VTuber配信向けパソコンの選び方|2D・3D・ゲーム配信別に必要スペックを解説
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最終更新日:2026年8月3日
VTuberとして配信を始める場合、一般的なゲーム配信用パソコンよりも少し余裕のあるスペックが必要です。
VTuber配信では、ゲームやOBS Studioだけでなく、VTube Studioなどのアバター表示ソフト、フェイストラッキング、コメント表示、ブラウザ、通話ソフトなどを同時に起動します。
ただし、すべてのVTuberに高性能なゲーミングPCが必要なわけではありません。
雑談や歌配信が中心ならミドルクラス以下でも十分ですが、3Dモデルを動かしながら重いゲームを配信する場合は、CPU・GPU・メモリのすべてに余裕が必要です。
この記事では、VTuber配信に必要なPCスペックと、配信内容に合ったパソコンの選び方を解説します。
VTuber配信向けPCのおすすめスペック一覧

これからVTuber活動用のパソコンを購入する場合は、次のスペックを目安にしてください。
| 配信内容 | CPU | GPU | メモリ | SSD |
|---|---|---|---|---|
| 雑談・歌・作業配信 | Core Ultra 5・Ryzen 5クラス | GeForce RTX 5050~RTX 5060 | 16~32GB | 1TB |
| Live2D+軽いゲーム | Core Ultra 5・Ryzen 5以上 | GeForce RTX 5060 | 32GB | 1TB |
| Live2D+一般的なPCゲーム | Core Ultra 7・Ryzen 7クラス | GeForce RTX 5060 Ti | 32GB | 1~2TB |
| Live2D+重いゲーム | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | GeForce RTX 5070以上 | 32~64GB | 2TB |
| 3Dモデル+ゲーム配信 | Core Ultra 7・Ryzen 7以上 | GeForce RTX 5070以上 | 32~64GB | 2TB |
| 配信・録画・動画編集を本格的に行う | Core Ultra 7~9・Ryzen 7~9 | GeForce RTX 5070以上 | 64GB推奨 | 2TB以上 |
最も無難なのは、Core Ultra 7またはRyzen 7、GeForce RTX 5060 Ti、メモリ32GB、SSD 1TB以上の構成です。
この程度のスペックがあれば、Live2Dモデルを表示しながら、多くのゲームをフルHDで配信できます。
一方、ゲームをほとんどせず、雑談・歌・お絵描き配信が中心なら、CPUやGPUを一段階下げても問題ありません。
VTuber配信は通常のゲーム配信より負荷が高い
VTuber配信では、一般的に次のようなソフトを同時に使用します。
- OBS Studio
- VTube Studioなどのアバター表示ソフト
- フェイストラッキングソフト
- 配信するゲーム
- YouTube StudioやTwitchの管理画面
- Discordなどの通話ソフト
- コメント表示ソフト
- BGM再生ソフト
- 音声加工・ノイズ除去ソフト
VTube Studio単体の推奨環境は、メモリ6GB、専用VRAM 4GB以上と比較的軽めです。しかし、これはVTube Studioだけを動かす場合の目安です。実際の配信ではOBSやゲームなどを同時に起動するため、公式推奨環境を満たしているだけでは十分とは限りません。
OBS Studioも、対応するパソコンで起動できることと、目的の画質で安定して配信できることは別だと説明しています。必要なCPU性能は、エンコーダー、解像度、フレームレート、配信画面の複雑さによって大きく変わります。
そのため、VTuber配信向けPCは、使用するソフトの最低動作環境ではなく、すべてのソフトを同時に動かした状態を想定して選ぶことが重要です。
一般的なゲーム配信向けPCの必要スペックについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
