写真編集・RAW現像ができるパソコンの選び方!LightroomやPhotoshopをスムーズに使いたい方へ


最終更新日:2023年5月14日

写真編集・RAW現像ができる
パソコンの選び方

写真編集をするにはある程度の性能があるパソコンが必要です。特にRAW形式はデータ量が多いので、RAWを編集するにはパソコンの性能が高くないといけません。

パソコンで写真データを編集したい方はAdobeの「Photoshop」や「Lightroom」、他にも「Affinity Photo」、「Corel AfterShot」、「PhotoDirector 365」などの画像編集・RAW現像ソフトを使うと思います。

それらの画像編集ソフトは普通のソフトよりデータ処理が多くて複雑なので、ある程度以上の性能がないとパソコンの動作全体が重くなったりフリーズしてしまったりします

具体的にはどのくらい必要なのか解説したいと思います。

写真編集・RAW現像に最適なパソコンとは【解説編】

写真編集・RAW現像に
最適なパソコンとは

RAW現像とは

RAWとはデジタルカメラで撮影した未加工のデータ

「RAW」とは生・未加工という意味の英単語です。

つまりRAWデータは文字通り生データ・未加工データということで、デジタルカメラで撮ったそのままのデータということです。

RAWはJPEGやPNGよりもデータ量が多く、また編集・加工するとしても元のデータ量が多いところから編集できるので、ホワイトバランスやレンズ補正などをとても細かく調整ができます。

RAWというのはデジタルカメラで撮った時の生のデータなので、デジカメのメーカーによってデータの形式は様々な形となっています。例えばSONYは「.ARW」、キヤノン「.CR3」「.CR2」「.CRW」「.TIF」、富士フィルムは「.RAF」、ニコン「.NEF」「.NRW」などです。

パソコンの形式に合わせるとデータが削られる

パソコンで画像データを取り扱うときはJPEG形式やPNG形式を使うことが多いです。

パソコンで取り扱う形式に合わせたデータでないと表示したり編集したりする時に不具合が出る可能性があるので、色々なパソコン・色々なソフトで使えるように形式に合わせるということをしています。

ですがJPEGやPNGなどの形式に合わせるということはデータが加工されてしまうことと同じようなものになります。

デジカメでは細かくデータとして記録できるのに、JPGやPNGに形式を合わせるとJPGやPNGにとっては必要のないデータを削ってしまいます。

RAW形式に対応したソフトも多い

RAWはデジカメの会社が独自に作った形式のデータなので基本的にはそのままではパソコンで表示したり編集したりすることはできませんでした

以前まではRAWデータを読み込んだり編集したり「RAW現像」をしたりするには基本的にデジカメのメーカー純正のソフトを使うことが多かったです。例えばソニー純正の「Image Data Converter」やキャノン純正の「Digital Photo Professional」などです。

ですが最近は「Lightroom」や「Photoshop」、「Affinity Photo」、「Corel AfterShot」など多くの画像編集ソフトでRAW形式のまま加工・編集ができるようになっています

Photoshop・Lightroomとは

Photoshop(フォトショップ)」はAdobe社が開発した世界で最も有名な画像編集・イラスト制作・写真編集ソフトです。

1990年に発売されてから今までずっと定番の画像ソフトで、プロからアマチュアまで世界中のデザイナー、フォトグラファーなどのクリエイターに使われてきています。

プロの方も使用しますがプロ用だからといって使うのが難しいということはなく初心者の方でも使いやすくなっています。

Lightroom」もAdobe社が開発した画像ソフトです。Lightroomも画像編集ソフトですが、Lightroomは写真の編集に重点を置いたソフトとなっています。

またPhotoshopとLightroomの連携もできるようになっています。

PhotoshopやLightroomでRAWデータを開くときには「Camera Raw」というソフトを使用します。

写真編集をしたい方はそれらの2つを安く利用できる「Adobe Creative Cloud フォトプラン」がおすすめです。

写真編集・RAW現像ができるパソコンのスペックとは

写真編集・RAW現像ができる
パソコンのスペックとは

性能を確認するには「4つのスペック」を見る

店で販売のパソコンには性能が低いものも多い

家電量販店で何も考えずにパソコンを買うと写真編集・RAW現像ができない可能性があります。

家電量販店で売られているパソコンには性能が低いものも多いので、パソコンを適当に買ってしまうと性能が低くて写真編集ソフトを使用する時に動作が重くなったりフリーズしてしまったりする可能性があります

