Photoshopに最適なパソコンを買う方法!目的に合わせたスペックと選び方!


最終更新日:2023年5月23日

Photoshopの画面

Photoshopに最適なパソコンを買う方法

このページではPhotoshopが使えるパソコンの選び方を解説していきます。

「パソコンを買う時にPhotoshopが使えるかどうか心配」という方や「パソコンの違いがよくわからない」という方にも分かるように解説しているつもりです。

またPhotoshopを使用するのにおすすめのパソコンも紹介しています。

よくわからない方はおすすめのパソコンを買えばすぐにPhotoshopが使えるパソコンを手に入れることができます

【解説編】Photoshopとは

Photoshop(フォトショップ)」は世界で最も有名な画像編集・イラスト制作・写真編集ソフトです。

1990年に発売されてから今までずっと定番の画像ソフトで、プロからアマチュアまで世界中のデザイナー、イラストレーター、フォトグラファーなどのクリエイターの方々に使われています。

Photoshopについて詳しく知りたい方はAdobeのページを参考にしてください

Photoshopが使えるパソコンと普通のパソコンの違いは「スペック」

DTPをする人

スペックを見れば
Photoshopが
使えるかどうか
分かる

Photoshopが使えるかどうか確認するには「4つのスペック」を見る!

家電量販店のような店でパソコンを買うと「Photoshop」が使えない可能性があります。

Photoshopを使うには普通のパソコンよりも性能が高めのパソコンが必要です。

家電量販店で適当にパソコンを買ってしまうとPhotoshopを使う時に重くなったりフリーズしてしまったりする可能性があります

パソコンを買う前には必ず性能をチェックする

パソコンを買う前にはPhotoshopが使える性能があるかどうか確認しなければなりません。

パソコンの性能は使用されているCPU、メモリ容量などを見ればわかります。パソコンの性能は使用されているパーツでほぼ全て決まるからです。

パソコンの商品説明欄には使われているCPUやメモリ容量などの「スペック」が必ず書かれています。なので事前に確認することが必要です。

確認する4つのスペックとは

Photoshopを使えるパソコンかどうか判断するために最低でも確認する必要があるスペックは4つあります。

  • CPU
  • メモリ容量
  • SSD・HDD容量
  • グラフィックボード

この4つをパソコンを買う前に確認しておかなければなりません。

詳しい解説は後ほどしていきます。

ノートPCが欲しい方はこちら

基本的にはノートPCよりもデスクトップPCがおすすめです。ノートPCはデスクトップPCよりも性能が低く、性能の割に価格が高いなどデメリットが多いです。

ですがノートPCの利便性を求めている方や、メインパソコンが使えないときのサブとしてノートPCが欲しい方もいると思います。

ただしノートPCの場合、Photoshopなどのクリエーター系ソフトが使用できる性能・スペックがあるかどうか判断するのはデスクトップPCよりも難しいです。

ノートパソコンとデスクトップPCではパソコンの選び方がかなり違います。

ノートPCでPhotoshopが使用できるノートPCが欲しい方はこちらのページを参考にしてください

※ クリエイターパソコンとは?

BTOショップや一部のパソコンメーカーで「クリエイターパソコン」というものを販売しているのを見たことがあるかもしれません。

クリエイター向けPCは基本的には普通のパソコンと同じです。違いは画像編集ソフトや動画編集ソフト、イラスト制作ソフトなどのクリエイター系制作ソフトを使用するのに最適なスペックになっているところです。

クリエイター向けソフトを使用するパソコンには「高い性能のCPU」と「ある程度の性能のGPU(グラフィックボード)」が必要です。

パソコン工房などのBTOパソコンショップにはクリエイター向けPCが用意されています。

クリエイターパソコンはクリエイティブソフトを使用するのに最適な性能でコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。

※ Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンとは

Adobe Creative Cloud推奨パソコン

Adobe Creative Cloud推奨パソコンというものが販売されています。

Adobe CC向けパソコンは主にBTOパソコンショップにあります。BTOとはBuild to Orderの略で、要するに注文を受けてから組み立てる受注生産ということです。

注文を受けてから組み立てるので一般的なパソコンよりも使用目的にかなったパソコンを作ることができます。

BTOパソコンショップにあるAdobe Creative Cloud推奨スペックパソコンを注文すればPhotoshop CCなどのAdobe CC製品を使用するのに最適なパソコンがすぐに手に入ります

ただしスペックが高すぎたり低すぎたりするパソコンも多いので、BTOパソコンショップでパーツを組み合わせて作ったほうがコスパは高いです。

Photoshop向けのAdobe Creative Cloud推奨パソコンはこちらにあります

Photoshopを使うパソコンに「4つのスペック」が満たされているか確認する

カメラとパソコン

Photoshopが使える
「4つのスペック」
とは?

Photoshopが使えるパソコンかどうか判断するには「4つのスペック」を見て判断します。

Photoshopに必要な4つのスペックを簡単にまとめると以下のようになります。

CPUCore i7がおすすめ。最低でもCore i5以上は欲しい
メモリ32GBがおすすめ。最低16GB以上
SSD・HDD2TB以上がおすすめ
GPUGeForce RTX 3050あたりの性能がおすすめ

どうしてこのスペックがおすすめなのか理由を下で説明していきます。

①CPU(プロセッサー):Core i7がおすすめ

おすすめCPUの選び方
・Photoshopを快適に使いたい方:
Core i7、Ryzen 7以上。
相性のいいCore iシリーズがおすすめ
・コストを抑えたい方:
最低Core i5、Ryzen 5以上。
できれば「Core i5-12600K」以上
🔽 CPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
*印は速報値・予想値

CPUの性能が高いほど作業がしやすい

CPUはパソコンでする作業のほとんどを担当します。なのでCPUの性能によってパソコン全体の動作の重さや処理が完了するまでの時間が変わります。

性能が高いCPUになると、例えばフィルターをかける時間が短くなるので微調整しながら何度もかけやすくなったり、レイヤーの数が増えても重くなりにくくなったりします。

CPUの性能が低いと処理待ち時間が多くなったり、パソコンの動作がカクカクしてフリーズしやすくなったりデータが壊れてしまいやすくなります。

つまりCPUの性能が高いほど創作がしやすくなるということになります。他のパーツを価格の低いものにしてでもCPUにお金をかけたほうがいいです。

Photoshopを使用する時に安定した動作を求める方はCore i7、Ryzen 7以上のCPUを選ぶといいでしょう。Core i7以上なら軽い動画編集も可能なのでおすすめです。

PhotoshopにはCore i7、Ryzen 7あたりの性能のCPUがおすすめ

基本的にはCore i7を選べば十分Photoshopを使用できる性能があります

Premiere Proのような動画編集ソフトはCPUの負担が大きいソフトですが、それと比べてPhotoshopのような画像編集・イラスト制作ソフトは軽めのクリエイティブソフトなのでCore i5でも使用することはできます。

ですがレイヤーを増やしたり長く使用し続けたりしても安定した動作を求めるならやはりCore i7がおすすめです。

CPUの選び方:多くの方には最新のCore i7がおすすめ

多くの方は最新の第13世代「Core i7-13700K」「Core i7-13700」がおすすめです。

また快適に使用するには第12世代の「Core i7-12700」以上の性能があるといいでしょう。

基本的には他のパーツの価格を下げても第13世代か第12世代のCore i7にすることがおすすめです。

価格を抑えたい方でも「Core i5-12600K」以上の性能のCPUを選びたいです。第12世代「Core i5-12600K」あたりなら性能がそこそこあるのでコストを抑えたい方は選んでもいいでしょう。

