Photoshop向けWindowsノートPCおすすめ8選|必要スペックと選び方
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最終更新日:2026年8月18日
Photoshopはノートパソコンでも使用できます。
ただし、Photoshopが起動するだけの性能と、高解像度の画像を快適に編集できる性能は異なります。
性能の低いノートPCを選んでしまうと、画像の拡大・縮小が重くなったり、フィルター処理に時間がかかったり、複数のレイヤーを使用したときに動作が不安定になったりする可能性があります。
また、Photoshop向けノートPCでは、CPUやメモリだけでなく、ディスプレイの色域や解像度も重要です。
この記事では、Photoshopを快適に使用できるWindowsノートPCのおすすめ製品と、購入前に確認したいスペックについて解説します。
Photoshop向けノートPCのおすすめ比較表
Photoshop向けノートPCを選ぶのが面倒な方は、以下の製品から用途に合うものを選ぶのがおすすめです。
| おすすめ用途 | 製品 | メモリ | GPU | ディスプレイの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 総合的におすすめ | 32GB | RTX 4050 Laptop | 14型・sRGB比100% | |
| 画面品質と性能を重視 | OMEN Transcend 14 G2 | 32GB | RTX 5060 Laptop | 14型・2.8K OLED・DCI-P3 100% |
| 画面品質とタッチ操作を重視 | HP OmniBook X Flip 14-kb | 32GB | Intel内蔵グラフィックス | 14型・3K OLED・DCI-P3 100% |
| 軽さを最優先 | HP OmniBook 7 Aero 13-bg | 16GB | Radeon 780M | 13.3型・約990g |
| タッチ操作を使用 | 16GB | Intel Arc 140T | 16型・タッチ対応 | |
| 高性能を重視 | 32GB | RTX 5060 Laptop | 15.3型OLED・DCI-P3 100% | |
| プロの制作環境向け | ASUS ProArt P16 | 32GB | RTX 5060 Laptop | 16型・4K OLED・DCI-P3 100% |
| 大画面と拡張性を重視 | 32GB | RTX 4060 Laptop | 16型・sRGB比100% |
Photoshopを本格的に使用する場合は、次の構成を基準にすると選びやすくなります。
- CPU:Core Ultra 7、Core i7、Ryzen 7以上
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- GPU:新しい内蔵GPUまたはGeForce RTXシリーズ
- 画面:1920×1200以上、sRGB 100%前後
多くの人にはメモリ32GB・SSD 1TB・高色域ディスプレイがおすすめ
Photoshop用ノートPCとして最もバランスがよいのは、メモリ32GB、SSD 1TB、sRGB 100%前後のディスプレイを搭載した製品です。
Adobeが公開しているPhotoshopの技術要件では、メモリは8GBが最低要件、16GB以上が推奨されています。しかし、これはPhotoshopを動作させるための基準です。
複数のレイヤーを使用したり、RAW画像や高解像度のPSDファイルを編集したりする場合は、32GBのメモリを搭載したほうが快適です。
ストレージも、Photoshop本体をインストールするだけなら大容量は必要ありません。しかし、写真素材、PSDファイル、一時ファイルなどを保存することを考えると、512GBでは不足する可能性があります。
長期間使用する予定なら、最初からSSD 1TB以上を選ぶのがおすすめです。Adobeも高速な内蔵SSDと、仮想記憶ディスク用の空き容量を推奨しています。
Photoshop向けWindowsノートPCおすすめ8選
DAIV R4-I7G50WT-B|性能・画面・携帯性のバランスがよい

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| GPU | GeForce RTX 4050 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB NVMe |
| 画面 | 14型・ノングレア |
| 色域 | sRGB比100% |
「DAIV R4-I7G50WT-B」は、Photoshop用ノートPCとして全体的なバランスがよい製品です。
CPUにCore i7-13620H、GPUにGeForce RTX 4050 Laptopを搭載しているため、一般的な写真編集やイラスト制作だけでなく、RAW現像や高解像度画像の編集にも対応できます。
標準でメモリ32GB、SSD 1TBを搭載しているため、購入後にメモリやストレージが不足しにくいこともメリットです。
ディスプレイはsRGB比100%なので、一般的なWebコンテンツ、写真、イラストなどの色を確認しながら作業できます。
14型で持ち運びやすく、外出先でもPhotoshopを使用したい方に適しています。
OMEN Transcend 14 G2|画面品質と処理性能を両立