写真編集をするには普通より性能が高めのパソコンが必要

写真編集やRAW現像をするために使うLightroom、Photoshopなどの画像編集ソフトは普通のパソコンよりも多少性能が良いパソコンが必要です。

パソコンを買う前には写真編集ソフトが使える性能があるかどうか確認しなければなりません。

パソコンの性能を確認する方法は「4つのスペック」を見ることです。パソコンの性能はパソコンに使用されているパーツでほぼ決まるのでパーツを見れば画像編集ソフトが使えるかどうかわかります。

パソコンの商品説明欄には使われているCPUやメモリ容量などのスペックが必ず書かれているので確認することが必要です。

「4つのスペック」を確認する

画像編集ソフトが使えるかどうか判断するためにみるパーツ(スペック)は

  • CPU
  • グラフィックボード(GPU)
  • メモリ容量
  • SSD・HDD容量

の4つです。この4つをパソコンを買う前に確認しておかなければなりません。

ノートPCは性能がとても分かりづらいので注意

写真編集はノートPCでもできる

写真編集やRAW現像はノートPCでもすることができます。最近はノートPCでもスペックが高いものもでてきています。

個人的にはノートPCよりもデスクトップPCがおすすめです。ノートPCはデスクトップPCよりも性能が低いですし、性能の割に価格が高いからです。

ですがノートPCを持ち運んで作業したり、メインパソコンが使えないときのサブとしてノートPCが欲しい方もいると思います。

他のクリエイターの方にはノートPCはあまりおすすめしていません。イラストを制作したり動画編集をしたりする時に外でする必要はあまりないからです。
ですが特に写真編集をしたい方の場合は外に持ち歩いて作業することも多いでしょう。

ノートPCの性能を確認するのは少し難しい

ただしノートPCの場合、クリエイター系のソフトを使用できるスペックなのかを判断するのは難しいです。

ノートパソコンとデスクトップPCではパソコンの選び方がかなり違います。ノートPCの選び方を見るにはこちらのページも参考にしてください。

※ Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンとは

Adobe Creative Cloud推奨パソコンというものが販売されています。

Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンを注文すればPhotoshopなどのAdobe CC製品を使用するのに最適なパソコンがすぐに手に入ります。

ただしスペックが高すぎたり低すぎたりするパソコンも多いので、BTOパソコンショップでパーツをある程度カスタマイズして作ったほうがコスパは高くなることが多いです。

Photoshop向けのAdobe Creative Cloud推奨パソコンはこちらにあります

写真編集ができる「4つのスペック」を確認する方法

写真編集ができる
パソコンの「4つのスペック」とは

ほとんどのソフトウェアには使用するのに必要なスペックが書かれています。

画像編集ソフトはほとんど同じような処理をするので別の画像編集ソフトでも同じようなスペックが必要だと考えて問題ありません

画像編集ソフトAより画像編集ソフトBのほうが更に性能の高いPCが必要だということはほぼありません。

※公式の推奨スペックはあまり参考にはならない:一応Photoshopの必要スペックを確認

必要スペックはソフトが動作できる最低レベルの性能

必要構成おすすめ
プロセッサー64 ビットをサポートしている Intel® または AMD プロセッサー(2 GHz 以上)SSE 4.2 以降
オペレーティングシステムWindows 10(64 ビット)バージョン 1809 以降(LTSC バージョンはサポートされていません)
RAM8 GB16 GB以上
グラフィックカード
  • DirectX 12 をサポートしている GPU
  • 2 GB の GPU メモリ
  • DirectX 12 をサポートしている GPU
  • 4K 以上のディスプレイの場合は 4 GB の GPU メモリ
Photoshop グラフィックプロセッサー(GPU)カードに関する FAQ
を参照してください。
ハードディスク容量4 GB の空き容量のあるハードディスク(インストール用に追加の容量が必要)4 GB の空き容量のあるハードディスク(インストール用に追加の容量が必要)
  • アプリケーションのインストール用の高速内蔵 SSD
  • 仮想記憶ディスク用の個別の内蔵ドライブ
Photoshop の必要システム構成

今回は画像編集ソフトの代表的なPhotoshopの場合から必要なスペックを考えて行きます。必要要件というのはPhotoshopが動作するのに必要なパソコンのスペックです。

