 16 Plus ノートパソコン」がおすすめです。スペックは、
名前 | 【Dell】Inspiron 16 Plus ノートパソコン |
CPU | Core i7-13620H(PassMarkスコア:25,931) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
画面サイズ | 16.0インチ |
Dell G15、G16はゲーミングノートなので形が少しゴツいですが、こちらのInspiron 16 Plusは薄型でスタイリッシュな形になっています。
性能的にも動画編集やイラスト制作、写真編集などにおすすめです。
おすすめ②、おすすめ③のDell G15の場合はゲーミングノートなので形が少しゴツいですが、こちらのNew Inspiron 16 Plusは薄型でスタイリッシュな形になっています。
おすすめ②:Dell G15 (ハイスペック)
ハイスペックなPCが欲しい方は「【Dell】Dell G15 ゲーミング ノートPC」(Core i9搭載)がおすすめです。
名前 | 【Dell】Dell G15 ゲーミング ノートPC |
CPU | Core i9-13900HX(PassMarkスコア:44,620) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB (M.2, PCIe NVMe) |
画面サイズ | 15.6インチ |
こちらはCPUにノートPC用としては性能の高い「Core i9-13900HX」を、GPUに「RTX 4060 Laptop」を搭載しているハイスペックなノートPCなのでおすすめです。
性能的に動画編集などをしたい方、クリエイティブ系の制作ソフトをノートPCでも本格的に使用したいクリエイターの方におすすめです。
おすすめ③:Dell G15 (高コスパ)
コスパの高いノートPCが欲しい方は「【Dell】Dell G15 ゲーミング ノートPC」(Core i7搭載)もおすすめです。
名前 | 【Dell】Dell G15 ゲーミング ノートPC |
CPU | Core i7-13650HX(PassMarkスコア:31,916) |
グラフィック | GeForce RTX 4050 Laptop(PassMarkスコア:14,709) |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB (M.2, PCIe) |
画面サイズ | 15.6インチ |
性能が高い「Core i7-13700H」と「GeForce RTX 4050 Laptop」が搭載されているのでクリエイティブな作業に十分使用できます。
このパソコンは性能的にイラスト制作や軽めの動画編集などをしたいクリエイターの方におすすめです。
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【HP】Victusなど (高性能、スタイリッシュ)
HPはアメリカの大手パソコンメーカーです。
HPの特徴はスタイリッシュなデザインのノートPCをたくさん作っているところです。
おすすめ①:Pavilion Plus 16 [パフォーマンスモデル]
「Pavilion Plus 16シリーズ」はクリエイティブ向けのPCがパソコンが用意されています。
その中でもおすすめのノートPCは「Pavilion Plus 16-ab0007TX パフォーマンスモデル」です。
名前 | Pavilion Plus 16-ab0007TX パフォーマンスモデル |
CPU | Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510) |
グラフィック | GeForce RTX 3050(PassMarkスコア:12,881) |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB(NVMe M.2) |
画面サイズ | 16インチ |
このPCはCPUにノートPC用としては性能の高い「Core i7-13700H」と「RTX 3050 Laptop」が搭載されています。
性能的に動画編集、イラスト制作、RAW現像、DTMなどをしたいクリエイターの方におすすめです。
おすすめ②:OMEN 16 [パフォーマンスモデル]
「OMEN 16シリーズ」は性能の高いパソコンが多く用意されています。
その中でもクリエイター向けのPCには「OMEN 16 [パフォーマンスモデル]」がおすすめです。
名前 | OMEN 16 [パフォーマンスモデル] |
CPU | Core i7-13700HX(PassMarkスコア:34,091) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB (M.2 PCIe) |