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 255H |
| GPU | GeForce RTX 5060 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB NVMe |
| 画面 | 14型・2880×1800・OLED |
| 色域 | DCI-P3 100% |
「OMEN Transcend 14 G2」は、画面品質と性能を両方重視する方におすすめです。
14型の有機ELディスプレイを搭載し、解像度は2880×1800、色域はDCI-P3 100%です。写真やイラストを鮮やかに表示できるため、Photoshopで色を確認しながら作業したい方に向いています。
CPUにはCore Ultra 7 255H、GPUにはGeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。Photoshopだけでなく、Premiere ProやAfter Effectsなども使用したい場合に十分な性能があります。
ただし、Photoshopだけを使用する場合は性能が余る可能性があります。高性能なノートPCが欲しい方や、複数の制作ソフトを使用する方に適した製品です。
HP OmniBook X Flip 14-kb|高色域の有機ELとタッチ操作に対応

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 356H |
| GPU | Intel内蔵グラフィックス |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB PCIe Gen5 |
| 画面 | 14型・2880×1800・OLED |
| 色域 | DCI-P3 100% |
| 輝度 | 500nit |
| 重量 | 約1.39kg |
「HP OmniBook X Flip 14-kb」は、ディスプレイの品質とタッチ操作を重視する方におすすめのノートPCです。
パフォーマンスモデルにはCore Ultra 7 356H、メモリ32GB、SSD 1TBを搭載しています。複数の画像を開いた状態での写真編集や、レイヤー数の多いPSDファイルにも対応しやすい構成です。
ディスプレイは2880×1800の3K有機ELで、DCI-P3を100%カバーしています。最大輝度は500nit、最大リフレッシュレートは120Hzです。広い色域を備えているため、Photoshopで写真やイラストの色を確認しながら作業する用途に適しています。
画面を360度回転させられるコンバーチブルタイプで、通常のノートPCとしてだけでなく、タブレットに近い形でも使用できます。タッチディスプレイを使って、画像の拡大やスクロールを直感的に操作したい方にも向いています。
本体重量は約1.39kgです。約1kgの軽量ノートほどではありませんが、14型の高解像度有機ELディスプレイを搭載したモデルとしては持ち運びやすい重量に収まっています。
ただし、GPUは単体のGeForceではなく、CPU内蔵グラフィックスです。Photoshopを中心に使用する構成としては候補になりますが、本格的な動画編集、3DCG、GPU処理を多用する作業も行う場合は、GeForce RTX 5060 Laptopなどを搭載した製品のほうが適しています。
また、価格は比較的高いため、タッチ操作を使わない方は、DAIV R4などの単体GPU搭載モデルと比較して選ぶのがおすすめです。
HP OmniBook 7 Aero 13-bg|約990gの軽量ノートPC

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Ryzen AI 7 350 |
| GPU | AMD Radeon 860 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| 画面 | 13.3型・1920×1200・IPS・非光沢 |
| 重量 | 約1.00kg |
「HP OmniBook 7 Aero 13-bg」は、持ち運びやすさを最優先したい方におすすめです。
重量は約990gなので、毎日ノートPCを持ち運ぶ方でも負担を抑えられます。
Ryzen AI 7 350にはRadeon 860が内蔵されています。GeForceなどの専用GPUほどの性能はありませんが、写真の色調補正、切り抜き、Web画像制作などの一般的なPhotoshop作業であれば対応できます。
メモリは32GBです。RAW画像を大量に開く場合や、レイヤー数の多いPSDファイルを編集する場合は、メモリ32GBのノートPCが快適です。
軽さを重視する代わりに、本格的な制作性能や画面の色再現性には妥協が必要な製品です。
Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10|タッチ操作やペン入力に対応

