重くならないパソコンを買う方法|用途別にCPU・メモリ・SSDの選び方を解説

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最終更新日:2026年8月6日

新しいパソコンを買うなら、数年後も動作が重くなりにくい製品を選びたいところです。

しかし、パソコンの動作速度はCPUだけでは決まりません。

たとえば、次のように「重い」と感じる場面によって、不足しているパーツは異なります。

  • ソフトの処理や動画の書き出しが遅い:CPU不足
  • タブやソフトを増やすと固まる:メモリ不足
  • 起動やファイルの読み込みが遅い:SSDや空き容量の問題
  • ゲームや3DCGの映像がカクつく:GPU不足
  • 長時間使用すると急に遅くなる:冷却不足
  • 電源を入れた直後から重い:スタートアップアプリの影響

Microsoftも、Windowsが遅くなる原因として、ストレージの空き容量不足、スタートアップアプリ、古いソフトウェア、現在の用途に対するハードウェア性能不足など、複数の要因を挙げています。

重くなりにくいパソコンを選ぶには、高性能CPUを搭載するだけでなく、用途に合わせてCPU・メモリ・SSD・GPUのバランスを整えることが重要です。

この記事では、単純な性能ランキングではなく、購入後にどのような場面で差が出るのかまで考えながら、重くなりにくいパソコンの選び方を解説します。

重くなりにくいPCはCPU・メモリ・SSDのバランスで選ぶ

新しくWindowsパソコンを購入する場合は、次の構成を基準にすると失敗しにくくなります。

用途CPUの目安メモリSSDGPU
Web閲覧・Office・動画視聴Core 5・Core Ultra 5・Ryzen 5クラス16GB500GB~1TB内蔵GPU
多数のタブ・複数ソフトCore Ultra 5~7・Ryzen 5~732GB1TB内蔵GPUでも可
画像編集・RAW現像・DTMCore Ultra 7・Ryzen 7クラス32GB1~2TBソフトによる
フルHD・一般的な4K動画編集Core Ultra 7・Ryzen 7以上32~64GB2TB推奨ミドルクラス以上
PCゲームCore Ultra 5~7・Ryzen 5~732GB1~2TBゲーム・解像度に合わせる
3DCG・VFX・生成AICore Ultra 7~9・Ryzen 7~964GB以上2TB以上GPUとVRAMを優先

一般家庭や仕事用のPCなら、Core Ultra 5・Ryzen 5クラス、メモリ16GB、SSD 1TB程度が基本構成です。

複数のソフトを同時に使用する人や、ブラウザのタブを大量に開く人は、CPUを上位化するよりも、メモリを32GBへ増やしたほうが快適になる場合があります。

動画編集、3DCG、ゲームなどでは、CPUだけでなくGPU性能も確認しなければなりません。

パーツ名の数字が大きいPCを選ぶのではなく、自分が何をしたときに待たされたくないのかを考えることが、重くなりにくいPC選びの第一歩です。

「重くならないパソコン」は存在しない

正確には、将来にわたって絶対に重くならないパソコンはありません。

購入時に高性能だったパソコンでも、次のような変化によって負荷は増えていきます。

  • 使用するソフトの機能が増える
  • Windowsやアプリの要求性能が上がる
  • 高解像度の写真や動画を扱うようになる
  • 同時に起動するソフトが増える
  • SSDの空き容量が減る
  • バックグラウンドアプリが増える
  • 冷却ファンや内部にほこりがたまる

そのため、この記事で目指すのは「永久に重くならないPC」ではなく、次の条件を満たすPCです。

  • 現在の用途に十分な性能がある
  • 少し負荷が増えても余裕が残っている
  • メモリやSSDを後から増設できる
  • 長時間使用しても性能が落ちにくい
  • 不要な部分へ予算を使いすぎていない

必要以上に高額なPCを購入する必要はありません。

重要なのは、現在の作業に必要な性能よりも、少し余裕のある構成を選ぶことです。

パソコンが重くなる原因は症状によって違う

パソコンの「重さ」は、すべて同じ原因で起きるわけではありません。

購入前に、どのような作業を快適にしたいのか整理しておきましょう。

重いと感じる場面主な原因候補購入時に確認する部分
ソフトの計算や処理が遅いCPU不足CPUの世代・性能
タブやアプリを増やすと固まるメモリ不足メモリ容量
起動や読み込みが遅いHDD・SSD・空き容量SSDの種類と容量
ゲームの映像がカクつくGPU不足GPU性能・VRAM
動画編集のプレビューが重いCPU・GPU・メモリ不足使用ソフトに合わせる
長時間使うと遅くなる温度上昇・メモリ不足ケース・冷却・メモリ
電源を入れた直後から重いスタートアップアプリソフト構成・設定
特定のソフトだけ遅いソフトとの相性・設定推奨スペックを確認
Webページだけ遅い回線・ブラウザ・Wi-FiPC以外の原因も確認