配信内容によって必要なスペックが変わる
雑談・歌配信は比較的軽い
雑談・歌・ラジオ形式の配信では、PCゲームを同時に動かさないため、比較的低いスペックでも配信できます。
Live2Dモデル、OBS、ブラウザ、コメント表示ソフトを動かす程度なら、Core Ultra 5またはRyzen 5クラスのCPUと、エントリークラスのGeForce RTXシリーズでも対応可能です。
ただし、メモリは16GBぎりぎりの構成よりも32GBをおすすめします。
配信中はブラウザのタブ、Discord、音声処理ソフトなどが増えやすく、16GBでは使用量に余裕がなくなることがあるためです。今後ゲーム配信や動画編集を始める可能性も考えると、最初から32GBにしておく方が長く使用できます。
Live2Dでゲーム配信するならGPUが重要
Live2Dモデルを表示しながらゲームを配信する場合、ゲーム、アバター描画、OBSの画面合成にGPUが使用されます。
軽いゲームであればGeForce RTX 5060クラスでも対応できますが、高画質な3Dゲームを配信するならGeForce RTX 5060 Ti以上が安心です。
高画質設定でゲームのフレームレートを維持したい場合や、WQHD環境でプレイする場合は、GeForce RTX 5070以上を検討してください。
現行のGeForce RTX 5060は8GB、RTX 5060 Tiは8GBまたは16GB、RTX 5070は12GBのビデオメモリを搭載しています。アバター表示とゲームを同時に行うことを考えると、重いゲームや高解像度テクスチャを使用する人は、VRAM 12GB以上、またはRTX 5060 Tiの16GB版を選ぶと余裕を持たせやすくなります。
3Dモデルを使う場合は余裕が必要
3Dモデルを使用するVTuber配信は、Live2DよりもGPU負荷が高くなりやすい傾向があります。
特に次のような配信では、高性能なGPUが必要です。
- 全身トラッキングを使用する
- 高品質な3Dモデルを表示する
- 複数人で3Dコラボを行う
- 3D背景やエフェクトを使用する
- 高画質なPCゲームを同時に動かす
- NVIDIA Broadcastの背景処理やノイズ除去を併用する
3D配信を本格的に行う場合は、GeForce RTX 5070以上、メモリ32~64GBを目安にしてください。
モデルを表示するだけなら下位GPUでも動く可能性はありますが、配信中の負荷変動や、エフェクト・ゲームを追加したときに余裕がなくなります。
VTuber配信向けCPUの選び方

基本はCore Ultra 7・Ryzen 7クラスがおすすめ
VTuber配信では、ゲーム以外にも複数のアプリを同時に動かすため、CPUはCore Ultra 7またはRyzen 7クラスが適しています。
現在の代表的なデスクトップ向けCPUには、Core Ultra 5 250K Plus、Core Ultra 7 270K Plus、Ryzen 5 9600、Ryzen 7 9700Xなどがあります。Ryzen 7 9700Xは8コア16スレッド、Ryzen 5 9600は6コア12スレッドです。
雑談配信や軽いゲーム配信ならCore Ultra 5・Ryzen 5でも対応できます。
しかし、重いゲーム、フェイストラッキング、OBS、ブラウザ、Discordなどを同時に動かすと、CPU使用率が上がる場面があります。配信中のカクつきや音声の途切れを抑えたいなら、Core Ultra 7・Ryzen 7を選ぶ方が安心です。
Core Ultra 9・Ryzen 9が必要な人
次のような使い方をする場合は、Core Ultra 9やRyzen 9も選択肢になります。
- 配信しながら高画質録画も行う
- CPU負荷の高いゲームを配信する
- 配信後すぐに動画編集や書き出しを行う
- 多数のOBSプラグインや音声処理を使用する
- 配信、ゲーム、録画をすべて最高品質に近づけたい
- 3D制作やLive2Dモデル制作にも同じPCを使う
ただし、通常のLive2Dゲーム配信であれば、Core Ultra 9やRyzen 9は必須ではありません。
CPUに予算をかけすぎてGPUを下げるより、Core Ultra 7・Ryzen 7とミドルクラス以上のGPUを組み合わせる方が、ゲーム配信ではバランスがよくなります。
