BTOショップ徹底比較!サイコム・ツクモ・SEVEN・アークの強みと選び方

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最終更新日:2025年10月8日

はじめに

Hand installing a computer processor onto a motherboard.

BTO(Build To Order)パソコンは、「自分に必要な性能だけを選んで組める」自由度の高さが魅力です。しかしBTOを扱うショップは数多く存在し、「どこで買えばいいの?」と迷う人も多いでしょう。

今回は特に自由度と信頼性の高さが人気の4大BTOメーカー、「サイコム」、「ツクモ」、「パソコンショップSEVEN」、「アーク」を徹底比較します。

それぞれの強み・弱み・おすすめユーザーをできるだけ明確に解説するので、自分にぴったりのBTOショップを選ぶ参考にしてください。

どうしてこの4社か

BTOパソコンを販売するショップは、ドスパラ・マウス・パソコン工房などを含めると数十社以上あります。

その中でもこの記事で取り上げる 「アーク」「ツクモ」「サイコム」「SEVEN」 の4社を選んだ理由は、以下の3つの観点でまとめられるからです。

  1. カスタマイズの自由度が高いこと
  2. 品質・組み立て精度が高いこと
  3. 個性が明確に異なること

この4社は上級者向けとも言われますが、初心者から上級者までどんなユーザーにもおすすめできるBTOショップです。

サイコム(Sycom)|品質重視のプロ仕様BTO

特徴と強み

サイコム」は、品質を徹底的に追求するBTOメーカーです。

その品質は内部配線の美しさや熱処理の最適化など工芸品レベルとも言われる組み上げ精度が特徴です。

人気のモデルは多くの方におすすめな「スタンダードモデル」、ゲーミングPCの「G-Masterシリーズ」、動画編集向けの「Lepton Motion Pro」などです。

特にサイコムの特徴的なモデルは静音PCシリーズの「Silent Master NEO」です。徹底的に静音にこだわり、静音ケース+高品質ファン+丁寧なケーブルマネジメントにより、作業中でもほとんど音が気にならない仕上がりです。

さらに、サイコムは「パーツ銘柄をすべて明記」しており、電源・SSD・マザーボードのメーカーまで確認できます。そのため、“中身の見えるBTO”として信頼性が高いです。

向いているユーザー

  • 「高くてもいいから品質を最優先したい」上級者
  • 静音性や冷却バランスを重視する人
  • 動画編集・DTM・映像制作など、音が気になる作業をする人

サイコムは、品質を最優先したいクリエイター向けのショップです。

DTM・映像編集・3DCG制作など、音や熱に敏感な作業をする人におすすめ。

電源やマザーボードの銘柄まで公開しているため、透明性の高さも魅力です。「とにかく安定して動く高品質PCがほしい」人にぴったりです。

価格よりも完成度・信頼性を求める上級ユーザーに適しています。

注意点

  • 他社より価格は高め
  • 納期は1〜2週間ほどかかる

ツクモ(TSUKUMO)|バランス型&安心の大手品質

特徴と強み

ツクモ」は、BTO初心者からクリエイターまで幅広い層に支持される大手PCショップです。特に人気のBTOブランド 「eX.computer」シリーズ は、コスパ・信頼性・品質のバランスが非常に優れています。

人気のシリーズはゲーミングPCの「G-GEAR」と、クリエイター向けパソコンの「クリエイターPC」です。

ドスパラやマウスと比べて宣伝が控えめですが、実際の品質・パーツ構成の良さでは業界上位クラスです。

電源やマザーボードなど“見えない部分”の品質にも手を抜かず、長く安定して使いたい人に向いています。

向いているユーザー

  • 信頼性・安定性を重視したい人
  • 初めてBTOを買う人
  • コスパを重視したい人

ツクモは、初めてBTOを買う人や、安定した品質を重視する人に向いています。信頼性の高いパーツ構成で、長く安心して使える点が魅力です。

サポート体制も整っており、店舗で相談したい初心者にも最適です。

動画編集やオフィス用途など、幅広い作業を無難にこなしたい人におすすめ。

「失敗しないBTO選び」をしたい人に理想の選択肢です。

注意点

  • 最新パーツ対応がやや遅れることがある
  • 特別な冷却・デザイン重視構成はやや少なめ

SEVEN(セブン)|柔軟な構成と短納期が魅力

パソコンショップSEVEN ケースのカスタマイズ

特徴と強み

パソコンショップSEVEN」は、柔軟なカスタマイズ性と短納期対応で人気のBTOショップ。

4社の中ではもっとも幅広くカスタマイズができるショップです。とにかくカスタマイズをしたい方はパソコンショップSEVENがおすすめです。

またパソコンショップSEVENの納期は「平均1~2営業日で出荷」「最大5営業日」と公式サイトでも案内されています。カスタマイズの幅が広いにもかかわらずここまで早いのは他のBTOショップにはありません。