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 255H |
| GPU | Intel Arc 140T |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 1TB |
| 画面 | 16型・1920×1200・IPS |
| 色域 | 45% NTSC |
| 特徴 | タッチ操作対応 |
「Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10」は、画面を回転させてタブレットのように使用できるノートPCです。
Core Ultra 7 255HとIntel Arc 140Tを搭載しているため、CPUと内蔵GPUの性能はPhotoshopを使用するのに十分です。
画面に直接ペンで描き込みたい方や、ノートPCと液晶タブレットを1台にまとめたい方に向いています。
ただし、メモリはオンボードの16GBで、購入後に増設できません。また、ディスプレイの色域は45% NTSCなので、正確な色を扱う用途には適していません。
色を重視する写真編集やイラスト制作では、sRGB 100%に対応した外部モニターとの併用がおすすめです。
Lenovo Legion 5a Gen 11|高性能とOLEDディスプレイを重視

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Ryzen AI 9 465 |
| GPU | GeForce RTX 5060 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 15.3型・2560×1600・OLED |
| 色域 | DCI-P3 100% |
「Lenovo Legion 5a Gen 11」は、Photoshop以外のクリエイティブソフトも使用したい方におすすめです。
GeForce RTX 5060 Laptopとメモリ32GBを搭載した構成を選べるため、高解像度の写真編集、複雑なPSDファイル、AIを利用した処理などにも対応できます。
ディスプレイは2560×1600のOLEDで、DCI-P3を100%カバーしています。画面の色域が広く、写真や映像を鮮やかに表示できます。
Photoshopだけでなく、動画編集、イラスト制作、3DCGなども行いたい方に適しています。
標準構成ではSSDが512GBの場合があるため、購入時に1TB以上へ変更できるか確認することをおすすめします。
ASUS ProArt P16|本格的なクリエイター向け

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Ryzen AI 9 HX 370 |
| GPU | GeForce RTX 5060 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| 画面 | 16型・3840×2400・OLED |
| 色域 | DCI-P3 100% |
「ASUS ProArt P16」は、写真編集、イラスト制作、動画編集などを仕事で行うクリエイター向けの高性能ノートPCです。
16型の4K OLEDディスプレイを搭載し、DCI-P3 100%、PANTONE認証に対応しています。高解像度の写真や細かいデザインを確認しながら作業できます。
CPUにはRyzen AI 9 HX 370、GPUにはGeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。Photoshopだけを使用するには高性能ですが、Premiere Pro、After Effects、3DCGソフトなどを併用する場合には有効です。
価格は高くなりますが、ノートPC単体で本格的な制作環境を構築したい方に向いています。
DAIV Z6-I7G60SR-A|大画面で作業しやすい

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core i7-13700H |
| GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| 画面 | 16型 |
| 色域 | sRGB比100% |
「DAIV Z6-I7G60SR-A」は、自宅や職場で据え置きに近い使い方をする方におすすめです。
16型の大きな画面を搭載しているため、Photoshopのツールパネルを表示しても編集スペースを確保しやすくなっています。
GeForce RTX 4060 Laptopを搭載したNVIDIA Studio認定PCなので、Photoshopだけでなく、動画編集、CAD、3DCGなどにも対応できます。
メモリやSSDをカスタマイズできることもメリットです。持ち運びやすさよりも、性能、画面サイズ、拡張性を重視する方に向いています。
Photoshop向けノートPCの用途別必要スペック
Photoshopに必要な性能は、作業内容によって異なります。
| 用途 | CPU | メモリ | GPU | SSD |
|---|---|---|---|---|
| Web画像・バナー制作 | Core Ultra 5・Ryzen 5以上 | 16GB | 新しい内蔵GPU | 512GB |
| 写真補正・一般的なデザイン | Core Ultra 7・Ryzen 7 | 32GB | 内蔵GPU~RTX 4050 | 1TB |
| RAW現像・高解像度PSD | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | 32~64GB | RTX 4050以上 | 1TB以上 |
| Photoshopと動画編集 | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | 32GB以上 | RTX 5060以上 | 1~2TB |
| 業務用の大規模データ | Core Ultra 9・Ryzen 9 | 64GB | RTX 5060以上 | 2TB以上 |
Webサイトに掲載する画像や簡単なバナーを作成する程度であれば、メモリ16GBと新しい内蔵GPUでも使用できます。
一方、数千万画素の写真、多数のレイヤー、スマートオブジェクト、大きなブラシなどを使用する場合は、メモリ32GB以上が適しています。
動画編集も行う場合は、GeForce RTX 5060 Laptop以上を搭載した製品を選ぶと、用途を広げやすくなります。
CPUの選び方