「今のPCが重いから、次はCore Ultra 9やRyzen 9を買おう」と考える前に、現在のPCで何が不足しているのか確認することが大切です

メモリ不足が原因なのにCPUだけを高性能化しても、同じ使い方をすれば再びメモリ不足になる可能性があります。

買い替える前に現在のPCのボトルネックを確認する

Windowsでは、タスクマネージャーを使うことで、どのパーツに負荷がかかっているかを確認できます。

「Ctrl」「Shift」「Esc」を同時に押し、タスクマネージャーの「パフォーマンス」を開いてください。

重い作業をしている最中に、CPU・メモリ・ディスク・GPUの使用率を確認します。

CPU使用率が常に高い

動画の書き出し、圧縮、計算処理などでCPU使用率が長時間90~100%になる場合は、CPU性能を上げることで処理時間を短縮できる可能性があります。

ただし、ゲーム中にGPU使用率が低く、CPUだけが高い場合と、動画書き出しでCPUを最大限使用している場合では、必要なCPUが異なります。

メモリ使用率が高い

複数のアプリを開いた状態でメモリ使用率が80~90%を超えている場合は、メモリ容量が不足している可能性があります。

使用開始直後は軽いのに、タブやソフトを増やすと次第に重くなる場合も、メモリ不足を疑います。

この場合は、CPUの上位化よりも、メモリを16GBから32GBへ増やすほうが効果的なことがあります。

ディスク使用率が高い

アプリの起動やWindows Update中にディスク使用率が100%近くなり、長時間操作できない場合は、ストレージが原因の可能性があります。

特にOSをHDDへインストールしている古いPCでは、SSDへ変更することで起動や読み込みの待ち時間を大幅に減らせます。

SSDを使用している場合でも、空き容量が極端に少ない状態は避けてください。

GPU使用率が高い

ゲーム、3DCG、動画編集、AI処理などでGPU使用率が高くなっている場合は、CPUではなくGPUを上位化する必要があります。

GPUメモリであるVRAMが不足すると、画質設定を下げなければならなかったり、高解像度素材を扱いにくくなったりします。

起動直後だけ重い

電源を入れた直後だけ重い場合は、スタートアップアプリやバックグラウンド処理が原因になっていることがあります。

Microsoftも、自動起動するアプリは、Windowsの起動時間だけでなくシステム全体のパフォーマンスへ影響する可能性があると説明しています。

この場合は、買い替える前に不要なスタートアップアプリを整理する価値があります。

CPUは名前だけで選ばない

CPUは、パソコン全体の計算処理を担当するパーツです。

アプリの処理、ファイルの圧縮、動画の書き出し、画像処理など、多くの作業に影響します。

ただし、「Core i7」「Ryzen 7」と書かれているだけで高性能だと判断してはいけません。

CPUは次の項目によって性能が変わります。

  • 製品シリーズ
  • 世代
  • デスクトップ用かノート用か
  • 末尾の型番
  • コア数
  • 消費電力
  • 冷却性能

古いCore i7より、新しいCore Ultra 5やCore 5のほうが高性能な場合もあります。

また、同じCore Ultra 7でも、デスクトップ用とノート用では、消費電力や冷却条件が異なります。

「Core i7だから速い」「Ryzen 7だから安心」と判断せず、CPUの正式な型番まで確認してください。

CPUの型番を比較するときは、「CPUのPassMarkスコアの目安」も参考にしてください。

一般用途ならCore Ultra 5・Ryzen 5クラスが基準

Web閲覧、Office、動画視聴、オンライン会議などが中心なら、Core Ultra 5・Ryzen 5クラスで十分な場合が多いです。

CPUをCore Ultra 7やRyzen 7へ上げても、軽い作業だけでは差を体感しにくいことがあります。

一般用途では、CPUへ予算を集中させるより、次の部分を優先してください。

  • メモリ16GB以上
  • SSD 1TB
  • 見やすいディスプレイ
  • 十分なUSB端子
  • Wi-Fiの対応規格
  • 保証やサポート

複数ソフトを使うならCore Ultra 7・Ryzen 7も候補

次のような使い方では、Core Ultra 7・Ryzen 7クラスを検討できます。

  • 大きなExcelファイルを扱う
  • 多数のブラウザタブを開く
  • 複数の業務ソフトを同時に使用する
  • RAW現像を行う
  • DTMで多数のプラグインを使用する
  • フルHD・4K動画を編集する
  • ソフトの処理待ち時間を短縮したい

ただし、複数ソフトを同時に使用する場合は、CPUだけでなくメモリ32GBも優先してください。

Core Ultra 9・Ryzen 9が必要な人は限られる

Core Ultra 9やRyzen 9が向いているのは、次のような人です。

  • 高解像度動画を頻繁に書き出す
  • After Effectsなどの重い制作ソフトを使用する
  • 3DCGのCPUレンダリングを行う
  • 大規模なプログラムをビルドする
  • 仮想マシンを複数動かす
  • 処理時間の短縮が仕事の収益に直結する