画面サイズ | 16.1インチ |
このPCはCPUにさらに性能の高い「Core i7-13700HX」が搭載されています。
このPCはハイスペックなので本格的な動画編集をしたい方、その他様々な制作ソフトを安定した動作で使用したいクリエイターの方に最適な性能のノートPCです。
おすすめ③:Victus 16 [アドバンスモデル]
コスパの高いPCが欲しい方は「Victus 16 [アドバンスモデル]」がおすすめです。
名前 | Victus 16 [アドバンスモデル] |
CPU | Ryzen 7 7840HS(PassMarkスコア:29,060) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB (M.2 PCIe) |
画面サイズ | 16.1インチ |
このPCはCPUにノートPC用としては性能の高い「Ryzen 7 7840HS」が搭載されています。
動画編集、イラスト制作、RAW現像、DTMなどをしたい様々なクリエイターの方にちょうどいい性能のノートPCとなっています。
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【Lenovo】IdeaPadなど(高コスパ・ハイスペック)
Lenovoは年によっては世界シェア1位になることもあるパソコンメーカーです。
現在定番ビジネスノートPCの「ThinkPadシリーズ」などを販売している会社です。
Lenovoのパソコンはコストパフォーマンスが高いのでおすすめです。
おすすめ①:Lenovo LOQ 16IRH8(高性能・高コスパ)
クリエイターの方におすすめのパソコンは「Lenovo LOQ 16IRH8」です。
名前 | Lenovo LOQ 16IRH8 |
CPU | Core i7-13620H(PassMarkスコア:25,931) |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB [M.2 PCIe-NVMe] |
このPCに搭載されている「Core i7-13620H」や「RTX 4060 Laptop」はノートPC用CPUとしては性能が高いので動画編集にも最適です。
おすすめ②:Legion Pro 7i Gen 9(ハイスペック)
ハイスペックPCが欲しい方は「Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 [83DE001LJP]」がおすすめです。
名前 | Lenovo Legion Pro 7i Gen 9 [83DE001LJP] |
CPU | Core i9-14900HX(PassMarkスコア:46,968) |
グラフィック | GeForce RTX 4080 Laptop(PassMarkスコア:25,875) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB [M.2 PCIe-NVMe] |
このPCに搭載されている「Core i9-14900HX」や「RTX 4080 Laptop」はノートPC用CPU・GPUとしてはかなり性能が高いです。
本格的な動画編集にも最適です。4Kなどの高解像度動画編集も十分できます。
おすすめ③:Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル(カスタマイズ可)
自分の求めているスペックのPCが欲しい方は「Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル」がカスタマイズができるのでおすすめです。
名前 | Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル |
CPU | Core i5-13450HX(PassMarkスコア:25,216) ※Core i7-14700HX、Core i9-14900HXなどにカスタマイズ可 |
グラフィック | GeForce RTX 4060 Laptop(PassMarkスコア:17,846) ※RTX 4070 Laptopにカスタマイズ可 |
メモリ | 16GB ※32GBにカスタマイズ可 |
SSD | 512GB (M.2 PCIe-NVMe) ※1TBにカスタマイズ可 |
こちらのPCはカスタマイズでCPUにノートPC用CPUとしてはかなり性能が高い「Core i7-14700HX(PassMarkスコア:35,869)」や「Core i9-14900HX(PassMarkスコア:46,968)」にすることができます。
またカスタマイズでGPUを「RTX 4070 Laptop」にしたり、メモリを32GBにしたりなどBTOパソコンに近いレベルでカスタマイズできます。