Photoshopでは、画像の読み込み、フィルター処理、レイヤーの合成、ファイルの保存などにCPUが使用されます。
CPUの性能が低いと、フィルターを適用するときや大きなPSDファイルを保存するときに時間がかかります。
Photoshopを快適に使用するなら、次のCPUがおすすめです。
- Core Ultra 7
- Core i7
- Ryzen 7
- Ryzen AI 7
- Ryzen AI 9
ただし、「Core i7」や「Ryzen 7」と書かれているだけで性能を判断することはできません。
ノートPC用CPUには、消費電力を抑えたモデルと、処理性能を重視したモデルがあります。
性能を重視する場合は、型番の最後に「H」や「HX」が付くCPUを選ぶのがおすすめです。
一方、型番の最後に「U」や「V」が付くCPUは、消費電力とバッテリー駆動時間を重視した製品に多く搭載されています。持ち運びには適していますが、長時間の高負荷処理ではHシリーズより性能が低くなる場合があります。
PassMarkのスコアだけで決めない
CPUを比較するときに、PassMarkなどのベンチマークスコアが使用されることがあります。
ベンチマークはCPU全体の性能を比較する参考になりますが、Photoshopの実際の処理速度と完全に一致するものではありません。
ノートPCでは、同じCPUを搭載していても、本体の冷却性能や消費電力の設定によって性能が変わります。
ベンチマークスコアだけではなく、CPUの世代、型番、冷却性能、メモリ容量をまとめて確認してください。
メモリは16GBと32GBのどちらがよいか

Adobeの公式要件では、Photoshopの推奨メモリは16GB以上です。
そのため、16GBでもPhotoshopを使用することはできます。
ただし、Photoshop以外にブラウザ、Illustrator、Lightroomなどを同時に起動すると、16GBではメモリが不足する場合があります。
用途別の目安は次のとおりです。
| メモリ容量 | 向いている用途 |
|---|---|
| 8GB | 最低要件。新規購入では非推奨 |
| 16GB | Web画像、簡単な写真補正、軽いイラスト制作 |
| 32GB | 一般的な写真編集、RAW現像、レイヤーの多い作業 |
| 64GB | 大規模PSD、超高解像度画像、複数ソフトの同時使用 |
新しくPhotoshop用ノートPCを購入するなら、基本的には32GBがおすすめです。
また、ノートPCには、メモリが基板に直接取り付けられた「オンボードメモリ」の製品があります。
オンボードメモリは購入後に増設できないため、16GBと32GBで迷った場合は、最初から32GBを選ぶほうが安全です。
内蔵GPUでもPhotoshopは使えるか

| 用途 | GPUの目安 |
|---|---|
| Web画像・バナー | 新しい内蔵GPU |
| 写真補正・一般的なデザイン | 新しい内蔵GPUで対応可能 |
| RAW・高解像度PSD | 高性能内蔵GPU~RTX 4050 |
| Photoshopと動画編集 | RTX 4050・RTX 5050以上 |
| 動画編集・3DCG・ローカルAIも使用 | RTX 5060以上 |
比較的新しい内蔵GPUであれば、Photoshopを使用できます。
Adobeの最低要件では、DirectX 12の機能レベル12_0以降に対応し、1.5GB以上のGPUメモリを利用できるGPUが必要です。また、AdobeはGPU性能の目安として、PassMarkの平均Ops/Secが2,000以上のGPUを検討するよう案内しています。
Intel Arc、Radeon 780Mなどの比較的新しい内蔵GPUは、一般的な写真編集やWeb画像制作に対応できます。
そのため、Photoshopを使用するからといって、必ずGeForceを搭載したノートPCを選ぶ必要はありません。
ただし、次の用途ではGeForceなどの専用GPUを搭載した製品がおすすめです。
- 高解像度の画像を頻繁に編集する
- PhotoshopのAI機能を多く使用する
- 4K以上の外部モニターを使用する
- Premiere ProやAfter Effectsも使用する
- 3DCGや動画編集も行う
専用GPUを選ぶ場合は、GeForce RTX 4050 Laptop以上を目安にするとよいでしょう。
4K以上のディスプレイを使用する場合、Adobeは4GB以上のGPUメモリを推奨しています。
ディスプレイの色域と解像度を確認する

