クリエイター向けパソコンを比較!制作に一番最適なPCはどれ?


クリエイターパソコンとは

このサイトではクリエイターパソコンは動画編集、映像制作、イラスト制作、画像編集、3D・VR制作、音楽制作などをするためのパソコンとしています。

特にGPUにGeForceを搭載しているクリエイターパソコンを対象としています。

一方でGPUにQuadroが搭載されたPC、3D CAD、業務用、研究用、産業用のパソコンもクリエイターパソコンとしてまとめられているところもありますが、このサイト内ではGPUにQuadroが搭載されたパソコンは「ワークステーション」として明確に区別したいと思っています。

なのでクリエイターパソコンとして販売していてもQuadro搭載パソコンだけしか取り扱われていないパソコンショップは取り上げていません。

クリエイターパソコンについてはこちらも参考にしてください。

4つのクリエイターパソコン比較

クリエイターPC / ツクモ

ツクモは秋葉原の老舗パソコンショップです。全国の企業や官公庁、大学などにもパソコンを搬入している信頼性が高いBTOショップです。

ツクモの「クリエイターPC」はコスパが高いクリエイター向けのBTOパソコンです。

カスタマイズ注文の幅が広い

クリエイターPCはパソコン基本構成が他のBTOショップと比べて少ないですが、基本構成の数が少ないことはほとんど問題ありません。

基本構成からカスタマイズがとても幅広くできるので自分の求めているスペックにピッタリあったパソコンを作ることができます

CPUはCore iシリーズ、Ryzenシリーズを幅広く選べる
  CPU基本構成 選択できるCPU GPU基本構成 選択できるGPU
クリエイターPC WA5A-B211/T2 Ryzen 5 5600X Ryzen 7 5800X GTX 1650 GTX 1660 Ti
GTX 1660 SUPER
RTX 3060
RTX 3060 Ti
RTX 3070
RTX 3070 Ti
RTX 3080
RTX 3080 Ti
RTX 3090
クリエイターPC WA9A-C211/T2 Ryzen 9 5900X Ryzen 9 5950X
クリエイターPC WA5J-B211/T Core i5-11400 Core i7-11700
Core i7-11700K
Core i9-11900K
内蔵グラフィック

基本構成は

  • 「インテルCPU搭載タワーモデル」:Core iシリーズを選べる
  • 「第4世代 AMD Ryzen CPU搭載タワーモデル」:最新Ryzen 5000番代(Ryzen 5 5600Xなど)を選べる
  • 「第3世代AMD Ryzen CPU搭載タワーモデル」:一世代前のRyzen 3000番代を選べる

との大きく分けて3シリーズあります。

基本構成やカスタマイズ注文によってCore i5、Core i7、Core i9、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9をすべて選べるようになっています。

特にハイスペックなRyzen 9 5900XやRyzen 9 5950Xなどを使用できるのはクリエイターソフトを使用しても動作が重くなりにくく安定するのでRyzen 9まで搭載できるのはクリエイターの方におすすめです。

GPUはほぼすべての最新GeForceシリーズを選べる

またすべての基本構成からカスタマイズ注文でGPUをGeForce GTX 1660 SUPERとRTX 3060~RTX 3090まですべて選べます

なのでCPUとGPUをあらゆる組み合わせでパソコンが注文できるようになっています。

例えばRyzen 9 5900XとGTX 1660 SUPERの組み合わせはないパソコンショップもあります。

クリエイターの方が使用する動画編集ソフトやイラスト制作ソフトではCPUの性能が高ければ高いほど処理時間を少なく出来るのでハイスペックのものほどおすすめですが、GPUは一部の処理だけで使用するのでそこまで性能が高いものは必要ありません。

なのでCPUにハイスペック、GPUにミドルスペックというような組み合わせにも対応できるのはコスパを高く出来るのでおすすめです。

搭載できるSSD・HDDの数は4~5個!