予算に余裕がある方はCPUにお金を掛けたほうがいいです。Core i9を搭載したPCもおすすめです。

CPUの型番にCore i7-13700Fなどの最後にFがついているものはCPU内蔵GPUが搭載されていない少し安い製品です。
基本的にグラフィックボードGPUを搭載していればCPU内蔵GPUはいらないので、少しでも安くしたい方は選んでも問題ありません。

CPUの型番にCore i7-13700KなどのKがついている製品はベースクロックが少し高い、性能が高いCPUです。
Kがついていない製品よりも価格が数千円高いですが、値段以上に性能が高くなるコスパが高いCPUなのでおすすめです。

PhotoshopにはIntel Core iシリーズがおすすめ

引用元:13th Gen Intel Core Processors Content Creation Review ” https://www.pugetsystems.com/labs/articles/13th-Gen-Intel-Core-Processors-Content-Creation-Review-2369/

Adobe製品はIntel CPUと相性がいいと言われています。

実際にPuget Systemsによる「13th Gen Intel Core Processors Content Creation Review」に書かれているベンチマークを見ると第13世代Core iシリーズの「Core i7-13700K」がRyzen 7000シリーズの「Ryzen 9 7950X」よりも高いスコアを出しているなど、Core iシリーズが優勢となっています。

Core iシリーズはPhotoshopを使用するPCにおすすめです。

②メモリ:16GB以上がおすすめ

おすすめメモリ容量
・一般的な画像編集・イラスト制作をしたい方:
最低16GB以上、
32GB以上がおすすめ
・快適に使用したい方・たくさんのソフトを同時に使用したい方:
32GB~64GB

必要スペックより多めのメモリ容量が必要

メモリは読み込んだソフトや作業中のデータを一時的に保管しておくパーツです。

Photoshopの必要要件にはRAMが「8 GB」と書かれていますが8GBでは少ないです

Photoshopではレイヤー数が多いデータを開いたり、高解像度の画像データを開いたりするとメモリをどんどん使用します。なのでメモリ容量は最低16GB以上、できれば32GB以上がおすすめです。

メモリ容量は32GBがおすすめ

また推奨スペックというのはそのソフトだけを使う時のスペックです。

Photoshopだけを使う場合は8GBや16GBでもいいかもしれませんが、実際にはパソコンで資料などを見るために別のソフトを起動しながら作業をしたりすると思います。

そのように使う方の場合も32GB以上がおすすめです。

レイヤーをたくさん使用する方や複数の画像を同時に開きたい方、他のソフトを同時に使用しても快適に使用したい方は32GB以上あるといいでしょう。

③グラフィックカード:GeForce RTX 3050あたりがおすすめ

おすすめGPU
・一般的なPhotoshopユーザー:
「GeForce RTX 3050」「RTX 3060」「GeForce GTX 1660 SUPER」あたり
・ゲームや3D・VRをしたい方:
「RTX 3060 Ti」以上
・コストを抑えたい方:
「GTX 1650」あたり
🔽 グラフィックボード・GPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
*印は速報値、予想値

グラフィックボードとはグラフィックを表示するためのパーツです。

グラフィックボードの中には3D関係やグラフィック関係の処理を担当するGPUというものが搭載されていて、GPUの性能によってGPUを使用する機能の処理速度が変わります

Photoshopでは「遠近法ワープ」などの一部機能を使用する時、ぼかしなどのエフェクトを掛ける時、エンコードをするときなどに使用します。

グラフィックカードは必要スペック要件に「4GBのGPUメモリ」と書かれています。

GPUメモリが4GB以上あるグラフィックボードはGeForce GTX 1650以上のものです。

PhotoshopではGPUが使えないと一部機能が使用不可能になる

引用元:”Photoshop のどの機能がグラフィックプロセッサーを使用しますか?