軽い事務作業やWeb閲覧が中心なら、上位CPUへ予算を使う必要はありません。

CPUを1段階下げて、メモリ、SSD、ディスプレイ、保証などを充実させたほうが使いやすいPCになることがあります。

メモリは「必要量を満たすこと」が重要

メモリは、使用中のデータを一時的に置いておく作業スペースです。

机に例えると、CPUが作業する人で、メモリが机の広さです。

CPUが高性能でも、机が狭ければ、資料を何度も片付けたり取り出したりしなければなりません。

一方、必要以上に広い机を用意しても、作業する人の速度そのものが上がるわけではありません。

メモリは、少なすぎても、多すぎても、予算効率が悪くなります。

16GB・32GB・64GBのどれを選ぶべきかは、「BTOパソコンのメモリ容量の選び方」で詳しく解説しています。

Windows 11の最低要件と快適な容量は違う

Windows 11の公式な最低メモリ要件は4GBです。

しかし、これはWindows 11を動作させるための最低条件であり、多数のタブやソフトを快適に使用するための推奨容量ではありません。

新しくパソコンを購入する場合は、次の容量を目安にしてください。

用途メモリ容量
最低限の軽い用途8GB
Web・Office・動画視聴16GB
多数のタブ・複数ソフト32GB
画像編集・DTM・動画編集32~64GB
After Effects・3DCG・VFX64GB以上
大規模制作・仮想環境128GBも検討

新しくPCを買うなら、一般用途でも16GB、複数のソフトを使うなら32GBを基準にするのがおすすめです。

8GBのPCは価格だけで選ばない

8GBメモリでも、Web閲覧や文章作成などは可能です。

しかし、Windows、セキュリティソフト、ブラウザ、クラウド同期などが同時に動作すると、空きメモリは少なくなります。

特に次の人は8GBを避けたほうが無難です。

  • ブラウザのタブを多く開く
  • ZoomやTeamsを使いながら作業する
  • Photoshopなどを使う
  • メモリを後から増設できないノートPCを買う
  • 4年以上使用する予定がある

ノートPCではメモリが基板へ直接取り付けられ、購入後に増設できない製品があります。

購入前に、搭載容量だけでなく、増設できるかも確認してください。

16GBと32GBで迷ったら使い方で判断する

16GBがおすすめの人

  • Web閲覧が中心
  • Officeを使用する
  • 動画を視聴する
  • オンライン会議をする
  • 軽い画像編集をする
  • 同時に開くソフトが少ない

32GBがおすすめの人

  • ブラウザのタブを大量に開く
  • 複数の業務ソフトを同時に使用する
  • RAW現像や動画編集をする
  • DTMで多数の音源を使用する
  • ゲームをしながら配信する
  • メモリ不足を長期間避けたい

予算に余裕があり、使用用途が増える可能性があるなら、32GBは選びやすい容量です。

SSDは最低500GB、基本は1TBを選ぶ

現在のパソコンでは、OSをSSDへインストールする構成が基本です。

HDDだけを搭載したPCは、起動やアプリの読み込みに時間がかかりやすいため、OS用としてはおすすめしません。

ただし、「SSD搭載」と書かれているだけでは十分ではありません。

次の項目を確認してください。

  • SSDの容量
  • NVMe接続かSATA接続か
  • SSDを追加できるか
  • M.2スロットの空き
  • データ保存用ドライブの有無

500GB・1TB・2TBのどれを選ぶべきかは、「BTOパソコンのSSD容量の選び方」も参考にしてください。

500GB SSDが向いている人

  • WebやOfficeが中心
  • 写真や動画をほとんど保存しない
  • ゲームをほとんどインストールしない
  • クラウドや外付けストレージを使う
  • 予算を最優先する

Windowsやアプリをインストールすると、自由に使える容量は表記より少なくなります。

多数のゲームや動画素材を保存する場合、500GBでは容量不足になりやすい点に注意してください。

1TB SSDが多くの人におすすめ

1TBあれば、Windows、一般的なソフト、写真、複数のゲームなどを保存しやすくなります。

新しくPCを購入するなら、一般用途でも1TBを基準にするのがおすすめです。

500GBから1TBへの変更額が小さい場合は、CPUを必要以上に上位化するより、SSD容量を増やしたほうが日常的な使いやすさにつながります。

動画編集や大量のゲームには2TBを検討する

次の用途では2TB以上を検討してください。

  • 4K動画編集
  • 写真や動画をPC内部へ保存する
  • 容量の大きなゲームを多数インストールする
  • 3DCG素材を保存する
  • 生成AIのモデルデータを扱う
  • 外付けストレージをできるだけ使いたくない