必要スペックとは「必要要件よりも高いスペックのパソコンならばPhotoshopを使うことができる」パソコンということになります。

つまり必要スペックとは逆に言えば必要スペックより性能の低いパソコンではこのソフトを使うことができないということになります。なので必要スペックと同じスペックではソフトを使用できますが、最低限度のレベルの動作しかすることができません。

実際には必要スペックよりもさらに性能が高いパソコンが必要ということになります。

推奨スペックはソフトを使用できる最低レベルの性能

ソフトウェアには必要スペックの他に「推奨スペック」というものが書かれていることがあります。

推奨スペックは「このくらいの性能なら開発者が考える基本的な使用方法ができる」ということになります。

Photoshopの必要システム構成の場合、「おすすめ」と書かれているものが他のソフトで言う推奨スペックと考えていいでしょう。

※ 必要スペックが曖昧な内容になっているソフトも多い

ですがPhotoshopの必要システム構成は曖昧な書き方になっています。

例えばプロセッサー(CPU)に「64 ビットをサポートしている Intel® または AMD プロセッサー(2 GHz 以上)SSE 4.2 以降」と書かれていますが、現在売られているパソコンのCPUはほぼ全部64ビットですし、SSE 4.2も初めて搭載されたのは15年くらい前の初代Core iシリーズからです。

Affinity Photo」や「AfterShot Pro」など他のソフトの必要スペックも見てみるとわかりますが、必要スペック表に厳密なスペックが書かれていないことも多いです。

ソフトの開発者はできるだけ多くの人に使ってほしいという思いがあるので、あまり厳密に書くと「自分のパソコンでは使えなさそうだからソフトを買うのを止める」という人がでてくるのが嫌なのです。

それは必要スペックが「ソフトの動作する最低レベルの性能」になっていることも同じ理由があるでしょう。

なので私が画像編集ソフトを使用するのに必要なスペックを詳しく書いていきます。

①CPU(プロセッサー):Core i7・Ryzen 7以上がおすすめ

おすすめCPUの選び方
・写真編集やRAW現像をしたい方:
Core i7、Ryzen 7以上。Core i7-12700以上がおすすめ
・RAW現像を快適にしたい方:
Core i7、Ryzen 7以上。Core i9もおすすめ
・コストを抑えたい方:
最低Core i5、Ryzen 5以上。できれば「Core i5-12600K」以上
🔽 CPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
*印は速報値・予想値

CPUの性能によって動作が軽くなるか重くなるかが決まるので重要

CPUはパソコンの動作全般を担当します。なのでCPUの性能が低いとパソコンの動作がカクカクになったり、フリーズしやすくなります

性能が高いCPUになるとフィルターをかける時間が短くなるので何度も微調整しながらかけやすくなったり、レイヤーの数が増えても重くなりにくくなったりします。

作業一つ一つでいちいち待つ必要がなくなるので作業が効率的になって快適に編集ができます。

CPUの性能はとても重要なので他のパーツを価格を削ってでもCPUにお金をかけたほうがいいです。

必要スペックよりも性能が高いCPUが必要

Photoshopの必要スペック要件ではプロセッサー(CPU)は「2 GHz 以上のプロセッサー」と書いてありますがこれはかなりスペックが低いです。

2Ghz程度のCPUではウェブサイトを見たり動画再生をするだけでも重くなってくるレベルです。最低でも3Ghz以上はないとエフェクトを掛けたりデータを読み書きするときなどに時間がかかります。

写真編集やRAW現像をする時に安定した動作を求める方はCore i7、Ryzen 7以上のCPUを選ぶといいでしょう。

Adobe製品はCore iシリーズがおすすめ

https://www.pugetsystems.com/labs/articles/13th-gen-intel-core-processors-content-creation-review-2369/

PhotoshopやLightroomなどのAdobe製品はCore iシリーズのほうが最適です。

実際にAdobe製品のベンチマークを公開しているPuget Systems社の「13th Gen Intel Core Processors Content Creation Review」というページでPhotoshopやLightroomなどをCore iシリーズとRyzenシリーズを比較しています。

このページを見るとベンチマークスコアは「Core iシリーズ > Ryzenシリーズ」となっています。特に第13世代Core i7-13700Kが最新Ryzen 9 7950Xより高かったり、Core i5-13600KがRyzen 7 7700Xに勝っているなどCore iシリーズのほうがかなり有利ということがわかります。