動画編集やイラスト制作、写真編集、DTMなど幅広い用途に合わせてスペックを選ぶことができるのでおすすめです。
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【Microsoft】Surface Laptop Studio 2(折りたたみ式コンバーチブル)
Microsoftの「Surface Laptop Studio 2」はコンバーチブル型の2-in1ノートPCです。Surface Laptop Studioシリーズはクリエイター向けのノートPCとなっています。
Surface Laptop Studioシリーズはコンバーチブル型のノートPCですが、他のコンバーチブルとは違います。一般的なコンバーチブルはキーボード部分を360°回転させてくっつけるのでキーボード面が外側に行きます。なので手で持ち上げるとキーボードを触ってしまいます。
Surface Laptop Studioはモニターのうしろの部分を折りたたんでキーボード面が内側に行きます。指がキーボードに当たらないので使いながら持ち歩くのに便利です。
またSurface Laptop StudioはGPUに性能が低いCPU内蔵グラフィックの「Intel Iris」しか搭載されていないものもあるので気をつけてください。仕様を選ぶ時に「NVIDIA GeForce」と書かれているものを選ぶ必要があります。
おすすめ①:Surface Laptop Studio 2 [RTX 4050]
多くのクリエイターの方におすすめの機種は「Surface Laptop Studio 2 [GeForce RTX 4050搭載]」です。スペックは、
名前 | Surface Laptop Studio 2 [GeForce RTX 4050搭載] |
CPU | Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510) |
グラフィック | GeForce RTX 4050 Laptop(PassMarkスコア:14,709) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
となっていて動画編集、イラスト制作などを満足にできるPCとなっています。
Surface Laptop Studio 2はすべての機種がCPUに「Core i7-13700H」を搭載しているのでクリエイターの方にもおすすめです。
ただしGPUは性能が低いCPU内蔵グラフィックの「Intel Iris」しか搭載されていない機種もあるので注意してください。
おすすめ②:Surface Laptop Studio [Core i7、16GB RAM、512GB SSD、NVIDIA GeForce RTX]
コストを抑えたい方は「Surface Laptop Studio – インテル Core i7、16GB RAM、512GB SSD、NVIDIA® GeForce RTX™」がおすすめです。
名前 | Surface Laptop Studio – インテル Core i7、16GB RAM、512GB SSD、NVIDIA® GeForce RTX™ |
CPU | Intel Core i7-11370H(PassMarkスコア:12,247) |
グラフィック | GeForce RTX 3050 Ti Laptop(PassMarkスコア:10,173) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
こちらはイラスト制作なども十分できるPCとなっています。
Surface Laptop Studio 2は高性能ですが価格も高いので、あえて1世代前の「Surface Laptop Studio」を購入するのもありです。
1世代前でも機種によってはイラスト制作や軽めの動画編集に使用できるものもあります。
ただしStudio Laptop StudioはCPUにCore i5-11300Hしか搭載されていない機種もあるので注意してください。Core i5-11300Hはクリエイティブソフトの使用には少し難しいです。
MicrosoftでSurface Laptop Studioを詳しく見るにはこちら
【ASUS】Vivobookなど(高コスパ)
ASUSは世界シェア5位の大手パソコンメーカーです。
他のメーカーにはCore i9やRyzen 9が搭載されたノートPCはあまりないですが、ASUSにはたくさんあるのでおすすめです。
ASUSのPCは個性が強いパソコンが多いです。例えばコンバーチブル型2-in-1なのにゲーミングPCで性能が高い「ROG Flow Xシリーズ」、セパレート型2-in-1 PCなのに性能が高いゲーミングPCの「ROG Flow Zシリーズ」、ノートPCなのに2画面搭載の「Duoシリーズ」など癖が強いPCを作っています。