SSD・HDDストレージは

  • SSD
  • 追加SSD
  • ハードディスク
  • 追加ハードディスク

4つか、基本構成によってはさらに「追加M.2 SSD」を加えた5つまで搭載させることができます

これは他のBTOショップと比べてもかなり多くなっています。フルカスタマイズに近いくらい幅広いカスタマイズができるBTOショップのサイコムでも3つまでです。

ストレージ容量を大量に使用する高画質動画編集をしたい方などにもおすすめです、

ストレージを複数搭載して分散させるのはパソコンの動作が安定しますし、1つだけが壊れてもデータの復元がやりやすいですし、バックアップ用としても使用できます。

クリエイターパソコン SENSE∞ / パソコン工房

パソコン工房の「クリエイターパソコン SENSE∞」シリーズはコスパが高いクリエイターパソコンです。

PCケースは3種類あります。

価格はかなり安い
モデル(スペックをDAIV Z7に近づけた場合)価格
※2021年11月11日時点
パソコン工房クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M056-117-RBX]
メモリ:16GB→32GB (+15,400円)
2TB HDD増設 (+7,700円)
201,980円(税込)
マウスコンピューターDAIV Z7241,780円(税込)
ツクモクリエイターPC WA7J-C211/ZT
GPU:内蔵→RTX 3060 (+66,000円)
HDD:1TB→2TB (+1,980円)
メモリ:16GB→32GB (+13,200円)
230,980円(税込)

価格はとても安いのでコスパを求める方におすすめです。フロンティアやツクモと同じくらいかさらに安い価格になっています。

カスタマイズの幅は狭いが基本構成が多い

パソコン基本構成の数がかなりの多いです。ただし同じような構成なのに動画編集向け、RAW現像向けなどのコンセプトモデルが大量にあるので、目的の基本構成を見つけ出すのがめんどくさいです。

また最近は半導体不足や仮想通貨のマイニング需要の影響で品切れが多いです。

カスタマイズの幅はかなり狭いです。なので基本構成がたくさんあるので求めているスペックにできるだけ近い基本構成を探してからカスタマイズします。求めているスペックのものがなければ割高でも求めているスペックよりも高いものを買うか諦めるしありません。

CPUとGPUはほとんどあるが組み合わせができないものもある

SENSE∞にはCPUにCore i3~i9までほぼ全て搭載された基本構成パソコンが選べます。クリエイターの方がCore i3搭載PCを選ぶことはあまりないと思いますが。

Ryzenは5~9まであります。

GPUもGeForce RTX 3060からRTX 3090まで搭載された基本構成があります。ただし最近は品切れ中が多いので選べないものもあります。

しかしCPUとGPUの組み合わせは足りない部分があります。例えばRyzen 9とRTX 3060などハイスペック+ミドルスペックの組み合わせがかなり少ないです。

特にRyzen 9は基本構成があまり多くないので妥協が必要な部分も出てくるかもしれません。

また以前はGTX 1660 SUPERが搭載された基本構成もたくさんありましたが最近はなくなっています。

これは半導体不足やマイニング需要の影響かそれとも必要ないと思ってなくしたのかはわかりませんが、GPUが搭載されていない基本構成がたくさんありハイスペックなRTX 3080などを搭載された基本構成もあるのに、一方でミドルスペックのGPU搭載のパソコンだけがないのはバランスが悪いです