VTuber配信向けGPUの選び方

GeForce RTXシリーズが選びやすい
VTuber配信向けPCでは、基本的にGeForce RTXシリーズをおすすめします。
GeForce RTXシリーズには、映像をハードウェアでエンコードするNVENCが搭載されています。エンコード処理を専用ハードウェアに任せることで、CPUの負荷を抑えながら配信・録画できます。
現行のGeForce RTX 50シリーズは、第9世代NVENCとAV1エンコードに対応しています。RTX 5070は12GB、RTX 5070 Tiは16GBのVRAMを搭載しています。
また、VTube Studioでは、NVIDIA RTX GPUを利用するNVIDIA Broadcast Trackerも提供されています。公式の推奨GPUはRTX 3060で、利用にはRTXシリーズが必要です。
AMD Radeonでも配信は可能ですが、BTOパソコンの選択肢、配信ソフトとの組み合わせ、NVIDIA Broadcastの利用まで考えると、初めて配信用PCを購入する人にはGeForce RTXの方が選びやすいでしょう。
配信内容別のおすすめGPU
| 配信内容 | おすすめGPU |
|---|---|
| 雑談・歌・作業配信 | GeForce RTX 5050~RTX 5060 |
| Live2D+軽いゲーム | GeForce RTX 5060 |
| Live2D+一般的なゲーム | GeForce RTX 5060 Ti |
| Live2D+重いゲーム | GeForce RTX 5070以上 |
| 3Dモデル+ゲーム | GeForce RTX 5070以上 |
| WQHD・高画質ゲーム配信 | GeForce RTX 5070~RTX 5070 Ti |
| 4Kゲームをプレイしながら配信 | GeForce RTX 5070 Ti以上 |
フルHD配信では、視聴者へ送信する映像がフルHDであっても、配信者側のゲーム解像度や画質設定によって必要なGPU性能が変わります。
フルHDのゲーム画面で配信するならRTX 5060 Ti前後が使いやすく、WQHDでゲームをプレイしながら配信するならRTX 5070以上が適しています。
メモリは32GBを基準にする

VTuber配信用PCでは、メモリ32GBを基本に考えることをおすすめします。
VTube Studio単体の公式推奨容量は6GBですが、実際にはOBS、ゲーム、ブラウザ、Discordなどを同時に起動します。
16GBでも雑談配信や軽いゲーム配信は可能ですが、使用するソフトが増えると空き容量が少なくなります。
特にブラウザで多数のタブを開く人や、ゲームを起動したまま配信管理画面を確認する人は、32GBにしておいた方が安定します。
64GBを選んだ方がよい人
次のような場合は64GBも選択肢です。
- 高負荷なゲームを配信する
- 3Dモデルや複数のアバターを表示する
- 配信と同時に高画質録画を行う
- Premiere ProやDaVinci Resolveで動画編集する
- Live2D Cubismや画像編集ソフトも使用する
- 多数のプラグインやブラウザソースを使用する
配信だけなら32GBで十分なケースが多いため、64GBは本格的な動画制作や3D制作まで行う人向けです。
SSDは最低1TB、できれば2TB

VTuber配信用PCでは、SSD 500GBはあまりおすすめできません。
Windows、配信ソフト、アバターデータ、ゲームをインストールすると、空き容量がすぐに少なくなるためです。
さらに、配信を録画すると容量を大きく消費します。配信の切り抜き動画を作成する場合は、元データを保存する期間も必要です。
そのため、次の容量を目安にしてください。
| 使用目的 | SSD容量 |
|---|---|
| 雑談・歌配信中心 | 1TB |
| ゲーム配信中心 | 1~2TB |
| 複数の大型ゲームを保存 | 2TB以上 |
| 高画質録画・動画編集も行う | 2TB+増設用SSD |
予算を抑える場合でも、最初から1TBを選ぶことをおすすめします。
録画を頻繁に行うなら、Windowsやゲームを入れるSSDと、録画データを保存するSSDを分ける構成も有効です。