また別売りでGeForce RTX 4090 laptop搭載の「ROG XG Mobile GC33Y (GC33Y-021)」という外付けGPUも販売されています。
USBで接続するとGPUとして使用ができるので高画質にゲームがしたい方の他にも高画質な動画を編集したい方にもおすすめです。
おすすめ①:Vivobook 14X K3405VC(高コスパ・性能も高い)
クリエイター向けのノートPCが欲しい方は「Vivobook 14X K3405VC (K3405VC-NZ140W)」がおすすめです。
名前 | Vivobook 14X K3405VC (K3405VC-NZ140W) |
CPU | Core i9-13900H(PassMarkスコア:29,287) |
グラフィック | GeForce RTX 3050(PassMarkスコア:12,881) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB (M.2 PCIe-NVMe) |
画面サイズ | 14インチ |
このPCはCPUに性能の高い「Core i9-13900H」を搭載しているのでたいていのソフトをサクサク使うことができます。
性能的には動画編集をしたい方におすすめです。メモリ容量やSSDが少なめなので注意してください。
おすすめ②:Zenbook Pro 14 OLED UX6404VI (ハイスペック)
ハイスペックなPCが欲しい方は「Zenbook Pro 14 OLED UX6404VI (UX6404VI-P4049W)」です。
名前 | Zenbook Pro 14 OLED UX6404VI (UX6404VI-P4049W) |
CPU | Core i9-13900H(PassMarkスコア:29,287) |
グラフィック | GeForce RTX 4070 Laptop(PassMarkスコア:19,664) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB (M.2 PCIe-NVMe) |
画面サイズ | 14.5インチ |
メモリが32GB以上搭載されているノートパソコンは他のメーカーだとほとんどなく、あったとしても価格がかなり高いです。
メモリ容量を32GB以上搭載されているPCが欲しい方はこちらがおすすめです。
こちらはかなりハイスペックなので動画編集を本格的にしたい方、とにかくソフトの動作を高速で安定させたいクリエイターの方におすすめです。
おすすめ③:ASUS Vivobook 16X [K3605ZF] (安い)
コストを抑えたい方は「ASUS Vivobook 16X [K3605ZF]」がおすすめです。
名前 | ASUS Vivobook 16X [K3605ZF] |
CPU | Core i7-12650H(PassMarkスコア:24,031) |
グラフィック | GeForce RTX 2050 Laptop(PassMarkスコア:7,078) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB (M.2 PCIe-NVMe) |
画面サイズ | 16インチ |
このPCにはCPUに「Core i7-12650H」が搭載されているので、軽めの動画編集やイラスト制作、画像編集におすすめです。
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【解説編】クリエイターの制作ソフトが使えるノートPCの選び方を解説
クリエイターPCは基本的にはデスクトップ型を選ぶのがおすすめ
クリエイターの方が使うパソコンは
デスクトップPCがおすすめ
クリエイターパソコンとは動画編集ソフト、イラスト制作ソフト、画像編集ソフト、音楽制作ソフトなどのクリエイターの方が使用する制作ソフトを快適に使用できるパソコンのことです。
クリエイター系ソフトは普通のパソコンよりも性能が高くないと動作が重くなったり、フリーズしたり、データが壊れてたりしてしまう可能性がで出てきます。
パソコンの動作が重たかったりフリーズしたりすることは時間を1秒も無駄にしたくないクリエイターの方にとって制作時間の喪失となるので、できるだけ高性能なパソコンを買いたいです。
なのでこのサイトでは基本的には性能の低いノートパソコンはクリエイター向けPCとしておすすめしていません。
ノートパソコンをクリエイターPCとしておすすめできない理由
ノートパソコンをクリエイターPCに
おすすめできない理由
①ノートパソコンは性能が低い
① ノートパソコンは性能が低い