Photoshopはグラフィックカード(GPU)が利用できないパソコンでは「3D機能」や「遠近法ワープ」、「フリックパン」などの機能が使用不可になります。パソコンにはグラフィックボード搭載させることを強くおすすめします。

PhotoshopでGPUを使用する機能、GPUなしでは動作しない機能についてはこちらのページに書かれています。

GPUの選び方:GeForce RTX 3050前後の性能がおすすめ

最低でも「GeForce GTX 1650(PassMarkスコア:7,852)」程度のグラフィックボードがあったほうがいいでしょう。

おすすめのGPUは

  • RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
  • GTX 1660 SUPER(PassMarkスコア:12,809)

あたりです。

3D機能や画像編集の動作を快適にしたい方、動画編集などもしたい方は「RTX 3060 Ti」以上あるといいと思います。

④SSD・HDD:容量1TB以上がおすすめ

必要要件の「3.1 GB 以上の空き容量のあるハードディスク」はPhotoshopのインストールに必要な容量です。Photoshopは3.1GBしか容量を使わないという意味ではありません。

実際にはPhotoshopで作ったデータを保存したり、他のソフトのデータも使ったりするので最低でも500GB、できれば1TB以上はほしいところです。

※パソコンには動作に必要なデータ(Windows OSに必要なソフトなど)が入っているので、実際に自由に使用できる容量はパソコンの商品説明欄に書いてある容量より少なくなります

ストレージの選び方:SSDを最低500GB以上

SSDとHDDではSSDのほうがデータの読み書きが早いのでおすすめです。SSDにOSをインストールするとパソコン全体の動作が早くなります。

近年はSSDのみの搭載となっている製品がほとんどになっています。

SSDにはM.2 NVMe接続のものとSATA接続のものがある:M.2 NVMe接続のほうが速い

最近のパソコンはほとんどがNVMe接続のSSDを搭載しています。

ですがSSDが複数搭載されている場合やBTOショップのカスタマイズでSSDを増設する場合、SATA接続のSSDが選ばれていることがあります。

SSDにはM.2 NVMe接続のものとSATA接続のものがあります。M.2 NVMe接続のSSDのほうが読み込み・書き込み速度が速いのでおすすめです。

近年SSDは読み込み・書き込み速度が高速化しています。

SATA接続の読み書き速度は最大約550MB/sですが、NVMe PCIe Gen 3は約3000MB/s、新しいNVMe Gen4は約7000MB/sと10倍以上の差が出ています。

できるだけNVMe接続のSSDを搭載させるのがおすすめです。

SSD・HDD両方搭載させるのもおすすめ

基本的にはSSDを搭載させたほうがいいですが、HDDは価格が安いので費用を抑えて容量を増やしたい方はHDDも搭載させるのがおすすめです。

またHDDは耐久性がSSDよりも高く壊れにくいのでバックアップに向いています。

SSDとHDDの両方を搭載した場合、

  • SSD:OSやソフトをインストール、よく使うデータ
  • HDD:古いデータの保存用、バックアップ

などのように使い分けるとパソコンの動作を快適にしながら容量を多くできるのでおすすめです。

容量が足りなくなったらUSBの外付けSSD・HDDでかんたんに増設できるのであまり深く悩まなくてもいいです。

ただしHDDの読み書き速度は約175MB/sとなっていてSATA接続SSDの3分の1程度しかないので注意してください。

※ 写真をRAWデータ現像したい方はさらに高いスペックが必要

おすすめRAW編集向けスペック
  • CPU:最低でもCore i7・Ryzen 7以上
  • メモリ:最低32GB以上
  • SSD・HDD:2TB以上
  • グラフィックボード:「RTX 3060」以上がおすすめ
  • デスクトップPCをおすすめ

Photoshopで一般的な画像編集・イラスト制作をするなら前で書いたスペックで十分ですが、写真データをRAW形式で編集したい方の場合はさらに性能の高いパソコンが必要です。