なので基本的にCore iシリーズを搭載させることがおすすめです。

CPUの選び方:多くの方はCore i7以上を選ぶのがおすすめ

基本的にはCore i7や選べばRAW現像にも使用できる性能があります。

快適に使用するには「Core i7-12700」以上のCPUがあるといいでしょう。もちろん第13世代Core i7-13700Kもおすすめです。

価格を抑えたい方でもできれば「Core i5-12600K」以上の性能のCPUを選びたいです。

予算に余裕がある方はCPUにお金を掛けたほうがいいです。Core i9を搭載したPCもおすすめです。

②メモリ:16GB以上がおすすめ

おすすめメモリ容量
・写真編集をしたい方:
最低16GB以上、32GB以上がおすすめ
・RAW現像をしたい方:
最低32GB以上
・快適に使用したい方・たくさんのソフトを同時に使用したい方:
32GB~64GB

画像編集ソフトやRAW現像にはメモリ容量が多めに必要

メモリは読み込んだデータを一時的に入れておくパーツです。起動したソフトに必要なデータや編集中のデータをメモリに入れて作業をすることになります。

なのでRAWデータのような容量が大きいデータを読み込むとメモリがすぐにいっぱいになってしまいます

Photoshopの必要要件にはRAMが「8 GB」と書かれていますが8GBでは少ないです

快適に使用したい方は32GBがおすすめ

高解像度の画像データを開いたりレイヤーをたくさん使用するとメモリをどんどん使用します。なのでメモリ容量は最低16GB以上、できれば32GB以上がおすすめです。

RAWデータはデータ量が多いのでRAW現像をしたい方の場合は32GB以上あったほうがいいでしょう

また画像編集ソフトを使用するときには別のソフトで資料などを見ながら作業をすることも多いと思います。

そのように使う方の場合も32GB以上がおすすめです。

③グラフィックカード:GeForce GTX 1660 SUPER以上がおすすめ

おすすめGPU
・写真編集やRAW現像をしたい多くの方:
「GeForce RTX 3050」「GeForce GTX 1660 SUPER」あたり
・ゲームや3D・VR制作もしたい方:
「RTX 3060 Ti」以上
・コストを抑えたい方:
「GTX 1650」あたり
🔽 グラフィックボード・GPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
*印は速報値、予想値

GPUは画像編集ソフトではエフェクトなどの処理を補助する

グラフィックボードは画面を表示するパーツです。グラフィックボードの中にGPUというチップが搭載されていて、エフェクトを掛けたときに処理を高速にしたりします。

グラフィックカードは必要スペック要件に「4GBのGPUメモリ」と書かれています。GPUメモリが4GB以上あるグラフィックボードはGeForce GTX 1650以上のものです。

PhotoshopなどはGPUなしでは使用できない機能がある

特にPhotoshopの場合はグラフィックカード(GPU)が利用できないパソコンでは「3D機能」や「遠近法ワープ」、「フリックパン」などの機能が使用不可になります。GPU搭載のパソコンを買うことを強くおすすめです。

PhotoshopでGPUを使用する機能、GPUなしでは動作しない機能についてはこちらのページに書かれています。

GPUの選び方:GTX 1660 SUPERあたりがおすすめ

最低でもGeForce GTX 1650程度のグラフィックボードがあったほうがいいでしょう。おすすめは「GeForce RTX 3050」、「GTX 1660 SUPER」あたりです。

3D機能や画像編集の動作を快適にしたい方、動画編集などもしたい方は「RTX 3060 Ti」以上あるといいと思います。

※ GPUには「GeForceシリーズ」以外にも「Quadroシリーズ」や「NVIDIA Tシリーズ」、「Aシリーズ」などがあります。それらは業務用・産業用のGPUで性能のわりに価格がとても高いです。予算に余裕がある方や色にとてもこだわる方はおすすめですが、基本的にはGeForceシリーズでいいでしょう。

④SSD・HDD容量:1TB以上がおすすめ

おすすめSSD・HDD容量
・写真編集をしたい方におすすめ:
SSDを最低でも500GB。1TB以上がおすすめ
・RAW現像をしたい方:
SSDを2TB以上。SSDを2つ以上搭載させるのもおすすめ
・大量に画像を保存したい方:
HDDは容量あたりの価格が安いのでおすすめ