ノートパソコンは基本的にデスクトップパソコンよりも性能が低いです。動画編集ソフトや画像編集ソフトなどのクリエイター向け制作ソフトはCPUの負担が大きいので、クリエイター系ソフトを使用するパソコンはCPUの性能が高くないと作業しづらくなってしまいます。
ですがノートパソコンに使用されているCPUはデスクトップパソコン用のCPUよりも性能が抑えられています。CPUの性能が高いと電力を多く消費してしまいバッテリーがすぐに切れてしまうからです。
バッテリーが切れてしまうとノートPCは使えなくなってしまうので、CPUの性能を下げて省電力化し長く使えるようにしています。
また電力が多いと熱が発生しやすくなってノートPCが壊れやすくなるのも理由の一つです。
ノートパソコンはパーツが狭いところにしきつめられているので熱がこもりやすいです。長時間作業したりCPUの負担がかかるような重たい処理をし続けるとCPUが熱くなるのでパソコンの動作が不安定になったり壊れやすくなります。
ノートパソコンの場合は熱を逃がしにくいのでCPUの性能を抑えることで発熱を減らしているのです。
ノートPC用CPUはデスクトップ用CPUと比較するとCore i7なのに性能はCore i3レベル
ノートパソコンに使われているCPUには「Core i7-13700H」、「Core i7-1165G7」などのように型番の後ろの方にアルファベットの「U、P、G、H」のいずれかが入っていることが多いです。
実際にわかりやすくPassmark社のベンチマークスコアで調べてみると
ノートPC用CPU | Core i7-1370P(PassMarkスコア:22,688) |
デスクトップ用CPU | Core i7-13700(PassMarkスコア:37,835) |
デスクトップ用CPU | Core i5-13400(PassMarkスコア:24,975) |
デスクトップ用CPU | Core i3-13100(PassMarkスコア:14,725) |
となっていてCore i7-1370PはCore i7なのにもかかわらずデスクトップ用Core i5-13400よりも更に低くなってしまっています。Core i7でもノートパソコンの場合、実質Core i5~Core i3の間くらいの性能しかないことがわかります。
このようにノートパソコン用のCPUはデスクトップ用のCPUよりもグレードが一段階から二段階下がってしまいます。
動画編集などのクリエイター向け制作ソフトを快適に動かすにはできればデスクトップPC用のCore i7以上の性能が欲しいのでノートPCでは不向きであることがわかると思います。
第13世代以降のCore iシリーズは性能が高いものもある
最近のノートPC用のCPUは性能が高いものもあります。
特に「Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510)」などのように型番の最後にHがつくものは性能があまり下がらなくなっています。
例えば「Core i7-13700H」の場合、Hの付かないデスクトップ用CPUの「Core i7-13700(PassMarkスコア:37,835)」よりは下がりますが、ランクが一つ下の「Core i5-13400(PassMarkスコア:24,975)」よりは上に行くようになってきています。
ですがノートPC用のCPUには種類が多いです。第13世代Core i7のノートPC用CPUには他にも
- Core i7-13850HX(PassMarkスコア:38,550)
- Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510)
- Core i7-13620H(PassMarkスコア:25,931)
- Core i7-1370P(PassMarkスコア:22,688)
- Core i7-1360P(PassMarkスコア:19,277)
- Core i7-1355U(PassMarkスコア:15,276)
- etc.
などたくさん種類がありますし、ほとんどは性能が落ちます。しかも性能の高いノートPC用のCPUが搭載されたノートPCはあまり販売されていません。
なのでノートPCを買う前には必ずCPUの性能を調べなければいけません。
②ノートパソコンは壊れやすい
② ノートパソコンは壊れやすい
ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも壊れやすいです。
パソコンは熱に弱いです。ですがCPUやGPU、電源、SSDなどのパソコンパーツは使用する時にどうしても熱が発生します。なのでパソコンはファンをつけて風で冷やしたり、パソコンの置いてある部屋をエアコンをつけて冷やしたりしなくてはいけません。
ノートパソコンはパーツを狭いスペースにしきつめていますし、ファンもデスクトップPCよりもサイズが小さく数も少ないので、デスクトップパソコンと比べるとどうしても熱くなりやすくなり、パソコンが壊れやすくなってしまいます。