RAWはデータ量がとても大きいのでパソコンで編集する時にかかる負担が普通の画像データよりも大きいです。

CPUはCore i7、Ryzen 7以上がいいでしょう。できればCore i9、Ryzen 9も検討したほうがいいです。

メモリは16GBは必要です。SSD・HDDも多めに備え付けたほうがいいでしょう。

※参考 Adobe公式によるPhotoshopの必要スペック要件はこちら

ほとんどのソフトウェアには使用するのに必要なスペックが書かれています。Photoshopの場合でもAdobeの公式サイトにパソコンの必要要件が書かれています。

必要構成おすすめ
プロセッサー64 ビットをサポートしている Intel® または AMD プロセッサー(2 GHz 以上)SSE 4.2 以降
オペレーティングシステムWindows 10(64 ビット)バージョン 1809 以降(LTSC バージョンはサポートされていません)
RAM8 GB16 GB以上
グラフィックカード
  • DirectX 12 をサポートしている GPU
  • 2 GB の GPU メモリ
  • DirectX 12 をサポートしている GPU
  • 4K 以上のディスプレイの場合は 4 GB の GPU メモリ
Photoshop グラフィックプロセッサー(GPU)カードに関する FAQ
を参照してください。
ハードディスク容量4 GB の空き容量のあるハードディスク(インストール用に追加の容量が必要)4 GB の空き容量のあるハードディスク(インストール用に追加の容量が必要)
  • アプリケーションのインストール用の高速内蔵 SSD
  • 仮想記憶ディスク用の個別の内蔵ドライブ
Photoshop の必要システム構成

必要要件というのはそのソフト(Photoshop)を動作させるのに必要なパソコンのスペックです。

必要要件よりも高いスペックのパソコンならばPhotoshopを使うことができるパソコンということになります。

実際には必要要件以上にスペックが必要

必要スペックは逆に言えば必要スペックより性能の低いパソコンでは使うことができないということになります。つまり必要スペックはソフトが動くギリギリの最低レベルのスペックになります。

Photohopの必要スペックもPhotoshopが動く最低レベルのスペックが書かれているだけということになります。

なので実際にはPhotoshopを快適に動かすには必要スペックよりもさらに性能が高いパソコンが必要ということになります。

必要要件と同じスペックでは性能が低すぎる

必要要件と同じレベルのスペックのパソコンはPhotoshopが動作はしますが、処理にとても時間がかかったり、使用しているうちに動作が不安定になってしまいます。

例えば必要スペック要件にはプロセッサー(CPU)は「2 GHz 以上のプロセッサー」と書いてありますが、これはかなりスペックが低いです。

確かに2Ghz程度のCPUでもPhotoshopは動きますが動作がとても遅くなります。このレベルではウェブサイトを見たり動画再生をするだけでも支障が出るレベルです。最低でも3Ghz以上はないとエフェクトを掛けたりデータを読み書きするときなどに時間がかかります。

推奨スペックのほうが実際に使えるスペックに近い

必要スペックの他に「推奨スペック」というものが書かれているソフトもあります。推奨スペックを見ると快適にソフトを使える性能が分かるということになります。

Photoshopの場合は「おすすめ」と書かれているところが推奨スペックになるでしょう。

ですがPhotoshopには推奨スペックが一部しか書かれていないので、どのくらいのパソコンを買えばいいか迷うかもしれません。なので上で書いたおすすめのスペックを見て参考にしてください

★【紹介編】おすすめのPhotoshop向けパソコン紹介

graphical user interface, website

おすすめのPhotoshop向けパソコン紹介
【紹介編】

クリエイターパソコン SENSE∞ / パソコン工房

パソコン工房「クリエイターパソコン SENSE∞」

パソコン工房は実店舗が60店以上ある大手のBTOパソコン・PCパーツショップです。

BTOショップには実店舗がなくネットだけで運営しているところも多いですが、パソコン工房では店舗があるので店で直接専門の店員による修理やサポートを受けられるというメリットがあります。

パソコン工房にはクリエイター向けパソコンの「SENSE∞」シリーズがあります。SENSE∞の特徴はコスパが高いところと基本構成パソコンモデルがたくさんあるところです。カスタマイズしなくてもそれぞれの方に最適なパソコンを選ぶことができます。