動画編集では、OS・ソフト用SSDと素材用SSDを分ける方法もあります。

ただし、SSDを複数台搭載することより、まず必要な総容量を確保することを優先してください。

SSDは最高速度より容量を優先してよい

一般用途では、PCIe Gen4 SSDから高価なGen5 SSDへ変更しても、すべての操作が大幅に速くなるわけではありません。

Web閲覧、Office、動画視聴などが中心なら、最高速度よりも容量を優先したほうが実用的です。

たとえば、予算が同程度なら、

  • 500GBの最上位SSD
  • 1TBの標準的なNVMe SSD

では、後者のほうが多くの人にとって使いやすくなります。

高速SSDが役立ちやすいのは、大容量ファイルを頻繁に移動する人や、高解像度素材を扱う人です。

GPUが必要な人と不要な人を分ける

GPUは、画面表示、ゲーム、3DCG、動画処理、AI処理などに使用されます。

すべての人に高性能GPUが必要なわけではありません。

ゲームや制作作業で必要なVRAM容量は、「VRAMは8GB・12GB・16GBのどれが必要?」で確認できます。

内蔵GPUで十分な用途

次の用途なら、CPU内蔵GPUでも対応できます。

  • Web閲覧
  • Office
  • 動画視聴
  • オンライン会議
  • プログラミング
  • 軽い画像編集
  • 一般的なDTM

高性能GPUを搭載すると本体価格、消費電力、発熱が増えます。

ゲームや制作ソフトを使わないなら、GPUへ予算を使う必要はありません。

外部GPUが必要な用途

次の用途では、GeForceやRadeonなどの外部GPUを検討してください。

  • PCゲーム
  • 3DCG制作
  • CAD
  • 高負荷な動画編集
  • DaVinci Resolve
  • FusionやVFX
  • 生成AI
  • GPUレンダリング

ゲームではCPUよりGPUがボトルネックになることが多いため、Core Ultra 9と低性能GPUを組み合わせるより、Core Ultra 5~7と高性能GPUを組み合わせたほうがフレームレートが高くなる場合があります。

クリエイターPCはソフトごとに優先パーツが違う

「動画編集用」「クリエイター用」と書かれているだけで、最適な構成とは限りません。

使用するソフトによって、負荷がかかるパーツが異なります。

ソフト・用途優先したいパーツ
PhotoshopCPU・メモリ
Lightroom・RAW現像CPU・メモリ・SSD
PremiereCPU・メモリ・GPU
DaVinci ResolveGPU・VRAM・メモリ
After EffectsCPU・メモリ・キャッシュSSD
DTMCPU・メモリ・静音性
3DCGGPU・VRAM・CPU
生成AIGPU・VRAM

Adobeは、Premiereで4K以上の動画を編集する場合、32GB以上のメモリと8GBのGPUメモリ、高速な内蔵SSDなどを推奨しています。

After Effectsでも、4K以上では32GB以上のメモリ、推奨GPUとして8GBのGPUメモリ、アプリやキャッシュ用の高速SSDが案内されています。

クリエイターPCは「CPUが高性能ならよい」のではなく、使用ソフトに合った場所へ予算を配分することが重要です。

ノートPCは重くなりやすい?

ノートPCが必ず低性能というわけではありません。

高性能なモバイルCPUやGPUを搭載したノートPCもあり、Web、Office、画像編集、動画編集などに使用できます。

ただし、同じ価格帯なら、デスクトップPCのほうが次の点で有利な傾向があります。

  • 高性能なCPU・GPUを搭載しやすい
  • 冷却性能を確保しやすい
  • メモリやSSDを増設しやすい
  • 故障したパーツを交換しやすい
  • 長時間の高負荷処理に向いている

一方、ノートPCには持ち運べるという大きなメリットがあります。

ノートPCが向いている人

  • 外出先で使用する
  • 自宅と職場の両方で使用する
  • 設置スペースが少ない
  • バッテリー駆動が必要
  • 性能より携帯性を重視する

デスクトップPCが向いている人

  • PCゲームをする
  • 動画編集や3DCGをする
  • 長時間高負荷で使用する
  • 将来的にメモリやSSDを増やしたい
  • 同じ予算でできるだけ性能を高くしたい

持ち運びが不要なら、重くなりにくさ、冷却性、拡張性の面でデスクトップPCが選びやすくなります。

ただし、一般用途なら高性能ノートPCで十分な場合もあるため、「ノートPCだから避ける」と一律に判断する必要はありません。

BTOパソコンの標準構成はそのまま買わない

BTOパソコンでは、広告に表示される基本価格を安く見せるため、標準構成のメモリやSSDが少ないことがあります

CPUとGPUだけを見て購入すると、次のような構成になる場合があります。

  • 高性能CPUなのにメモリ16GB
  • 動画編集用なのにSSD500GB
  • 高性能GPUなのに電源容量に余裕が少ない
  • 小型ケースで増設しにくい
  • Wi-Fiが標準搭載されていない
  • 標準保証が1年間だけ

購入時は基本価格ではなく、必要なカスタマイズを行った後の総額で比較してください。

標準構成から変更したい項目

メモリ

標準8GBなら16GB以上へ変更してください。

複数ソフトやクリエイター用途では32GB以上を検討します。

SSD

標準500GBの場合、予算に余裕があれば1TBへ変更します。

動画編集や大量のゲームには2TBも候補です。

CPUクーラー

高性能CPUを選ぶ場合は、CPUクーラーも確認します。

冷却能力が不足すると、CPU温度を抑えるために性能が低下することがあります。

電源

GPUを搭載する場合は、電源容量だけでなく、規格、保証、メーカーや型番も確認してください。

80 PLUS認証は電力変換効率の目安であり、認証ランクだけで電源全体の品質が決まるわけではありません。

ケース

小型ケースは省スペースですが、冷却や増設に制限が出る場合があります。

将来的なGPU交換やSSD増設を考えるなら、ミドルタワーも検討してください。

保証

仕事でPCを使用する場合、故障中に作業できなくなる損失も考える必要があります。

標準保証だけでなく、3年保証を追加した後の価格も比較してください。

重くなりにくいPCで削らないほうがよい部分

予算を抑える場合でも、次の部分は削りすぎないようにしてください。

  • 用途に必要なメモリ容量
  • SSDの最低限の容量
  • ゲームや制作に必要なGPU性能
  • 高負荷時の冷却性能
  • GPUに合った電源容量
  • 仕事で使用する場合の保証
  • 後から増設できる構造