壊れても構わないパソコンとしてノートパソコンを使うのはいいのですが、ノートPCをメインパソコンにするとすぐ壊れてしまって大事なデータが消えてしまったりしかねません。なのでノートパソコンはクリエイターの方が使うメインパソコンとしてはあまりおすすめできません。
バッテリーは使用しているうちに減るスピードが速くなる
またノートパソコンはバッテリーを使用しているので、ノートパソコンを使用しているうちにバッテリーが切れるまでの時間が短くなります。最終的には必ずと言っていいほどバッテリーが使えなくなって外では使用できなくなります。
デスクトップでは壊れなければ長くて10年くらい使い続けられますが、ノートPCはバッテリーの減りが早くなるスマートフォンのようにすぐに買い換えなければいけなくなります。
③ノートパソコンは価格が高い
③ ノートパソコンは価格が高い
ノートパソコンはデスクトップパソコンよりも価格が高いです。
デスクトップパソコンよりも性能が低いのに価格は高くなっています。
同じ価格のデスクトップパソコンとノートパソコンを買った場合、ノートパソコンの性能はデスクトップPCより一段階~二段階下になります。
もしデスクトップパソコンと同じくらいの性能のノートパソコンを買いたい場合、高い価格のノートパソコンを買わなくてはならなくなります。
実際にCPUにCore i7、メモリ16GB、SSDに500GB前後で比較してみます。
種類 | メーカー | パソコン | CPU | 価格 |
---|---|---|---|---|
ノートPC | DELL | 【Dell】Inspiron 14 Intel プラチナ | Core i7-1255U(Passmarkスコア:13,503) | 158,999円 |
ノートPC | DELL | 【Dell】New Latitude 7330 プラチナ (大容量メモリー&SSD搭載) | Core i7-1255U(Passmarkスコア:13,503) | 475,999円 |
ノートPC | HP | HP 15s-fq5000 パフォーマンスプラスモデルG4 | Core i7-1255U(Passmarkスコア:13,503) | 148,500円 |
ノートPC | 富士通 | LIFEBOOK WA3/G2 フルフラットファインパネル | Core i7-1260P(Passmarkスコア:17,072) | 250,780円 |
デスクトップ | パソコン工房 | ミニタワーパソコン STYLE∞ M-Class [STYLE-M06M-127-UHX] | Core i7-12700(PassMarkスコア:30,861) | 158,000円 |
デスクトップ | DELL | 【Dell】Inspiron コンパクトデスクトップ 【即納】プラチナ | Core i7-12700(PassMarkスコア:30,861) | 158,000円 |
このようにノートPCの場合は価格が高くても性能が低いことも多いので注意が必要です。
それでもノートパソコンにする時に気をつけること
それでもノートパソコンにする時に
気をつけること
それでもノートパソコンでクリエイター系制作ソフトを使用したいという方ももちろんいらっしゃいます。その場合以下の点を気をつければノートパソコンをクリエイターパソコンにしてもいいと思います。
- メインパソコンではなくサブのパソコンにする
- 必ず性能を確認する
- 必要なときだけ持ち運ぶ(出先でデータの修正が必要になる可能性がある時など)
- 消えたり盗まれても困るデータはあまり入れない
ノートPCを買う前にチェックするスペック
ノートPCを買う前にチェックするスペック
①CPU:ノートPCのCPUは性能が低いので必ずチェックする
① CPUの選び方
- Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510)
- Core i9-13900H(PassMarkスコア:29,287)
- Core i7-13700HX(PassMarkスコア:34,091)
- Core i7-13650HX(PassMarkスコア:31,916)
- Ryzen 7 6800H(PassMarkスコア:23,589)など
ノートパソコン用のCPUはデスクトップ用のCPUよりも性能が低いです。
性能の高いCPUは電力を多く消費するのでバッテリーがすぐに切れてしまいます。なので長くノートパソコンが使えるようにCPUの性能を落として省電力化をしています。
デスクトップPCの場合、動画編集やゲーム配信などの重いソフトを使用するには最低でもCore i7以上が必要で、イラスト制作や画像編集、軽めの動画編集(カットしたり字幕を付ける程度、解像度フルHD程度)などはCore i5以上の性能のCPUがあったほうがいいです。