Photoshop向けノートPCでは、処理性能と同じくらいディスプレイが重要です。
性能が高いノートPCでも、表示できる色の範囲が狭いディスプレイでは、画像の色を正確に確認できません。
sRGB 100%前後がおすすめ
Webサイト、SNS、一般的な写真、イラストなどを制作する場合は、sRGBを100%前後カバーしているディスプレイがおすすめです。
製品ページに次のような表記があるか確認してください。
- sRGB 100%
- sRGB比100%
- DCI-P3 100%
- Adobe RGB対応
- PANTONE認証
「45% NTSC」と書かれている画面は、表示できる色の範囲が狭いため、正確な色調整には向いていません。
色域が狭いノートPCを使用する場合は、sRGB 100%に対応した外部モニターを接続する方法があります。
解像度は1920×1200以上がおすすめ
Adobeは1920×1080以上のディスプレイを推奨しています。
現在のノートPCでは、縦方向が少し広い1920×1200のディスプレイが増えています。
Photoshopでは画面の左右にツールやパネルを表示するため、解像度が高いほど画像を表示するスペースを確保しやすくなります。
おすすめの解像度は次のとおりです。
- 1920×1200
- 2560×1600
- 2880×1800
- 3840×2400
ただし、解像度が高くなるほど文字やボタンが小さく表示されるため、Windowsの拡大率を調整する必要があります。
SSDは1TB以上がおすすめ

Photoshop用ノートPCには、HDDではなくSSDを搭載した製品を選んでください。
SSDは、Photoshopの起動、画像の読み込み、ファイルの保存などを高速化できます。
容量は最低でも512GB、できれば1TB以上がおすすめです。
Photoshopでは、メモリが不足したときにSSDの空き容量を仮想記憶ディスクとして使用します。
SSDの空き容量が少なくなると、Photoshopの動作が遅くなったり、仮想記憶ディスクの容量不足エラーが発生したりする可能性があります。
写真やPSDファイルを長期間保存する場合は、次の構成がおすすめです。
- 内蔵SSD:1TB以上
- 外付けSSD:完成したデータや過去の素材を保存
- クラウドストレージ:重要なデータのバックアップ
内蔵SSDを2台搭載できるノートPCであれば、Photoshopと作業中のデータを別々のSSDに保存する方法もあります。
重量・端子・バッテリー・増設可否も確認する

