静音PCを比較!録音や配信で音が気になる方へ


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最終更新日:2024年12月14日

★おすすめの静音PCを紹介

静音PCは一般的なメーカー製のパソコンには全くと言っていいほどありません。

静音PCを買いたければBTOパソコンショップで注文するか、自分で静音パーツを購入して組み立てるしかありません。

BTOショップで買ったパソコンは注文して家に届いたら一般的なパソコンと同じように使うことができるのでおすすめです。

【サイコム】Silent-Master NEO 〈おすすめ〉

 

サイコム」は静音PCでも有名なBTOパソコンショップです

サイコムでは静音性を第三者機関によって検査した「Silent Master NEO 」シリーズがあります。Silent-Master NEOシリーズは静音性も高いですが、冷却能力も高いとの検査結果が出ています。

Silent-Master NEOはどのメーカーのパソコンよりも静音性にこだわっているパソコンと言えます。

おすすめ機種:Silent-Master NEO [B650A]

Silent-Master NEOの中でもおすすめの機種は「Silent-Master NEO [B650A] 」です。

名前Silent-Master NEO [B650A]
CPURyzen 5 9600X(PassMarkスコア:30,165)
※Ryzen 7、9などにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti(PassMarkスコア:22,930)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
※増設可
SSD1TB (NVMe Gen4)
※増設可

使用されている静音パーツは以下のようになっています。

  • CPUファン:Noctua 「NHシリーズ」静音ファン
  • ビデオカード:サイコムオリジナル超静音空冷ビデオカード (Silent Master Graphics)
  • パソコンケース:CoolerMaster「Silencio S600」静音ケース
  • ケースファン:Noctua 「NFシリーズ」静音ファン
  • 電源:Antec 「NE GOLD M 650W」セミファンレスモード& ハイブリッドスイッチ搭載

となっていてあらゆるパーツに静音パーツを使っているのでとても静かです。静かなパソコンがほしければSilent-Master NEOがおすすめです

ファンはNoctua製です。あらゆるファンを静音性の高いNoctua製にしています。

グラフィックボードは「サイコムオリジナル超静音空冷ビデオカード (Silent Master Graphics)」を使用しています。こちらはサイコム、Noctua、長尾製作所の3社による究極のオリジナル静音空冷ビデオカードで、ファンがNoctua製となっています。

電源はFractal Design ION+2のセミファンレス電源などにカスタマイズすることもできます。


サイコムの公式サイトはこちら

【パソコンショップSEVEN】静音PC・水冷PC

パソコンショップSEVENには「静音PC・水冷PC」があります。

パソコンショップSEVENでは、

静音ケース&水冷仕様のゲーミングPC静音ケースと水冷クーラーで静音性と冷却能力を両立したパソコン
水冷&高冷却仕様ケースのゲーミングPC基本構成としてパソコンケースに「Cooler Master COSMOS C700M」などの高価な製品を使用していることが特徴
静音ケースを採用したデスクトップPCCPUクーラーに静音ファンを使用し、基本構成ではグラフィックはオンボード

の3つに大きく別れていて、さらにその中に基本構成がいくつか用意されています。

おすすめ機種:ZEFT R59B

静音PCの中でもおすすめの機種は「ZEFT R59B」です。

名前ZEFT R59B
CPURyzen 7 9700X(PassMarkスコア:37,063)
※Ryzen 5、9などにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti(PassMarkスコア:22,930)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
※増設可
SSD1TB (NVMe Gen4)
※増設可

このPCはPCケースにANTEC社の静音ケース「P10 FLUX」を使用しています。P10 FLUXはフロント、サイド、トップパネル各面に防音パネルを装着しているのでPCの動作音を最大限に抑えることができます。

他にも電源に120mm静音ファン搭載の「SilverStone SST-ET650-B」やCPUクーラーに水冷クーラーの「CoolerMaster MASTERLIQUID 240L CORE ARGB」を搭載しているなど静音性が高くなっています。


パソコンショップSEVENのサイトはこちら

【ツクモ】Aero Stream、Aero Miniなど

Aero Stream

ツクモはコンセプトモデルとしての静音PCはありませんが、スタンダートPCの基本構成として静音性の高いパソコンケースを使っている「AeroStream」シリーズがあります。

また、カスタマイズをすれば静音性の高いパーツに入れ替えることができます。


ツクモのBTOショップ「eX.computer」の公式サイトはこちら

【VSPEC】Hercules(ハーキュリーズ)

 水冷PC/ATXスタンダード

VSPEC」には静音PCに特化した「Hercules(ハーキュリーズ)」という独自ブランドがあります。

ハーキュリーズでは静音化されたパーツを使った静音PCが大量に用意されています。PCケースに「CoolerMaster Silencio S600」「CORSAIR 100R Silent」「サイズ SCY-DFR5-BK 静寂(SEI-JAKU)」などを使用した基本構成が用意されています。