ですがノートパソコンのCPUとなると性能が低くなるので最低でもCore i7以上が必要です。
ノートPC用のCPUには型番にH、U、Gなどのアルファベットがついていることが多いです(Core i7-13700H、Ryzen 7 5800Uなど)。これらのノートPC用CPUはH、U、GがついていないデスクトップCPUよりも性能が1段階~2段階下がります。
ノートパソコン用CPUでも
- Core i7-13700H(PassMarkスコア:27,510)
- Core i9-13900H(PassMarkスコア:29,287)
- Core i7-13700HX(PassMarkスコア:34,091)
- Ryzen 7 5800H(PassMarkスコア:21,094)
などなら「Core i5-13400(PassMarkスコア:24,975)」と同じくらいかそれ以上の性能なのでクリエイター向け制作ソフトを使用することはできます。
②グラフィックボード:搭載されていないノートPCがとても多いので注意
② GPUの選び方
動画編集やイラスト制作などの多くのクリエイター向け制作ソフトはグラフィックボード(GPU)が搭載されていたほうが動作が早くなったり機能が使いやすくなったりします。
Adobe PhotoshopやPremiereなどのクリエイター向け制作ソフトウェアの中にはGPUが使用できないパソコンでは一部の機能が使えないので、基本的にはグラフィックボードが搭載されたパソコンを買うことを強くおすすめします。
パソコンのグラフィックボード(GPU)欄に「Intel UHD」、「Intel Iris」、「Radeon RX Vega M (Mobile)」などと書かれていることがありますが、これらはCPU内蔵グラフィックです。CPU内蔵グラフィックは性能がとても低いのでおすすめできません。
多くのノートパソコンにはCPU内蔵グラフィックしか搭載されていないので注意してください。クリエイター向けノートパソコンとして販売されている製品でもCPU内蔵グラフィックになっているものは多いので必ず確認してください。
おすすめのGPUはGeForceの「GeForce RTX 4060」「GeForce RTX 3050」、「GTX 1660 SUPER」などです。このくらいあれば動画編集やイラスト制作などのクリエイター向け制作ソフトにも十分な性能のGPUとなります。
※ GeForce RTXシリーズの中には「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」などのように「Laptop GPU」「with Max-Q design」と書かれているものがありますが、これはノートPC用のGPUです。with Max-Q design、Laptop GPUと書かれていないものよりも性能が低くなっていますが、クリエイター向けのGPUとしては十分な性能があるのでCPUの場合とは違って問題はありません。本来よりも性能が低いということだけ理解して買えばいいでしょう
③メモリ:増設できない可能性もある
③ メモリ容量の選び方
メモリは作業中のデータを入れてくパーツです。例えば動画を編集するときには動画データを読み込んでメモリに入れておきます。
クリエイター向け制作ソフトで使うデータはサイズが大きいのでメモリ容量が多めに必要になります。特に動画データは容量が大きいのでメモリ容量が多く必要になります。
デスクトップパソコンでは簡単にメモリの増設ができますが、ノートパソコンの場合メモリ容量が少なかったり増設もできなかったりすることが多いので注意が必要です。
クリエイターパソコンとして使用する場合、メモリ容量は最低でも16GBあったほうがいいです。ノートパソコンの場合、増設できないこともあるので必要なメモリ容量が搭載されているノートパソコンを買うことをおすすめします。
もし自分で増設する場合、SO-DIMMというノートパソコン用のメモリを買わなければいけませんので注意してください。
④SSD・HDD容量:少ない。外付けも検討する
④ SSD容量の選び方
HDDやSSDは容量が少なくなっているノートパソコンが多いです。できるだけ大きいものを買ったほうがいいでしょう。
250GBくらいしかないパソコンはクリエイターパソコンには向いていないので注意してください。特に動画編集で使用する場合、動画データはとてもファイルサイズが大きいのですぐに容量が尽きてしまいます。
もし容量が足りなくなったらUSBの外付けSSDや外付けHDDで増設することもできます。ですが持ち運びが煩わしいのでできれば最初から容量が十分にあるノートパソコンを買うことをおすすめします。
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