RAWデータ保存にはストレージ容量が多いほうがいい

画像を保存するためには容量も多くないといけません。特にRAWデータはとても大きいので普通のパソコンよりも容量の多いSSDを搭載させたほうがいいでしょう。

SSDとHDDではSSDのほうがデータの読み書きが早いのでおすすめです。SSDにOSをインストールするとパソコン全体の動作が早くなります。

基本的にはSSDのみを使用したほうがパソコンの動作も速くなるので、容量を増やしたいときはSSDを増設するのがおすすめです。

容量が足りなくなったらUSB接続の外付けSSD・HDDで簡単に増設できるのであまり深く悩まなくてもかまいません。

ストレージ容量は画像データ以外にもソフトのインストールなどにも容量を使用します。500GBのSSDを搭載しても画像データを500GB分保存できるというわけではありません。

なので容量は最低でも1TB以上あったほうがいいでしょう。

SSDにはM.2 NVMe接続とSATA接続がある:M.2 NVMe接続のほうが早い

SSDにはM.2 NVMe接続とSATA接続のものがあります。

近年SSDの読み込み速度・書き込み速度がは高速化しています。

SATA接続のSSDは読み書き速度が550MB/sですが、NVMe Gen3は3000MB/s、NVMe Gen 4は7000MB/sとなっていてSATA接続よりも5倍以上早いです。

基本的にM.2 NVMe接続のSSDを搭載するのがおすすめです。

HDDはSSDよりも安く、耐久性も高い

ただしHDDは価格が安いので、費用を抑えて容量を増やしたい方はHDDがおすすめです。

特にHDDはSSDよりも壊れにくいのでバックアップ用としてもおすすめです。

SSDとHDDの両方を搭載する場合、

  • SSD:OSやソフトをインストール
  • HDD:あまり使わないデータの保存用、バックアップ

として使い分けるとパソコンの動作を快適にしながら容量を多くできるのでおすすめです。

★おすすめの写真編集・RAW現像向けパソコン紹介【紹介編】

クリエイターパソコン SENSE∞ / パソコン工房

「クリエイターパソコン SENSE∞」コスパが高いのでおすすめ

パソコン工房は実店舗が60店以上あるBTOパソコン・PCショップです。実店舗があるので店に行けばパソコンに詳しい専門の店員から直接サポートや修理を受けることができます。

パソコン工房にはクリエイター向けパソコンの「SENSE∞」シリーズがあります。SENSE∞の特徴はコスパが高いところと基本構成がたくさんあるところです。

パソコン工房はBTOショップの中ではカスタマイズの幅が狭いですが、基本構成が多いのでカスタマイズしなくてもそれぞれの方に最適な性能のパソコンを選ぶことができます。

おすすめ①:SENSE∞ [第13世代Core i7 + RTX 3060]

写真編集におすすめのパソコンは「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F079-LC137KF-RBX]」がおすすめです。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F079-LC137KF-RBX]
CPUCore i7-13700KF(PassMarkスコア:46,882)
グラフィックGeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 SSD)

とCPUに第13世代Core i7-13700Kが搭載されているので画像編集ソフトでRAW現像も快適に使用できます

こちらもカスタマイズでSSD・HDDを増設することがおすすめです。

おすすめ②:SENSE∞ [第13世代Core i7 + RTX 3050]

もう少しコストを抑えたい方は「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M07M-137-NAX]」です。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M07M-137-NAX]
CPUCore i7-13700(PassMarkスコア:38,995)
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ16GB
SSD500GB (NVMe対応 M.2 SSD)

となっているので画像編集をするのに十分な性能です。

SSDの容量が少ないのでHDD・SSDをカスタマイズで増設することがおすすめです。


パソコン工房で詳しく見るにはこちら

クリエイターパソコンDAIV Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン / マウスコンピューター

「クリエイターパソコン DAIV」Photoshopにも最適

クリエイターパソコン DAIV

Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン

マウスコンピューターにはクリエイターパソコンの「DAIV」シリーズがあります。

DAIVシリーズはクリエイターの方が使用するのに最適な性能のパソコンとなっています。

またパソコンにキャスターを取り付けられたり、HDDの交換を簡単にできるリムーバルディスクを搭載させることができるなど、クリエイターの方に便利なパソコンとなっています。

DAIVシリーズの中には「Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコン」も用意されています。

Adobe CC推奨パソコンには「写真編集/イラスト作成/DTP/WEBデザイン向けパソコン」というコンセプトモデルもあります。PhotoshopやLightroomなどを使用するのに最適なスペックのパソコンになっています。