特に、CPUだけ高性能で、メモリやSSDが少ない構成には注意が必要です。

削ってもよい可能性がある部分

用途によっては、次の部分から予算を調整できます。

  • Core Ultra 9・Ryzen 9から7クラスへ下げる
  • 過剰なRGBライティング
  • 高価なガラスケース
  • 使わないWi-FiやBluetooth
  • 不要な光学ドライブ
  • 一般用途での最上位SSD
  • 使用しない大量のUSB端子
  • ゲームをしない人の高性能GPU

たとえば一般用途なら、Core Ultra 9・メモリ16GB・SSD500GBの構成より、Core Ultra 5~7・メモリ32GB・SSD1TBのほうが、使い方によっては快適で扱いやすくなります

予算を追加するならどこを強化する?

追加予算を使う場所は、用途によって変わります。

一般用途・仕事用

  1. メモリを8GBから16GBへ
  2. SSDを500GBから1TBへ
  3. メモリを16GBから32GBへ
  4. CPUを1段階上げる
  5. 保証を延長する

PCゲーム

  1. GPUを上げる
  2. メモリを32GBにする
  3. SSDを1~2TBにする
  4. CPUを用途に合わせて上げる
  5. 冷却と電源を強化する

動画編集

  1. メモリを32GB以上にする
  2. GPUとVRAMを確保する
  3. SSDを2TBまたは2台構成にする
  4. CPUを上げる
  5. 冷却と保証を強化する

DTM

  1. メモリを32~64GBにする
  2. CPUを上げる
  3. SSD容量を増やす
  4. 静音性を高める
  5. USB端子数を確認する

3DCG・生成AI

  1. GPUとVRAMを優先する
  2. メモリを64GB以上にする
  3. SSDを2TB以上にする
  4. 電源と冷却を強化する
  5. CPUを用途に合わせる

追加予算を一律にCPUへ使うのではなく、自分の作業で最も不足しやすいパーツへ使うことが重要です。

用途別のおすすめ構成

Web・Office・家庭用

パーツおすすめ構成
CPUCore 5・Core Ultra 5・Ryzen 5クラス
メモリ16GB
SSD1TB
GPU内蔵GPU
形状ノート・デスクトップどちらでも可

動画視聴、Web閲覧、Office、オンライン会議などに向いています。

多数のタブを開く場合は、メモリ32GBも検討してください。

複数ソフトを快適に使う仕事用PC

パーツおすすめ構成
CPUCore Ultra 5~7・Ryzen 5~7
メモリ32GB
SSD1TB
GPU内蔵GPUでも可
形状持ち運ばないならデスクトップも有力

ブラウザ、Office、チャット、オンライン会議、業務ソフトなどを同時に使用する人向けです。

CPUだけを上げるより、メモリ32GBを優先すると快適になりやすい構成です。

ゲーム向けPC

パーツおすすめ構成
CPUCore Ultra 5~7・Ryzen 5~7
メモリ32GB
SSD1~2TB
GPU解像度とゲームに合わせる
電源GPUに合った容量

ゲームではGPUへの予算配分が重要です。

CPUを最上位にしてGPUを下げるより、CPUを適度な性能に抑えてGPUを上げたほうが快適になる場合があります。

クリエイター向けPC

パーツおすすめ構成
CPUCore Ultra 7・Ryzen 7以上
メモリ32~64GB
SSD2TBまたは複数台
GPU使用ソフトに合わせる
ケース冷却性と増設性を重視

クリエイター向けPCは、使用するソフトによって最適構成が異なります。

「クリエイターPC」という商品名だけで判断せず、CPU・GPU・メモリ・SSDの内容を確認してください。

おすすめの動作が重くなりにくいパソコン

ここでは、CPUの性能だけで選ぶのではなく、メモリ容量・SSD容量・GPU・冷却性・増設性まで含めて、用途に対するボトルネックが起こりにくいパソコンを紹介します。

一般的な仕事用、Webデザイン・画像編集、PCゲーム、動画編集・3DCGの4用途に分けました。

価格と販売状況は2026年8月6日時点の情報です。BTOパソコンやメーカー製PCは価格が変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。

おすすめ用途モデルCPUGPUメモリSSD価格
Web・Office・仕事用ノートHP OmniBook 7 Aero 13-bgRyzen AI 7 350Radeon 86032GB1TB149,900円~
Webデザイン・画像編集ツクモ AM5J-A261/BCore Ultra 5 235RTX 5050 8GB32GB1TB299,800円
ゲーム・幅広い用途NEXTGEAR HD-A7G6ARyzen 7 9700XRTX 5060 Ti 8GB32GB1TB379,800円~
動画編集・3DCGパソコン工房 SENSE-F1B6-R97X-UKXRyzen 7 9700XRTX 5070 Ti 16GB32GB1TB439,800円~

