クリエイター向けパソコン「DAIV」がおすすめな理由!性能・機能性・コスパが揃ったBTOパソコン
最終更新日:2022年6月10日
クリエイターパソコンDAIVとは

クリエイターパソコンDAIVとは
クリエイターパソコン「DAIV」シリーズはマウスコンピューターのクリエイター向けパソコンです。
クリエイター向けパソコンとは動画編集、画像編集、イラスト製作、3Dゲーム、VRソフトウェア開発、DTM(音楽制作・音声編集)などの制作ソフトを使用するクリエイターの方に最適なパソコンです。
普通のパソコンとの違い
まずクリエイターの方が使用するソフトウェアは複雑な処理が必要なので動作が重くなりやすいです。そのためパソコンに十分な性能がないと使用しているうちに動作が不安定になったり、フリーズしてしまったり、ファイルが破損してしまったりしかねません。
クリエイターパソコンならクリエイター向けソフトを使用するのに最適な性能があるので動画製作者、イラストレーター、ミュージシャンなどのクリエイターの方におすすめです。
家電量販店で売っているような普通のパソコンを買うと性能が足りなかったり、後から性能を上げたくてパーツを交換したいと思ってもできなかったりするので注意が必要です。
カスタマイズができるのでクリエイターの方におすすめ

またクリエイターの方は「パソコンを自分の使うソフトに合わせてカスタマイズしたい」という方が多いので、パソコンもカスタマイズが簡単にできるようになっている製品が多いです。
マウスコンピューターのようなBTOパソコンショップではパソコンを注文する時にパーツを入れ替えたり、増設したりすることができます。
例えば基本構成ではSSDやHDDが1~2つしか搭載されていないパソコンが多いですが、注文するときにはさらに増やすことができるのでデータの保存用やバックアップ用など使い分けができてとても便利です。
さらにクリエイターパソコンは買った後でも自分でカスタマイズが簡単にできるようなパソコンが多いです。
例えばHDDやSSDの容量を増やしたいと思っても普通のパソコンではHDDやSSDを設置するスペースが足りないということがあります。ですがクリエイター向けパソコンなら3.5インチベイが多めにあったり、PCを分解しなくても簡単に設置できるリムーバルディスクがあったりします。
コンセプトモデルを選べばすぐにクリエイター向けのPCが手に入る

よくわからない方、すぐにDAIVのクリエイター向けパソコンがほしい方は「コンセプトモデル」というものもあります。
コンセプトモデルとは動画編集やイラスト制作などの使用目的に合わせてスペックが最適化されているDAIVシリーズのパソコンです。
例えばAdobe Creative Cloudを使用したい方には「Adobe CC推奨スペックパソコン」などがあります。
もし使用したいソフトや目的に合うパソコンがあればおすすめです。もちろんカスタマイズ注文をすることができるのでCPUやグラフィックボードを性能の高いものに交換したり、メモリだけを増やしたり、HDDやSSDを増設したりできます。
DAIVの選び方

DAIVの選び方
買う前に見るところ:CPU・グラボ・メモリ容量
「DAIVシリーズ」にはDAIV A5、DAIV X7、DAIV Z9などの基本構成があります。
どのパソコンを選べばいいかは作りたいものや使用するソフトによって変わってきます。
最低でも、
- CPU
- グラフィックボード(GPU)
- メモリ容量
の3つをパソコンを買う前に見なければいけません。
※ プロフェッショナルはQuadroが使用されているので基本的には選ばない
DAIVシリーズにはグラフィックボードに「Quadro」を搭載したプロフェッショナルパソコンがありますが、基本的には個人の方はプロフェッショナルは選ぶことはおすすめしません。
Quadroというグラフィックボード(GPU)は基本的には会社や研究機関などでの産業向け・開発向けのグラフィックボードです。
Quadroは価格がとても高いですし、価格の割に必ずしも処理が早くなるというわけではないので個人のクリエイターの方は買う必要はあまりありません。
もし会社や大学などからQuadroを使用するように指定されている場合にだけ買えばいいでしょう。
①CPUの選び方