基本構成にグラフィックボードが搭載されていないものが多い

クリエイターパソコンSENSE∞にはグラフィックボードが搭載されていないものがとても多いです。

クリエイターソフトのほとんどはGPUを使用して処理を高速化したり最適化できたりするので搭載したものを買うほうがいいです。

特にAdobe Creative CloudのPhotoshopやPremiereはGPUを使用しないと使えない機能もあるので必ず必要です。

SSD・HDDの選択は幅広め

SSD・HDDは1stストレージ、2ndストレージ、3rdストレージの3つを搭載できます。

  • 1stストレージ:SSD (M.2 NVMe)
  • 2ndストレージ:SSD・HDD (SATA)
  • 3rdストレージ:HDDのみ

SSD3つ搭載は不可能ですが、一般的なBTOパソコンの場合だとSSD・HDDを搭載できるのは2つまでのところがほとんどなので及第点です。

その他の特徴

電源のカスタマイズも比較的少ないです。

クリエイターパソコン DAIV / マウスコンピューター

クリエイターパソコン DAIV」はマウスコンピューターのクリエイターパソコンです。

メモリ容量、SSD・HDD、電源はカスタマイズ注文ができますが、CPUやGPUのカスタマイズはほとんどできません。

CPUはかなり選択の幅が狭い

DAIVはIntel Core i7搭載のDAIV Z5、DAIV Z7とAMD Ryzen 7 3700X搭載のDAIV A5、DAIV A7がメインのシリーズです。

現状ではCPUにRyzen 7 3700X、Core i7-11700、Core i7-10700が搭載されたパソコンが大半で、CPUにはあまりバリエーションがありません

一部の基本構成ではCPUのカスタマイズでCore i9が選択できるものもあります。例えば「DAIV Z7-3060Ti」はCore i9-11900Kにカスタマイズできます。

もちろんCore i7やRyzen 7はクリエイターの方にもおすすめではありますが、クリエイターには様々な創作スタイルがあるので欲しいCPUもクリエイターの方にとって様々です。なので選択肢が少ないのは弱点です。

特にDAIVには最新のRyzen 5000シリーズを搭載したパソコンがありませんし、Ryzen 5もRyzen 9もないのは選択肢が少なすぎます。クリエイターの方はRyzen 7 5800Xなどの性能の高いCPUを求めている方は多いと思います。

またCore i9-10900X搭載のパソコンもありますが価格の割に性能がそこまで高くないのでコスパが悪いです。

GPUはミドルスペックのものが多い

グラフィックボードにはDAIV A5、Z5に搭載されている「GeForce GTX 1650」やA7、Z7に搭載されている「GeForce RTX 3060」の他にもGTX 1660 TiやRTX 3060 Ti、その他Quadroなどの業務用GPUというようにある程度幅広くあります。

しかしGeForce RTX 3070以上のGPUはありません。以前はあったのでマイニング需要や半導体不足の影響だと思われます。

確かにGTX 1650からRTX 3060 TiあたりのミドルスペックGPUは動画編集ソフトやイラスト制作ソフト、画像編集ソフトなどには十分な性能なのでこのスペックのものしかなくてもいいかもしれません。

ですがイラスト制作ソフトで3D機能を頻繁に使う方、After Effectsなどで3Dを使った映像を制作したい方、3Dゲームや3Dモデリングなどをしたい方にはもう少し性能の高いGPUが欲しいという方は多いと思います。そのような方には向いていません。

SSD・HDDストレージの幅もかなり狭い
リムーバブルケース

SSD・HDDのカスタマイズはSSD+HDD+リムーバブルケースの3つができます。

リムーバブルケースはパソコンを分解せずにHDDの交換ができるので便利です。

ですがSSD・HDD・リムーバブルケースという組み合わせは固定です。他のBTOショップのパソコンではHDDを搭載せずにSSDを2つ搭載などの組み合わせができますがDAIVではできません。

最近のパソコンはSSDを2つ搭載したパソコンも多いので不便です。

メモリが最大64GBというのは遅れている

メモリ容量のカスタマイズは64GBまでです。最近は128GBまで増設できるBTOショップが増えたのでDAIVは遅れてをとっています。

特にAdobe公式の「Premiere Pro および After Effects 用システムの最適化」ページには「128GB以上を推奨」と書かれているのでメモリ容量に128GBにしたい方は一定数以上いるでしょう。