Web・Office・仕事用ノートならHP OmniBook 7 Aero 13-bg

項目構成
CPURyzen AI 7 350
GPUAMD Radeon 860 グラフィックス
メモリ32GB
SSD1TB
ディスプレイ13.3型・1920×1200・非光沢IPS
重量約1.00kg
バッテリー最大15時間30分
無線通信Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3
保証1年間
価格149,900円~

HP OmniBook 7 Aero 13-bg」は、Web閲覧、Office、オンライン会議、資料作成などを行う人に向いた軽量ノートPCです。

Ryzen AI 7 350、メモリ32GB、SSD 1TBを搭載しているため、ブラウザ、Excel、チャット、オンライン会議などを同時に開く使い方でも、メモリやストレージが不足しにくい構成です。13.3型の非光沢IPSディスプレイを採用し、重量は約1.00kg、バッテリー駆動時間は最大15時間30分と案内されています。

仕事用PCでは、CPUを必要以上に上位化するより、複数のソフトを同時に開ける32GBメモリと、容量に余裕のある1TB SSDを確保するほうが、長期間使いやすい場合があります。

一般的な仕事では外部GPUを必要としないため、ゲーミングPCのような高性能GPUへ予算を使わず、軽さやバッテリー、メモリ容量を重視した構成です。

一方で、外部GPUは搭載していません。本格的なPCゲーム、3DCG、重い4K動画編集を行う人は、デスクトップPCや外部GPU搭載ノートPCを選んでください。

おすすめする人

  • WebやOfficeを中心に使用する
  • ブラウザのタブを大量に開く
  • オンライン会議をしながら作業する
  • PCを自宅や職場へ持ち運ぶ
  • メモリ32GBとSSD 1TBが必要
  • 軽さとバッテリー駆動時間を重視する

おすすめしにくい人

  • 本格的なPCゲームをする
  • 4K動画編集や3DCGを行う
  • 大画面ディスプレイが必要
  • テンキーを頻繁に使用する
  • 標準で3年間以上の保証がほしい

Webデザイン・画像編集ならツクモ AM5J-A261/B

項目標準構成
CPUCore Ultra 5 235
GPUGeForce RTX 5050 8GB
メモリ32GB DDR5
SSD1TB NVMe Gen4
マザーボードASUS PRIME B860M-A WIFI
OSWindows 11 Home
価格299,800円

ツクモ AM5J-A261/B」は、ツクモのAdobe Creative Cloud推奨スペックPC「for Design」に位置付けられているデスクトップPCです。

Core Ultra 5 235、RTX 5050、メモリ32GB、SSD 1TBを標準搭載しており、Photoshop、Illustrator、Web制作ソフト、ブラウザなどを同時に使用しやすい構成です。マザーボードにはASUS PRIME B860M-A WIFIを採用しています。

Webデザインでは、ブラウザ、Photoshop、Illustrator、コードエディター、チャットなどを同時に開くことがあります。

複数の制作ソフトを使う場合は、Core Ultra 7などの上位CPUを選ぶ前に、メモリ32GBを確保することが重要です。

GPUにはVRAM 8GBのRTX 5050を搭載しています。基本的なWebデザインや画像編集では高性能GPUは必須ではありませんが、PhotoshopのGPU対応機能、AI処理、軽い動画編集などにも用途を広げやすくなります。

SSDは1TBあるため、Web素材や一般的な画像データを保存しやすい容量です。ただし、大量のRAW画像を保存する人は、2TBへの変更や追加ストレージも検討してください。

ツクモのAdobe Creative Cloud推奨PCは、標準構成のままでも購入できますが、用途に合わせてCPU、GPU、メモリなどをカスタマイズできます。より本格的なRAW現像を行う場合は、Core Ultra 7 265とRTX 5060を搭載した「for Photo」モデルも候補です。

おすすめする人

  • PhotoshopやIllustratorを使用する
  • Webサイトや広告バナーを制作する
  • ブラウザと複数の制作ソフトを同時に開く
  • メモリ32GBを標準搭載したPCがほしい
  • 軽い動画編集やAI機能も使用する
  • 購入時に構成をカスタマイズしたい

おすすめしにくい人

  • WebやOfficeしか使用しない
  • 外部GPUを必要としない
  • 本格的な4K動画編集を行う
  • 大量のRAW画像を頻繁に現像する
  • 3DCGや生成AIを本格的に使用する
  • できるだけ本体価格を抑えたい

ゲームや幅広い用途ならNEXTGEAR HD-A7G6A

項目標準構成
CPURyzen 7 9700X
GPUGeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ32GB DDR5
SSD1TB NVMe Gen4
CPUクーラー240mm水冷CPUクーラー
保証3年間
サポート24時間365日電話対応
送料無料
価格379,800円~