おすすめ①:DAIV FX-I7G60

写真編集をしたい方は「DAIV FX-I7G60」がCPUに高性能な第13世代Core i7-13700KFを搭載しているのでおすすめです。

名前DAIV FX-I7G60
CPUCore i7-13700KF(PassMarkスコア:46,882)
グラフィックGeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

このPCはCPUに高性能な第13世代Core i7-13700KFを、GPUにGeForce RTX 3060を搭載しているハイスペックなPCなので快適にRAW現像ができます

こちらもカスタマイズ注文でCPUをCore i9-13900KFにしたり、メモリやSSD・HDDを増設したりできます。

おすすめ②:mouse MH-I7G50

コスパの高いPCが欲しい方は「mouse MH-I7G50」がおすすめです。

名前mouse MH-I7G50
CPUCore i7-13700F(PassMarkスコア:41,860)
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ32GB
SSD512GB (NVMe)

こちらのPCはDAIVシリーズではありませんが、こちらは第13世代Core i7-13700FとGeForce RTX 3050を搭載しているので快適にPhotoshopなどで写真編集ができます

さらにこちらもカスタマイズ注文でCPUをCore i9にしたり、メモリやSSD・HDDを増設したりできます。


マウスコンピューターのサイトで詳しく見るにはこちら

クリエイター&ワークステーション向けモデル(信頼性が高い・幅広いカスタマイズ) / ツクモ

TSUKUMO「クリエイターPC」カスタマイズの幅が広く、コスパも高いのでおすすめ

ツクモは秋葉原の有名な老舗パソコンショップ・PCパーツショップです。パーツのメーカーを表示していていたり、全国の企業、大学、官公庁にもパソコンを搬入している信頼性の高いBTOパソコンショップとなっています。

ツクモのBTOパソコンは価格が安いにもかかわらずカスタマイズの幅が広く、信頼性も高いショップです。

ツクモにはクリエイター&ワークステーション向けモデルの「クリエイターPC」シリーズがあります。

このモデルの特徴はカスタマイズが幅広くコスパも高いところです。特にGPUはGeForce GTX 1650~GTX 1660 SUPERやRTX 3050~RTX 3090まで幅広く選べます。

おすすめ①:クリエイターPC [第13世代Core i7搭載]

写真編集やRAW現像をしたい方は「クリエイターPC WA7J-F223/ZB」がおすすめです。

名前クリエイターPC WA7J-F223/ZB
CPUCore i7-13700K(PassMarkスコア:47,029)
グラフィックIntel UHD 770(PassMarkスコア:1,933)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応)

こちらは性能の高い第13世代Core i7-13700Kを搭載しているのでRAW現像をしたい方におすすめです。

ただし基本構成ではグラフィックボードが性能の低い内蔵グラフィックの「Intel UHD」となってるので、カスタマイズ注文画面でグラフィックをGeForce RTX 3050以上にカスタマイズすることがおすすめです。

もちろんカスタマイズでメモリやSSDを増設したりすることもできます。

おすすめ①:クリエイターPC [第12世代Core i7搭載]

写真編集やRAW現像をしたい方は「クリエイターPC WA7J-D222/ZB」が第12世代Core i7を搭載しているのでおすすめです。

名前クリエイターPC WA7J-D222/ZB
CPUCore i7-12700(PassMarkスコア:31,125)
グラフィックIntel UHD 770(PassMarkスコア:1,933)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応)

となっています。

こちらもGPUが内蔵グラフィックとなっているのでカスタマイズでGTX 1660 SUPERやRTX 3050以上にすることがおすすめです。

他にもカスタマイズ注文でメモリを32GB、64GB、128GBまで増やしたり、SSDなどを増設したりできます。

もしコストを抑えたい方はカスタマイズでGPUにGTX 1650あたりにすると安くなります。そちらでも十分PhotoshopやLightroomを使用できます。


ツクモのサイトで詳しく見るにはこちら

ZEFT (フルカスタマイズ可) / パソコンショップSEVEN

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Thermaltake - Versa H200 TG RGB
  • CoolerMaster - MasterBox CM694
  • NZXT - H710
  • Corsair - iCUE 5000X RGB
  • Sharkoon - TG5 Pro RGB
  • NZXT - H510
  • Thermaltake - Versa H26
  • Cooler Master - HAF 700 EVO
  • DeepCool - CH510 WH
  • NXZT H9 Elite
    NXZT - H9 Elite
  • Fractal Design - North