ノートPCは性能だけでなく、持ち運びや周辺機器との接続も考えて選ぶ必要があります。
重量
頻繁に持ち運ぶ場合は、1.0~1.5kg程度の製品がおすすめです。
ただし、軽量なノートPCは冷却性能やGPU性能が抑えられている場合があります。
持ち運びやすさより性能を重視する場合は、1.8~2.5kg程度のクリエイターPCやゲーミングPCも候補になります。
USB-CやThunderbolt
外付けSSD、ペンタブレット、カードリーダー、外部モニターなどを接続する場合は端子の種類を確認してください。
特に確認したい端子は次のとおりです。
- USB Type-C
- Thunderbolt 4またはUSB4
- USB Type-A
- HDMI
- SDカードスロット
- microSDカードスロット
USB-C端子があっても、すべての製品が映像出力や充電に対応しているとは限りません。
製品仕様で、DisplayPort出力とUSB Power Deliveryへの対応を確認してください。
メモリやSSDの増設
ノートPCには、メモリやSSDを交換できる製品と、交換できない製品があります。
長期間使用する予定なら、購入時に次の項目を確認してください。
- メモリがオンボードか
- メモリスロットの数
- 最大メモリ容量
- M.2 SSDスロットの数
- メーカーのカスタマイズに対応しているか
オンボードメモリの製品は購入後に増設できないため、最初から余裕のある容量を選ぶ必要があります。
バッテリー動作時の性能
高性能ノートPCは、ACアダプターを接続しているときに最大性能を発揮するよう設計されていることがあります。
バッテリー動作時は、消費電力を抑えるためにCPUやGPUの性能が低下する場合があります。
自宅や職場で長時間Photoshopを使用するときは、ACアダプターを接続して使用するのがおすすめです。
PhotoshopにはノートPCとデスクトップのどちらがよいか
持ち運びが必要ならノートPC、性能や拡張性を重視するならデスクトップPCがおすすめです。
| 比較項目 | ノートPC | デスクトップPC |
|---|---|---|
| 持ち運び | できる | 基本的にできない |
| 設置スペース | 小さい | 大きい |
| 同じ価格での性能 | 低くなりやすい | 高くなりやすい |
| 冷却性能 | 制限がある | 高くしやすい |
| メモリ・SSD増設 | 製品による | 比較的簡単 |
| GPU交換 | 基本的にできない | できる |
| 画面 | 本体に搭載 | 別途必要 |
外出先でもPhotoshopを使用する場合や、作業場所を頻繁に変える場合はノートPCが便利です。
一方、自宅や職場の決まった場所でしか作業しない場合は、同じ予算でより高性能なデスクトップPCを購入できる可能性があります。
ノートPCを選ぶ場合でも、自宅では外部モニター、キーボード、マウスを接続すれば、デスクトップPCに近い環境で作業できます。
Photoshop向けノートPCについてよくある質問
メモリ16GBでもPhotoshopは使用できますか
メモリ16GBでもPhotoshopは使用できます。
Web画像、バナー、簡単な写真補正などであれば、16GBでも大きな問題はありません。
ただし、RAW画像、大きなPSDファイル、多数のレイヤーを使用する場合は32GBがおすすめです。
グラフィックボードなしでもPhotoshopは使えますか
Intel ArcやRadeon 780Mなどの比較的新しい内蔵GPUであれば、Photoshopを使用できます。
ただし、AI機能、高解像度画像、動画編集、4K以上のモニターなどを使用する場合は、GeForce RTXシリーズを搭載した製品が適しています。
ゲーミングノートPCでもPhotoshopは使えますか
ゲーミングノートPCでもPhotoshopを使用できます。
高性能なCPUとGPUを搭載しているため、Photoshopの動作性能に問題がない製品が多くあります。
ただし、ゲーミングノートPCには色域の狭いディスプレイを搭載した製品もあります。
購入前に、sRGB、DCI-P3、Adobe RGBなどの色域を確認してください。
有機ELディスプレイはPhotoshopに向いていますか
有機ELディスプレイは、黒を深く表示でき、色が鮮やかなので、写真やイラストの確認に適しています。
一方で、製品によっては画面が光沢仕上げになっており、照明や周囲の景色が映り込む場合があります。
長時間同じ画面を表示する場合は、焼き付き対策機能についても確認してください。
13インチと16インチのどちらがよいですか
持ち運びやすさを重視するなら13~14インチ、作業のしやすさを重視するなら15~16インチがおすすめです。
13~14インチでも外部モニターを接続すれば、自宅では大きな画面で作業できます。
まとめ
Photoshop向けノートPCを選ぶときは、CPUやGPUだけでなく、メモリ、SSD、ディスプレイの色域も確認する必要があります。
一般的な写真編集やイラスト制作には、次の構成がおすすめです。
| パーツ | おすすめスペック |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7・Core i7・Ryzen 7以上 |
| メモリ | 32GB |
| GPU | 新しい内蔵GPUまたはRTX 4050以上 |
| SSD | 1TB以上 |
| 画面 | 1920×1200以上 |
| 色域 | sRGB 100%前後 |
持ち運びやすさと性能のバランスを重視するならDAIV R4、画面品質と高性能を重視するならOMEN Transcend 14やLenovo Legion 5a、本格的な制作環境が必要ならASUS ProArt P16が候補になります。
Photoshopを使用できるかどうかだけでなく、どのような画像を編集するのか、どのくらいの期間使用するのかを考えて選ぶことが重要です。
パソコンを持ち運ぶ必要がない場合は、ノートPCだけでなくデスクトップPCも比較してください。同じ予算なら、デスクトップPCのほうがCPU性能、冷却性能、メモリやSSDの増設性を高めやすくなります。デスクトップを含む具体的な候補は、「PhotoshopにおすすめのPCと必要スペック」で紹介しています。
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