ツクモ AM5J-A261/B」は、PCゲームを中心に、配信、録画、画像編集、動画編集にも使用できるミドルクラスのゲーミングPCです。

Ryzen 7 9700X、RTX 5060 Ti 8GB、メモリ32GB、SSD 1TBを標準搭載しています。ゲームとブラウザ、通話ソフト、録画ソフトなどを同時に開いても、メモリ不足が起こりにくい構成です。

ゲームをしながら複数のソフトを使用する場合は、高性能CPUだけでなく、メモリ32GBを確保することが重要です。

RTX 5060 Tiは、RTX 5060よりもGPU性能に余裕があります。フルHDゲームだけでなく、WQHDゲームや一般的な動画編集にも対応しやすいGPUです。

ただし、VRAM容量は8GBです。次のような用途では、16GB版のRTX 5060 TiやRTX 5070 Tiを搭載したPCも検討してください。

  • 4Kの高画質ゲーム
  • 重いテクスチャを使用するゲーム
  • 本格的な3DCG制作
  • 大規模な生成AI
  • DaVinci Resolveの重いノイズ除去
  • 高解像度素材を使ったVFX制作

CPUには8コア16スレッドのRyzen 7 9700Xを搭載しています。ゲームだけでなく、動画の書き出し、配信、画像編集などにも使いやすい性能です。

冷却には240mmラジエーターの水冷CPUクーラーを採用しています。ケース前面には広いメッシュ部分と3基のケースファンがあり、長時間のゲームでも内部の熱を排出しやすい構造です。

メモリスロットは4基あり、標準構成では16GBメモリを2枚使用しています。空きスロットが2基あるため、将来的にメモリを増設しやすい点もメリットです。最大128GBまで対応しています。

標準で3年間のセンドバック修理保証と24時間365日の電話サポートが付いています。本体の送料も無料なので、1年間保証や別途送料が必要なPCとは、保証と送料を含めた総額で比較してください。

おすすめする人

  • フルHD・WQHDでPCゲームをする
  • ゲームをしながら通話や録画を行う
  • メモリ32GBを標準搭載したPCがほしい
  • 動画編集や画像編集にも使用する
  • 将来的にメモリを増設したい
  • 3年間保証と電話サポートを重視する
  • 冷却性の高いPCがほしい

おすすめしにくい人

  • ゲームをまったくしない
  • 4Kの高画質ゲームを最優先する
  • 16GB以上のVRAMが必要
  • 本格的な生成AIや3DCGを行う
  • 小型で省スペースなPCが必要
  • できるだけ本体価格を抑えたい

NEXTGEAR HD-A7G6Aは、RTX 5060搭載PCより価格は高くなりますが、RTX 5060 Ti、メモリ32GB、3年間保証を標準で備えています。

購入価格の安さだけでなく、GPU性能、メモリ容量、冷却性、保証まで含めて、長期間ゲームや制作作業に使いたい人に向いた構成です。

動画編集・3DCGならパソコン工房 SENSE-F1B6-R97X-UKX

項目標準構成
CPURyzen 7 9700X
GPUGeForce RTX 5070 Ti 16GB
メモリ32GB DDR5
SSD1TB NVMe
メモリスロット4基
電源750W・80PLUS BRONZE
無線LAN非搭載
保証1年間
出荷目安2~7日後
価格439,800円~

SENSE∞ [SENSE-F1B6-R97X-UKX]」は、動画編集、3DCG、VFX、GPUレンダリング、生成AIなど、高いCPU・GPU性能を必要とする人向けのクリエイターPCです。

Ryzen 7 9700X、RTX 5070 Ti 16GB、メモリ32GB、SSD 1TBを標準搭載しています。RTX 5070 Tiは16GBのVRAMを備えているため、高解像度動画、DaVinci Resolve、3DCGレンダリング、生成AIなどに対応しやすい構成です。

一般的な4K動画編集なら32GBメモリから始められますが、次の用途では64GB以上への変更を検討してください。

  • Premiere ProとAfter Effectsを同時に使用する
  • After EffectsのRAMプレビューを多用する
  • 長尺・マルチカメラの4K編集を行う
  • 3DCGやVFXを制作する
  • 大規模な生成AIを使用する
  • 複数の制作ソフトを同時に起動する

メモリとSSDは購入時に変更できるため、動画素材や3DCGデータを本体へ保存する人は、メモリ64GB、SSD 2TB以上への変更も検討してください。標準構成ではメモリスロットを4基備え、32GBを2枚構成で搭載しています。

DaVinci Resolveや3DCGのGPUレンダリングが中心なら、CPUをRyzen 9へ上げる前に、メモリ容量やSSD容量を強化したほうが作業しやすくなる場合があります。

標準電源は750W・80PLUS BRONZEで、無線LANは搭載されていません。Wi-Fiを使用する人は、購入時に無線LANの追加や外付けアダプターを検討してください。標準保証は1年間ですが、3年または4年の延長保証を追加できます。

おすすめする人

  • 4K動画編集を本格的に行う
  • DaVinci ResolveやAfter Effectsを使用する
  • 3DCGやGPUレンダリングを行う
  • 生成AIで16GBのVRAMを使いたい
  • メモリやSSDを用途に合わせて変更したい
  • 将来的な増設性を重視する

おすすめしにくい人

  • WebやOfficeしか使用しない
  • 軽い画像編集しかしない
  • 30万円以内に抑えたい
  • 標準で3年間保証が必要
  • Wi-Fiを標準搭載したPCがほしい
  • 小型で省スペースなPCが必要

4台のうちどれを選ぶべき?