パソコンショップSEVENはフルカスタマイズ可能なBTOパソコンショップです。

パソコンショップSEVENはすべてのパーツを変えることが通好みなパソコンショップとなっています。パソコンケースも交換できるので見た目を気にする方にもおすすめです。

フルカスタマイズができるBTOショップは上級者向けの店が多いので実際には組み合わせができないパーツ同士でパソコンを注文できてしまいます。
ですがパソコンショップSEVENでは組み合わせられないパーツを選ぶと注意のメッセージが表示されます。

またカスタマイズ画面では一つ一つのパーツで細かく解説が書かれていますし一つ一つのパーツの画像まで表示されるので、初心者の方にも安心してフルカスタマイズができるようになっています。

おすすめ①:ZEFT Z35AC

写真編集やRAW現像をするパソコンには「ZEFT Z35AC」がCPUに性能が高い第13世代Core i7-13700Fを使用しているのでおすすめです。

基本構成では、

CPUCore i7-13700F(PassMarkスコア:41,860)
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ16GB
SSD500GB (NVMe)

となっているので写真編集・RAW現像をするのに最適な性能のパソコンとなっていておすすめです。

さらにカスタマイズ注文でCPUを第13世代Core i7-13700KやCore i9-13900Kなどにすることもできます。

他にグラフィックボードもRTXシリーズやGTXシリーズを幅広く選ぶことが出来るのでハイスペックなPCが欲しい方やコストを抑えたい方にも自由に組み合わせることが出来るのでおすすめです。

またフルカスタマイズが可能なのでHDD・SSD、メモリの他に、マザーボードやパソコンケースも変えることができます。


パソコンショップSEVENで詳しく見るにはこちら

スタンダードモデル(フルカスタマイズ可・高い信頼性)/ サイコム

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Fractal Design - Define 7 White TG
  • CoolerMaster -Silencio S600
  • NZXT - H510

サイコムは信頼性が高いパソコンを製作してもらえるBTOショップです。

信頼性が高い理由は

ところです。

サイコムは他のBTOショップと比べるととても丁寧に配線をされていたり、あとで拡張する時のために余裕を残してあるなど自作PCを作る方からの評価も高いです

その代わりサイコムはBTOショップの中では価格が少し高いです。ですがDELL・HP・NEC・富士通などの一般パソコンメーカーよりは安いです。

サイコムは価格が高くでも多くのパソコンユーザーから信頼されて注文されている人気ショップです。

おすすめ①:スタンダードモデル Radiant (サイコムの中ではコスパが高い)

サイコムでおすすめの基本構成パソコンモデルはスタンダードモデルです。スタンダードモデルはカスタマイズの幅が広くコスパが高いのでサイコムでパソコンを買いたい多くの方におすすめです。

その中でも「スタンダードモデル Radiant [GZ3400Z790/D4] 」がPhotoshopにおすすめです。

基本構成は以下のようになっています

CPUCore i5-13600K(PassMarkスコア:38,506)
グラフィックオンボード
メモリ8GB
SSD480GB

基本構成のままでは写真編集で使用するのには向いていませんが、サイコムではここからフルカスタマイズに近いくらい幅広くカスタマイズができます。

ここからカスタマイズでCPUに第13世代「Core i7-13700K」や第12世代「Core i7-12700」あたりにするのがおすすめです。動画編集、特に4Kなどの高解像度動画編集もしたい方はCore i9-13900Kもおすすめです。

他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 3050」、「RTX 3060」、「GTX 1660 SUPER」、「GTX 1650」のあたりを予算に合わせて搭載させるのがおすすめです。

またメモリ容量を16GB・32GB・64GB・128GBなどにしたりできます。 写真編集で使用するには最低でも16GB以上にすることがおすすめです。

カスタマイズ画面ではビデオカード(GPU)欄にGeForceシリーズ以外にも「NVIDIA Tシリーズ」、「NVIDIA RTX Aシリーズ」などがありますが、こちらは企業向け・産業向けのGPUとなっています。
価格が高いわりに性能が低いので個人のクリエイターの方にはあまりおすすめしません。会社や学校などで指定されている場合以外は基本的にGeForceシリーズがおすすめです。


サイコムのサイトで詳しく見るにはこちらから

関連ページ

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