ケースデザインの選択肢も豊富で、ゲーミングPCからクリエイター向けPCまで幅広く対応できます。

さらに、他社よりもセール頻度が高いため、コスパ重視で探す人にもおすすめです。

向いているユーザー

  • カスタマイズを重視したい人
  • 見た目やデザインにもこだわりたい人
  • できるだけ早くBTO PCが欲しい人

SEVENは、納期の早さと柔軟なカスタマイズを求める人におすすめです。仕事や配信などですぐにPCが必要な人でも、短納期で手に入ります。

構成の変更にも柔軟に対応してくれるため、細かい要望にも応えやすいです。

デザイン性の高いケースが多く、見た目も重視したい人にも最適。

スピード・自由度・デザインの3点を重視するユーザーに向いています。

注意点

  • 在庫状況によっては構成変更が必要になることも

アーク(ark)|玄人志向・カスタマイズ性

アーク カスタマイズ画面

特徴と強み

秋葉原の老舗PCショップ「アーク」は、自由度の高いカスタマイズで有名です。

CPU・GPU・マザーボード・電源ユニットまで細かく選べるため、「自作に近い構成をショップに任せたい」という中〜上級者に人気があります。

特に他のBTOショップよりPCケースの取り扱いが圧倒的に多いです。Fractal DesignやNZXT、Cooler Masterなど有名ブランドも選べます。PCの見た目にこだわる人にも好評です。

また、最新パーツの採用が早い点も魅力。常に“最先端のBTO”を求めるユーザーに最適です。

サポートも丁寧で、パーツの相性相談にも応じてくれる柔軟さがあります。

向いているユーザー

  • パーツの性能やブランドにこだわりたい人
  • 自作に近いBTOを注文したい中~上級者
  • PCケースを幅広く選びたい方

アークは、パーツの組み合わせや最新技術に強い関心を持つ、どちらかというと中~上級者向けのショップです。CPUやGPUを自分で細かく指定したい人、構成を妥協したくない人に最適です。

ハイエンド志向で、ゲームも動画編集も妥協したくない人におすすめ。

最新パーツをいち早く使いたい“玄人志向ユーザー”にぴったりです。

注意点

  • パーツの在庫が切れていることが多い
  • 他社より納期がやや長めになることがある

比較まとめ表

ショップ名強み向いている人注意点
サイコム静音・品質・丁寧な組み立てクリエイター・DTMユーザー値段が高く納期も長め
ツクモバランス型・安定性重視初心者・長期運用したい人新パーツ対応が少し遅め
パソコンショップSEVENカスタム自由・納期が早い納期重視・性能重視の中~上級者在庫変動に注意
アークカスタマイズ性高い、PCケースの幅広い自作派・デザイン重視ユーザーパーツの在庫が切れていることが多い

どのショップを選ぶべきか?

最後に結論です。

  • 品質重視ならサイコム
  • コスパ重視ならツクモ
  • 自由度重視ならアーク
  • スピード・柔軟性重視ならSEVEN

どのショップも一定の品質水準を満たしているため、「何を重視するか」で選ぶのが正解です。

BTO選びは「信頼+用途」で決めよう

Close Up Photo of HyperX RAM

BTOショップ選びで失敗しないコツは、価格よりも信頼性と用途の一致です。パーツの性能だけでなく、サポート・保証・納期・構成の自由度などを総合的に比較しましょう。

アーク・ツクモ・サイコム・SEVENはどれも長年の実績があり、ゲーマー・動画編集者・音楽制作者など、目的に合わせた理想のPCが必ず見つかります。

「何を優先したいか」を明確にすれば、最適なBTOショップが自然と見えてくるはずです。

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