おすすめ①:SENSE∞ [第13世代Core i7 + RTX 3060]

Photoshopを使用するパソコンには「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F079-LC137KF-RBX]」がおすすめです。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F079-LC137KF-RBX]
CPUCore i7-13700KF(PassMarkスコア:46,882)
グラフィックGeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 SSD)

となっているのでPhotoshopを使用するのに最適な性能です。

ゲームもしたい方、動画編集などのグラフィック系のソフトを使用する方などにおすすめです。

SSDの容量が少ないのでHDD・SSDをカスタマイズで増設することがおすすめです。

おすすめ②:SENSE∞ [第13世代Core i7 + RTX 3050]

もう少し安いPCが欲しい方は「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M07M-137-NAX]」もおすすめです。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M07M-137-NAX]
CPUCore i7-13700(PassMarkスコア:38,995)
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ16GB
SSD500GB (NVMe対応 M.2 SSD)

となっているのでPhotoshopが十分に使用できます

第13世代のCore i7はかなり性能が上がったのでPhotoshopを快適に使用したい方におすすめです。


パソコン工房で詳しく見るにはこちら

クリエイターパソコンDAIV Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン / マウスコンピューター

クリエイターパソコン DAIV

Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン

マウスコンピューターにはクリエイターパソコンの「DAIV」シリーズがあります。

DAIVは本体にキャスターがつけられたり、リムーバルディスクを搭載させることができるなど、クリエイターの方が使用するのに便利なパソコンとなっています。

またDAIVシリーズの中には「Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコン」も用意されています。

Adobe CC推奨パソコンには「写真編集/イラスト作成/DTP/WEBデザイン向けパソコン」などのコンセプトモデルがあります。PhotoshopやIllustrator、InDesignなどを使用するのに最適なスペックのパソコンになっています。

おすすめ①:DAIV FX-I7G60

おすすめのPCは「DAIV FX-I7G60」です。

DAIV FX
名前DAIV FX-I7G60
CPUCore i7-13700KF(PassMarkスコア:46,882)
※Core i9-13900KFにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

スペック的にPhotoshopを快適に使用できます。

さらにカスタマイズ注文でCPUをCore i9-13900KFにしたり、メモリやSSDなどを増設したりできます。

おすすめ②:DAIV Z7

もう少し安いPCが方には「DAIV Z7 [ Windows 11 ]」がCPUに第12世代Core i7を搭載しているのでおすすめです。

DAIV Z7
名前DAIV Z7 [ Windows 11 ]
CPUCore i7-12700(PassMarkスコア:31,125)
※Core i9-12900にカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 3060(PassMarkスコア:17,208)
メモリ32GB
SSD512GB [NVMe]
HDD1TB

こちらのPCはコスパの高い第12世代Core i7-12700を搭載しています。性能的には十分にPhotoshopを使用できるのでおすすめです。

こちらもカスタマイズでCPUをCore i9-12900にしたりすることができます。

おすすめ③:mouse MH-I7G50

また性能とコスパの高さを考えると「mouse MH-I7G50」もおすすめです。

名前mouse MH-I7G50
CPUCore i7-13700F(PassMarkスコア:41,860)
※Core i9-13900Fにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ32GB
SSD512GB [NVMe]
HDD1TB

こちらのPCはDAIVシリーズではありませんが、CPUに第13世代Core i7-13700FとGPUにGeForce RTX 3050を搭載しています。こちらはPhotoshopにちょうどいい組み合わせなのでおすすめです。