持ち運びを前提にWeb、Office、オンライン会議などを行うなら、32GBメモリと1TB SSDを搭載した「HP OmniBook 7 Aero 13-bg」が向いています。約1kgの軽量ボディなので、自宅と職場の両方で使用する人にも適しています。

Photoshop、Illustrator、Web制作などを行うなら、Adobe Creative Cloud推奨スペックPCである「ツクモ AM5J-A261/B」がおすすめです。メモリ32GBを標準搭載しており、複数の制作ソフトとブラウザを同時に使用しやすい構成です。

PCゲームを中心に、配信や軽い動画編集にも使うなら、RTX 5060 Tiとメモリ32GBを標準搭載した「ツクモ AM5J-A261/B」が候補です。

動画編集、3DCG、VFX、生成AIなどの高負荷用途なら、RTX 5070 Ti 16GBを搭載したパソコン工房 「SENSE∞ [SENSE-F1B6-R97X-UKX]」が向いています。

おすすめPCは基本価格だけで選ばず、必要なメモリ・SSD・無線LAN・延長保証を追加した後の総額で比較してください。

注文前の最終チェックリスト

購入ボタンを押す前に、次の項目を確認してください。

確認項目チェック内容
CPUシリーズ名だけでなく正式型番を確認したか
メモリ一般用途16GB、複数ソフトなら32GBあるか
SSD最低500GB、基本は1TB以上あるか
GPUゲームや制作ソフトに必要な性能があるか
VRAM高解像度・3DCG・AI用途に足りるか
冷却高性能CPU・GPUに見合った冷却か
電源GPUに合った容量と規格か
増設性メモリ・SSDを後から追加できるか
通信Wi-FiやBluetoothが必要か
端子USB、映像端子、LAN端子が足りるか
保証標準保証と延長後の価格を確認したか
納期必要な日までに届くか
総額必要なカスタマイズ後の価格で比較したか

スペック表ではCPUとGPUが目立ちますが、実際の使いやすさはメモリ、SSD、冷却、端子、保証などにも左右されます。

よくある質問

CPU性能が高ければ重くなりませんか?

CPU性能が高くても、メモリ不足、SSDの空き容量不足、GPU不足、冷却不足などがあると動作は重くなります。

CPU・メモリ・SSD・GPUのバランスが重要です。

メモリ16GBで十分ですか?

Web、Office、動画視聴などが中心なら16GBで対応できます。

多数のタブや複数ソフトを使用する場合、ゲーム配信、動画編集などでは32GB以上を検討してください。

SSDは500GBでも問題ありませんか?

軽い用途なら使用できます。

ただし、Windowsやアプリを入れると空き容量が減るため、新しく購入するなら1TBのほうが使いやすくなります。

Core Ultra 9やRyzen 9を買えば長く使えますか?

用途によっては性能を持て余します。

CPUを上げることで長く使える可能性はありますが、メモリ16GBやSSD500GBのままでは、別の部分が先に不足することがあります。

ノートPCはデスクトップより重くなりやすいですか?

一律には言えません。

同価格帯ではデスクトップのほうが性能、冷却、拡張性で有利な傾向がありますが、用途に合った性能を持つノートPCなら快適に使用できます。

パソコンを軽くする設定は意味がありませんか?

スタートアップアプリの無効化、不要なアプリの削除、空き容量の確保などで改善する場合があります。Microsoftも公式の改善方法として案内しています。

ただし、ハードウェア性能そのものが不足している場合は、設定変更だけでは限界があります

まとめ

重くなりにくいパソコンを選ぶには、CPUだけを高性能にするのではなく、用途に合わせてパーツのバランスを整える必要があります。

一般用途なら、次の構成が基準です。

  • Core 5・Core Ultra 5・Ryzen 5クラス
  • メモリ16GB
  • SSD 1TB
  • 内蔵GPU

多数のタブや複数ソフトを快適に使いたい場合は、メモリ32GBを検討してください。

ゲーム、動画編集、3DCGなどでは、CPUだけでなくGPU性能とVRAMも重要です。

購入時には、次の順番で考えると失敗しにくくなります。

  1. どの作業を快適にしたいか決める
  2. 現在のPCで不足しているパーツを確認する
  3. 用途に必要なメモリとSSD容量を確保する
  4. ゲームや制作用途ならGPUを選ぶ
  5. CPUを用途に合った性能へ調整する
  6. 冷却・電源・増設性・保証を確認する
  7. カスタマイズ後の総額で比較する

重くなりにくいPCとは、最も高性能なCPUを搭載したPCではなく、自分の使い方に対してボトルネックが少ないPCです。

高額なパーツを選ぶことより、どの処理に時間がかかり、どのパーツへ予算を使うべきかを判断して購入しましょう。

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