その他クリエイター向けの特徴

その他、DAIVのPCケースはキャスターを装着させたり、持ちやすい取っ手がついていたりして持ち運びが楽にできるようになっています。

スタンダードモデル / サイコム

Sycom(サイコム)」はカスタマイズの幅がとても広くパーツの型番まで表示していたり、全国の企業や官公庁や大学などにもパソコンを納入している信頼性の高いショップです。

価格が少し高いですがパーツの型番まで選択できるのでパソコンのパーツにまで細かく気を配ってパソコンを作りたい方に人気があります。

サイコムにはクリエイター向けパソコンとして「ワークステーション」モデルがありますが、こちらはQuadroを搭載した3D CADなどの産業向けのパソコンなので紹介しません。

ですが「スタンダードモデル」がカスタマイズの幅が広くクリエイターの方向けのパソコンとしてもおすすめなのでこちらを紹介します。

カスタマイズの幅はかなり広く型番まで選択できる

スタンダードモデルの基本構成はとても少ないです。

ですがCPUにRyzenシリーズを選べる「Radiant GZ2800X570A」と第12世代Core iシリーズが選べる「Radiant GZ3100Z690/D4」の2つがカスタマイズの幅が広いので2つの基本構成のどちらかを選べば全く問題ありません。

それ以外の基本構成はあまりメジャーではない特殊なCPUしか選べないので選ぶ必要はありません。

SSD、HDD、電源、PCケースなどほとんどのパーツでメーカーや型番などまで選ぶことができます。メモリだけ一部で表示されていません。

マザーボードまでカスタマイズできる

こちらのスタンダードモデルはマザーボードもカスタマイズできます。マザーボードをカスタマイズできるショップは少ないです。

マザーボードはUSB端子の数などやPCI拡張スロットの数が変わります。機材をつなぐためにUSBポートの数を増やしたい方などにおすすめです。

グラフィックボードがメーカーや接続端子まで選べる

またグラフィックボードをメーカーや型番まで幅広く選ぶことができます

例えばGeForce RTX 3070のGPUを搭載したグラフィックボードの中でもMSI製、ASUS製、ASRock製などの中から選ぶことができます

グラフィックボードの製品によってマルチディスプレイで同時に表示できる数が違ったり、ファンの数が違ったり、専有スロット(大きさ)が違うので細かく選べるのはクリエイターの方にも便利です。

SSD・HDDは3つ搭載可

SSD・HDDストレージの数は

  • SSD
  • 増設HDD・SSD 2
  • 増設HDD・SSD 3

の3つです。

つまりSSDを3つ搭載させることもできます。SSDだけ3つを搭載させるのは高画質動画編集のような大きいファイルの読み書きを早く出来るのでおすすめです。

その他

その他、電源など普通のBTOショップではできないくらい幅広く選ぶことができます。

また拡張カードでキャプチャーボードなどを取り付けることができます。

クリエイターパソコンを比較してわかったパソコンの選び方

多くの方におすすめなのはツクモ「クリエイターPC」

クリエイターパソコンが欲しい多くの方にはツクモの「クリエイターPC」がおすすめです。

CPUとGPUをあらゆる組み合わせの中から選べるので、自分の求めているスペックに合ったコストパフォーマンスがとても高いパソコンを作ることができます。

またストレージも最大4~5つまで搭載できるのでとにかく容量を使用するクリエイターの方にはおすすめです。

パーツを細かく選びたい方はサイコム「スタンダードモデル」

サイコムの「スタンダードモデル」は他のBTOショップではなかなかカスタマイズできないマザーボードやPCケースも交換可能です。

またほぼすべてのパーツにメーカーや製品名、型番や細かい仕様まで見ながら選べるのでパーツを自分で細かく選びたい方におすすめです。

安いパソコンが欲しい方はパソコン工房「クリエイターパソコン SENSE∞」

とにかく安いパソコンが欲しい方は「クリエイターパソコン SENSE∞ icon」がおすすめです。

クリエイターの方は出費が多いので、高性能なパソコンをできるだけ安く買うことはとても意味があります。






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