- イラスト制作・画像編集:「Core i7・Ryzen 7」がおすすめ
- RAW現像:Core i7・Ryzen 7以上、「Core i9・Ryzen 9」がおすすめ
- DTM(音楽制作・編集):「Core i7・Ryzen 7」以上がおすすめ
- 3D・VR開発:Core i7・Ryzen 7以上、「Core i9・Ryzen 9」がおすすめ
- 動画編集(フルHD):Core i7・Ryzen 7以上、「Core i9・Ryzen 9」がおすすめ
- 動画編集(4K以上):「Core i9・Ryzen 9」がおすすめ
- ゲーム実況・生配信:最低Core i7・Ryzen 7以上、「Core i9・Ryzen 9」がおすすめ
DAIV Z5、DAIV Z7、DAIV Z9はCPUにIntelの「Core i7」が使われています。DAIV A5、DAIV A7、DAIV A9はCPUにAMDの「Ryzen 7、Ryzen 9」が、DAIV X7、X9にはCPUに「Core i9」が使われています。
基本的にどのパソコンもCore i7、Ryzen 7以上のCPUが使われているのでクリエイター向けの制作ソフトを使用することができます。
性能は「Core i5・Ryzen 5 < Core i7・Ryzen 7 < Core i9・Ryzen 9」という順番で高くなっています。
CPUは性能が高くなると動作が早くなります。つまりソフトを起動するとき、ファイルを読み込むむとき、動画や画像にエフェクトを掛けるとき、エンコードをするときなど様々な処理をするときに待ち時間が短くなります。
CPUの性能が高いと「動画の切り取りをする・貼り付けをする」、「エフェクトをかける」といった1つ1つの動作で時間が短くなるので細かい調整を何度もしても時間がかからずに済むので作業が快適になります。快適
クリエイターの方は動画編集などの動作が重いソフトを使用するので、CPUの性能が高いパソコンがおすすめです。
CPUの性能が低いとパソコンを使用しているうちにどんどん重くなってきたり、フリーズしたり、ファイルが破損してしまうこともあります。
CPUの選び方:Core i7・Ryzen 7以上。Core i9・Ryzen 9もおすすめ
CPUで処理する量が多いソフトほどCPUの性能も必要です。データ量が多い動画データーを加工したり、エフェクトを掛けたりするのはCPUの使用率が上がります。
動画編集や3D系開発、ゲーム配信はCPUの性能が高いほうがいいので最低でもCore i7・Ryzen 7以上がおすすめです。特に4K動画編集やゲーム配信はCPUの負担が多く動作が不安定になりやすいのでCore i9、Ryzen 9もおすすめです。
画像編集やイラスト制作、DTMなどはCore i7、Ryzen 7があれば十分な性能があります。
もちろんどのクリエイターの方でも「パソコンの処理をできるだけ速くしたい」、「とにかく動作を重くしたくない」という方はCore i9、Ryzen 9がおすすめです。
②グラフィックボード(GPU)の選び方

- 3D・VR開発:「GeForce RTX 3070」以上がおすすめ
- ゲーム実況:「RTX 3070」以上がおすすめ
- 動画編集・エンコード:「RTX 3060」以上がおすすめ
- イラスト制作・画像編集:「GTX 1660 SUPER」「RTX 3050」以上がおすすめ
- DTM:「GTX 1650」以上
グラフィックボードは基本構成では「GeForce GTX 1650」、「GeForce RTX 3060」、「RTX 3070」のどれかが使われています。
性能は「GTX 1650 < GTX 1660 SUPER < RTX 3060 < RTX 3070」という順番で高くなっていきます。
GPUの選び方
パソコンゲームをしたい方や3D・VR開発をしたい方は性能が高いGPUが必要なので「RTX 3070」以上がおすすめです。
動画編集やイラスト制作、画像編集などではエフェクトを使用するときやエンコードをするときなど一部の動作でGPUを使用します。ただしあくまでもCPUの苦手な作業を補助・補完する目的で使用するだけなのでそこまで性能の高いGPUでなくてもいいです。
動画編集では「RTX 3060」あたりかそれ以上、画像編集やイラスト制作などでは「GTX 1660 SUPER」以上のGPUがおすすめです。
DTM(音楽制作・音声編集)をしたい方の場合GPUはほぼ使用しないので「GTX 1650」でもいいです。ただし動画編集などをたまにでもする場合はもう少し性能の高いGPUがあったほうがいいでしょう。
③メモリ容量の選び方