他にも水冷パーツを使った「水冷PC」にもタワー型PCや「水冷キューブ型PC」が用意されています。

静音PCの中でもさらに特徴的なコンセプトのパソコンがありコンパクトサイズの「静音キューブPC」や他にもファンを完全になくした「無音PC」、「静音ワークステーション」なんていうものまであります。そのため静音性にこだわりつつ、さらに自分の使用目的に最適なパソコンを注文できるでしょう。


VSPECの公式サイトはこちら

静音PCとは

静音PCケース

静音PCとは音が静かなファンを使ったり、動作音が外にもれにくいパソコンケースを使ったりして、できるだけパソコンの音が聞こえないように作られたパソコンのことです。

パソコンはCPUの使用率が高くなる重いソフトウェアを使ったり、ゲーム・3DCGなど複雑な処理が必要な動作をさせるとCPUやグラフィックボードなどのパソコンパーツが熱くなり、ファンが熱くなったパーツを冷やそうとして風力を上げるので、ファンの音がうるさくなります。

パーツは熱くなりすぎると壊れてしまうのでファンの風力を上げて冷やさなければいけませんが、そうするとファンの音がどうしても大きくなってしまいます。

しかし、音がうるさいと困る人もいます。パソコンで音楽を作ったり歌や楽器を録音したりする方、ゲーム実況などの動画製作者、生配信者などパソコンの音が入ったら困る人など、音にこだわる方々です。

そのような方には静音PCがおすすめです。

水冷PCとは

水冷PC Hydro

CPUのファンの代わりに保冷用の水を循環させて冷やす「水冷ユニット」を使ったパソコンを水冷PCといいます。

水冷クーラーをつけた場合、ファンを静かなものに変えてもしっかり冷やすことができます。空冷パソコンの場合はCPUを冷やすためにはファンを速く回す必要がありますがそうすると音が大きくなってしまいます。

ハイスペックなパソコンの場合、電力が必要なのでパーツが熱くなりやすく、ファンの音が大きくなりがちです。ですが水冷だとしっかり冷やせて静かなのでハイスペックパソコンを静音化したい場合水冷クーラーが最適です。

静音PCと普通のパソコンの違い

静音PCはBTOパソコンショップで買うことができます。一般的なパソコンメーカーにはありません。

サイコム」、「パソコンショップSEVEN」などのBTOショップにあります。

BTOショップに静音PCというコンセプトモデルのパソコンがなくても、パーツをカスタマイズ可能なBTOパソコンで静音パーツを組み合わせることでパソコンを静音化することができる場合もあります。

静音PCと書かれているPCは多くの場合水冷CPUクーラーと静音性の高いパソコンケースを使用して静音化している製品が多いですが、それ以上にもこだわると更に静かにすることができます。

パソコンケース

パソコンケースの中には静音性の高いものもあります。

パソコン内部のCPUやGPUなどを冷やすためのファンはどうしても必要です。ファンは多かれ少なかれ音が出てしまうので、音を静かにするためにはPCケースを静音性の高いものにして音を外に逃さないようにすることが必要です。

PCケースには「静音性を重視したもの」と「通気性を重視したものの」があります。通気性を良くすると隙間が多くなるので音が外に出ます。なので音を出したくなければ静音性を重視したPCケースを使うことが必要です。

静音性を重視すれば通気性が悪くなってCPUなどの温度が高くなりやすい可能性はあります。ですが最近は静音性を重視したPCケースの場合、通気性を良くするためにケースの蓋を開けることができたりメッシュを使った蓋が付属していたりして通気性を良くできるPCケースも多いです。

なのでPCのDTMで録音したいときや、ライブ配信をしたいときなどPCの出したくないときだけ蓋をすれば静音性を高めることができます。


静音性の高いPCケースには、例えばCoolerMaster社の「Silencioシリーズ」、Antec社の「Antec P10C 」、Fractal Design社の「Define 7 Compact」などがあります。

一部のBTOショップではパソコンケースについているケースファンを静音のものに交換できるところもあります。

また、ケースの内側に吸音材を付けることで静音性を高められるオプションを付けられるBTOショップもあります。

BTOショップではサイコムの「スタンダードモデル 」でPCケースをカスタマイズすると静音ケースの「CoolerMaster Silencio S600」、「FractalDesign Define 7」、「Fractal Design Pop Silent」を使ったパソコンを作ることができます。