こちらもカスタマイズでCPUをCore i9-13900にしたりすることができます。


マウスコンピューターのサイトで詳しく見るにはこちら

クリエイターPC(信頼性が高い・幅広いカスタマイズ) / ツクモ

TSUKUMO「クリエイターPC」

ツクモは秋葉原で老舗として有名なパソコンショップ・PCパーツショップです。

パーツのメーカーを表示していていたり、全国の企業、大学、官公庁にもパソコンを搬入している信頼性の高いBTOパソコンショップとなっています。

eX.computerにはクリエイター&ワークステーション向けモデルの「クリエイターPC」シリーズがあります。

クリエイターPCの特徴はカスタマイズが幅広くコスパも高いところです。特にGPUはGeForce GTX 1660 SUPERからRTX 3090まで幅広く選べます。

基本構成モデルは少ないですが、その代わりカスタマイズで基本構成から自分の好みのスペックにどんどん変えていくというスタイルのBTOパソコンです。

おすすめ①:クリエイターPC [第13世代Core iシリーズ]

最新の第13世代Core iシリーズを搭載したPCがほしい方は「クリエイターPC [WA7J-F223/ZB]」があります。

名前クリエイターPC [WA7J-F223/ZB]
CPUCore i7-13700K(PassMarkスコア:47,029)
※Core i9-13900Kにカスタマイズ可
グラフィックIntel UHD 770(PassMarkスコア:1,933)
※GeForce RTX、GTXシリーズにカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB [M.2 Gen3]

Puget Systems社によるPhotoshopのベンチマークでは、第13世代「Core i7-13700K」は最新Ryzen 7000シリーズの「Ryzen 9 7900X」よりもベンチマークスコアが高くなっています。これはIntel Core iシリーズがAdobe製品と相性がいいからでしょう。

また第13世代Core i7は第12世代Core i9と同じ16コア(Pコア×8 + Eコア×8コア)となっていて性能的にも第13世代Core i7と同じくらいか高いので第12世代Core i9よりもおすすめです。

さらにカスタマイズでCPUに性能の高い第13世代Core i9-13900Kにすることもできます。

またカスタマイズ画面でSSDの選択欄ではデフォルトでは[M.2 Gen3]と書かれている最大速度約3000MB/sのSSDとなっていますが、[高速M.2 Gen4]を選ぶと最大7000MB/sの高速なSSDを搭載させることができます。

SSDの下にある「追加ストレージ1、2」ではSATA接続のSSDとHDDしか選べません。M.2 NVMe接続SSDを搭載させるには「追加 M.2 SSD 1」「追加 M.2 SSD 2」から選ぶ必要があります。

ZEFT (フルカスタマイズ可) / パソコンショップSEVEN

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Thermaltake - Versa H200 TG RGB
  • CoolerMaster - MasterBox CM694
  • NZXT - H710
  • Corsair - iCUE 5000X RGB
  • Sharkoon - TG5 Pro RGB
  • NZXT - H510
  • Thermaltake - Versa H26
  • Cooler Master - HAF 700 EVO
  • DeepCool - CH510 WH
  • NXZT H9 Elite
    NXZT - H9 Elite
  • Fractal Design - North

パソコンショップSEVENはフルカスタマイズ可能なBTOパソコンショップです。

パソコンショップSEVENはすべてのパーツを変えることが通好みなパソコンショップとなっています。パソコンケースまで交換できるので見た目を気にする方にもおすすめです。

フルカスタマイズ可能なショップは上級者向けのショップが多いので、パーツの解説がなかったり、組み合わせができないパーツ同士を選んで注文できてしまったりしてしまいます。

ですがパソコンショップSEVENではカスタマイズで選べるパーツの詳しい解説があったり、できないパーツ同士の組み合わせが選べないようにされたりしているなど、パソコン初心者の方でも安心してフルカスタマイズができるようになっています。