- 動画編集:32GB以上。64GBがおすすめ
- イラスト制作:32GB以上がおすすめ
- 画像編集:16GB以上、32GBがおすすめ
- DTM:32GB以上がおすすめ
- ゲーム実況:32GB以上がおすすめ
クリエイター向けの制作ソフトはメモリを大量に使用するのでメモリ容量が多めに必要です。メモリはソフトウェアを動かしたりデータを変更するために一時的に読み込んだソフトウェアやファイルなどのデータを保存をするためのパーツです。
動画ファイルなどクリエイター制作ソフトのために使用するデータは他のデータと比べて大きいものが多いので、クリエイター向けソフトを使用するためのパソコンには普通のパソコンより多くメモリの容量が必要になります。
メモリ容量をどれくらい使用するかは作りたいものによって変わってきます。DAIVシリーズではカスタマイズ注文でメモリを16GB、32GB、64GBの中から選べるので簡単に自分の最適なメモリ容量にすることができます。
メモリ容量の選び方:多くのクリエイターの方は32GB以上がおすすめ
画像編集やイラストレーターの方が使用するペイントソフトで作製する画像データは高画質なものが多いので最低でも16GB以上必要です。イラスト制作の場合レイヤーを沢山使用する場合さらにメモリ容量を使用するので32GB以上がおすすめです。RAW現像もデータ量が大きいので32GB以上必要でしょう。
動画制作・編集の場合も動画ファイルはデータ量が非常に多いのでメモリが必要です。最低でも32GB以上あったほうがいいでしょう。さらに4K動画など高画質・高解像度の動画を作成・編集したい方はデータ量がとても大きいので64GB以上搭載することも考えたほうがいいでしょう・
DTM(音楽制作・音声編集)をしたい方もメモリ容量が必要です。音楽データはそこまでデータ量は多くないですが、音楽制作時にソフトウェア音源やサンプリング音源を大量に読み込む必要があるためやはりメモリ容量が必要です。最低でも16GB以上、できれば32GB以上がおすすめです。
④SSD・HDDの選び方

クリエイターソフトで制作したデータは容量がとても大きいのでSSDやHDDを複数つけることをおすすめします。
最低でもSSDが500GB以上、HDDが1TB以上あったほうがいいでしょう。
またSSDを複数搭載させてソフトと編集中データを分散させると動作が安定すると言われています。なので
- SSD①:OSやソフトのインストール
- SSD②:よく使うデータ、制作中のデータ
- HDD:あまり使わないデータ、バックアップ
というような組み合わせがおすすめです。
SSDやHDDの容量がもし足りなくなったらUSBでつなぐと使える外付けSSD・HDDがあるので簡単に増設できます。
★おすすめのDAIV紹介
DAIV Z5(イラスト制作、画像編集などにおすすめ)

DAIV Z5(イラスト制作、画像編集などにおすすめ)
DAIVシリーズの「DAIV Z5 [ Windows 11 ]」はCore i7とGeForce RTX 3050を使用したパソコンです。
基本構成は、
- CPU:Core i7-12700F(PassMarkスコア:31,205)
- グラフィック:GeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
- メモリ:32GB
- SSD:512GB (M.2 NVMe)
- HDD:1TB
となっています。
基本構成のままでも画像編集、イラスト制作、DTM(音楽制作・音声編集)などに最適となっています。
カスタマイズ画面でCPUをCore i9-12900にしたり、メモリを32GBでや64GBにすることもできます。
イラスト制作ソフトでレイヤーを大量に使用したい方、DTMをしたい方はメモリを32GBにすると快適に使用できます。
詳しく見たい方はこちら
DAIV Z7(動画編集などにおすすめ)

DAIV Z7(動画編集などにおすすめ)
「DAIV Z7」はCPUにCore i7を、グラフィックボードにGeForce RTX 3060を使用しているパソコンです。動画編集やゲーム配信がしたい方に向いています。
- CPU:Core i7-12700(PassMarkスコア:31,125)
- グラフィック:GeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
- メモリ:32GB
- SSD:512GB (M.2 NVMe)
- HDD:2TB
カスタマイズでCPUをCore i9-12900にしたり、メモリを64GBなどにもすることができます。
ゲーム実況配信や4K動画を編集したい方はCore i9-12900がおすすめです。
詳しく見たい方はこちら
Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコン

DAIVのコンセプトモデルの中には「Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコン」があります。
Photoshop、Premiere Pro、After EffectsなどのAdobe Creative Cloud製品を使用したい方におすすめです。
詳しく見たい方はこちら
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