CPUクーラー

Corsair H60-2018- 水冷CPUクーラー [Intel/AMD両対応] FN1190 CW-9060036-WW

CPUクーラーを静音性の高いものに交換することで静音化できます。静音ファンにはNoctua社の製品などがあります。

水冷クーラーを使用した水冷PCにすればかなりの静音化ができるようになります。BTOショップの静音PCには水冷クーラーを使ったものが多いです。

一部のBTOショップでは水冷クーラーにカスタマイズができる構成もあります。水冷クーラーはパソコンケースによっては取り付けできない場合が多いので、はじめから水冷クーラー搭載の基本構成を選ぶかケースを交換できるBTOショップでは水冷クーラーが取り付けられるケースを選んでください。

グラフィックボード(GPU)

 GIGABYTE NVIDIA GeForce RTX2070 Super 搭載 グラフィックボード GDDR6 8GB トリプルファンモデル GV-N207SGAMING OC WHITE-8GD

GPUにも基本的にファンが付いているので音が出ます。そして使用するとうるさくなります。

グラフィックボードの中には静音ファンがついているもの、温度が高くなったときだけ回る「準ファンレス(セミファンレス)」、GPUも冷やせる水冷クーラーなどを取り付けることによって静音化ができることがあります。そのようなグラフィックボードを備え付ければ静かになります。

BTOショップでグラフィックボードのカスタマイズをする時に「セミファンレス」、「静音ファン」と書かれていることが多いので簡単に選ぶことができます。

電源

Corsair AX860i 80PLUS PLATINUM 860W PC 電源ユニット PS541 CP-9020037-JP

電源にもファンが付いています。

電源の中にはファンに静かなも静音ファンを使った製品や、電源の使用率が高いときだけファンが回る「準ファンレス」などがあります。

HDD・SSD

ハードディスクは読み込み、書き込みをする時に音がでます。ファイルの読み書きをしょっちゅうするソフトを使用する場合、音が鳴り止まないということもありえます。

一方SSDは音がでません。静音パソコンを作りたいときにはSSDを備え付けることをおすすめします

熱対策

静音PCは静音性の高いファンの風力があまり強くなかったり、静音パソコンケースは空気の循環があまりよくなかったりするので、熱対策をしたほうがいいでしょう。

  • パソコン内部のホコリをためないようにする
  • エアコンの効いている部屋でパソコンを使う
  • 放熱フィンを付ける
  • CPUクーラーのグリスを熱伝導が高いものにする
  • 水冷クーラーにする

など、熱対策をすれば安心です。

静かなPCがほしければサイコムのSilent-Master NEOがおすすめ

Silent-Master NEOの選び方

Silent-Master NEO

とにかく静かなパソコンがほしければサイコムの「Silent-Master NEO 」がおすすめです。

Silent-Master NEOシリーズには「Intel CPUモデル」と「AMD CPUモデル」の2つあり、更に「静音ハイエンドモデル」と「ミニタワー型静音モデル」があります。基本的にどれを選んでも静かなPCが手に入ります

拡張したい方はハイエンドを、拡張するつもりはない方はミニタワーを選べばいいでしょう。

スペック的にはどれも標準構成では、

  • CPU:Core Ultra 5、Ryzen 5
  • グラフィック:GeForce RTX 4060 Ti

となっています。特にPCゲームのプレイが目的の方はこのまま注文することがおすすめです。

DTM、動画編集、ライブ配信、ゲーム配信をしたい方、その他ビジネス向け、家庭向けなどゲームのプレイ以外のこともしたい方はカスタマイズが必要です。

クリエイター向け(動画編集・DTMなどをしたい)

もし「ゲームをやりたい方」や「動画編集をやりたい方」などは

  • CPUを「Core Ultra 7」、「Ryzen 7」かそれ以上
  • グラフィックボードを「RTX 4060」「RTX 4060 Ti」やそれ以上

にカスタマイズすることでそれらのことをできるようになります。

さらにハイスペックなPCが欲しい方(ライブ配信、3D・VRなどをしたい)

「3D・VRを利用したい方」、「生配信をしたい方」などはさらに

  • CPUを「Core Ultra 9」、「Ryzen 9」がおすすめ
  • グラフィックボードを「RTX 4070」「RTX 4070 SUPER」やそれ以上

にカスタマイズすることでそれらのことをできるようになります。

もっと安くしたい(オフィスソフト・インターネットを使うくらいの方)

逆にもっと価格を安くしたい方、パソコンではインターネットやオフィス系ソフトを使うくらいの方、あまり複雑なソフトを使用しない方は

  • CPUを「Core i3」「Core Ultra 5」「Ryzen 3」「Ryzen 5」あたりにする
  • グラフィックボードを「GTX 1650」、「GT 1030」あたりにする

など性能を下げることによって値段を抑えることができます。

また、AMDのCPUは安いのでAMD CPUモデルがおすすめです。

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