一つ一つのパーツでここまで詳しく解説しているBTOショップはなかなかありません。

おすすめ①:ZEFT Z32EH

Photoshop向けのパソコンには「ZEFT Z32EH」がスペック的におすすめです。

基本構成では、

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Thermaltake - Versa H200 TG RGB
  • CoolerMaster - MasterBox CM694
  • NZXT - H710
  • Corsair - iCUE 5000X RGB
  • Sharkoon - TG5 Pro RGB
  • NZXT - H510
  • Thermaltake - Versa H26
  • Cooler Master - HAF 700 EVO
  • DeepCool - CH510 WH
  • NXZT H9 Elite
    NXZT - H9 Elite
  • Fractal Design - North
名前ZEFT Z32EH
CPUCore i7-13700KF(PassMarkスコア:46,882)
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:13,023)
メモリ32GB
SSD500GB [NVMe対応 WD製]

となっているのでこのままでもPhotoshopを使用するのに最適なパソコンとなっていておすすめです。

さらにカスタマイズ注文でCPUを第13世代Core i7-13700KやCore i9-13900Kにしたり、グラフィックボードも幅広く選ぶことが出来るのでハイスペックなPCが欲しい方やコストを抑えたい方にも自由に組み合わせることが出来るのでおすすめです。

またカスタマイズでHDD・SSD、メモリの他に、マザーボードやパソコンケースも変えることができます。


パソコンショップSEVENで詳しく見るにはこちら

スタンダードモデル(フルカスタマイズ可・信頼性が高い)/ サイコム

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Fractal Design - Define 7 White TG
  • CoolerMaster -Silencio S600
  • NZXT - H510

サイコムは信頼性が高いという評判のBTOショップです。

信頼性が高い理由は

ところです。

BTOショップの中にはとにかく動けばいいと言わんばかりに雑な配線がされているところもあります。ですがサイコムの場合はどんなカスタマイズをしてもとてもきれいに配線をされていたり、あとで拡張する時のために余裕を残してあるなど自作PCを作る方からの評価も高いです

そのかわりサイコムはBTOショップの中では価格が少し高いですが、DELL・HP・NEC・富士通などの一般パソコンメーカーよりは安いです。

信頼性が高いので少しお金がかかってもサイコムでパソコンを買うという方は大勢います。

おすすめ①:スタンダードモデル Radiant (サイコムの中ではコスパが高い)

サイコムでBTOパソコンを買いたい多くの方におすすめの基本構成パソコンモデルはスタンダードモデルです。

その中でも「スタンダードモデル Radiant [GZ3400Z790/D4] 」がPhotoshopにおすすめです。

基本構成は以下のようになっています

名前スタンダードモデル Radiant [GZ3400Z790/D4]
CPUCore i5-13600K(PassMarkスコア:38,506)
グラフィックオンボード
メモリ8GB
SSD480GB (2.5インチSSD SATAタイプ)

基本構成のままではPhotoshopを使用するのには少し性能が低いです。ですがサイコムは基本構成から自分の求めているスペックにカスタマイズするタイプのBTOショップです。

ここからPhotoshopに最適なスペックにカスタマイズしていくことができます。

Photoshopを使用するパソコンにするには、カスタマイズでCPUに第13世代「Core i7-13700K」や第12世代「Core i7-12700」あたりにするのがおすすめです。

他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 3050」、「RTX 3060」、「GTX 1660 SUPER」、「GTX 1650」のあたりを予算に合わせてカスタマイズするのがおすすめです。

またメモリ容量を16GB・32GB・64GBなどにしたりできます。 増設がおすすめです。

SSDはデフォルトでは最大速度約550MB/sの「2.5インチSSD (SATAタイプ)」が選択されています。
カスタマイズで最大速度約7000MB/sの「M.2 SSD (PCI-E4.0対応 NVMe)高速次世代SSD」を選ぶのがおすすめです。

カスタマイズ画面ではビデオカード(GPU)欄にGeForceシリーズ以外にも「NVIDIA Tシリーズ」、「NVIDIA RTX Aシリーズ」などがありますが、それらは企業向け・産業向けのGPUとなっています。
価格が高いわりに性能が低いので個人のクリエイターの方にはあまりおすすめしません。
会社や学校などで指定されている場合以外は基本的にGeForceシリーズがおすすめです。


サイコムのサイトで詳しく見るにはこちらから

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