500GB・1TB・2TBで迷っている場合は、「BTOパソコンのSSDは500GB・1TB・2TBのどれがよい?」もあわせて確認してください。
冷却性能と静音性も確認する
VTuber配信では、パソコンを数時間連続で使用することがあります。
冷却性能が低いPCでは、CPUやGPUの温度が上がり、ファンの音が大きくなる可能性があります。マイクがPCの近くにあると、ファンの音を拾ってしまうこともあります。
BTOパソコンを選ぶときは、次の点を確認してください。
- 前面に通気口があるケース
- 120mm以上のケースファンを複数搭載
- CPUに合った大型空冷または簡易水冷
- GPUの冷却スペースに余裕がある
- 静音性を重視したケースやファンを選べる
- 防音性だけでなく吸排気性能も確保されている
Core Ultra 5・Ryzen 5クラスなら一般的なサイドフロー型空冷でも対応できます。
Core Ultra 7・Ryzen 7以上で長時間配信する場合は、大型空冷CPUクーラー、または240mmクラスの簡易水冷を検討するとよいでしょう。
ただし、簡易水冷はすべてのVTuberに必須ではありません。静音性・価格・メンテナンス性を重視するなら、高性能な空冷CPUクーラーも有力です。
デスクトップとノートPCはどちらがよい?
本格的に配信するならデスクトップがおすすめ
VTuber活動を本格的に行うなら、基本的にはデスクトップPCがおすすめです。
デスクトップには次のメリットがあります。
- 同じ価格ならノートPCより高性能
- 長時間配信でも冷却しやすい
- ファンの回転数を抑えやすい
- メモリやSSDを増設しやすい
- キャプチャーボードなどを接続しやすい
- 故障したパーツを交換しやすい
特にゲーム配信や3D配信では、GPU性能と冷却性能を確保しやすいデスクトップが適しています。
ノートPCが向いている人
ノートPCは次のような人に向いています。
- 外出先やイベント会場で配信する
- 部屋にデスクトップを置くスペースがない
- 雑談・歌配信が中心
- 配信場所を頻繁に移動する
- サブ配信PCとして使用する
ただし、ノートPC用GPUは、同じ製品名でも消費電力の設定によって性能が異なります。
長時間のゲーム配信ではファン音も大きくなりやすいため、ノートPCを選ぶ場合は、薄型モデルよりも冷却性能に余裕のあるゲーミングノートを選んでください。
VTuber配信用PCで優先すべきパーツ
予算が限られている場合は、次の順番で優先してください。
1位:GPU
ゲーム、アバター表示、OBSの画面合成、映像エンコードに関係します。
ゲーム配信を行う場合は、CPUを最上位にするよりも、RTX 5060からRTX 5060 Tiへ上げる方が効果を実感しやすいことがあります。
2位:メモリ
最低16GB、基本は32GBを選びます。
VTuber配信では複数のソフトを同時に起動するため、メモリ不足は画面の引っ掛かりやソフトの不安定化につながります。
3位:CPU
Core Ultra 5・Ryzen 5でも配信できますが、ゲーム配信ならCore Ultra 7・Ryzen 7が安心です。
CPU使用率が高いゲームや、多数の配信ソフトを使用する場合は、CPUにも余裕を持たせてください。
4位:SSD
500GBではなく、最低でも1TBを選びます。
ゲームや録画データが多い場合は、2TBへの変更を優先してください。
5位:電源・冷却
PCの動作速度を直接上げるパーツではありませんが、長時間安定して配信するためには重要です。
電源容量だけでなく、電源ユニットの品質、CPUクーラー、ケースの通気性も確認しましょう。
予算別のおすすめ構成

予算を抑えた雑談・軽いゲーム配信向け
| パーツ | おすすめ構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5・Ryzen 5 |
| GPU | GeForce RTX 5050~RTX 5060 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| 電源 | 650W前後 |
| 向いている用途 | 雑談、歌、作業、軽いゲーム |
ゲームをほとんど配信しない人向けの構成です。
GPUを搭載しないPCでもVTube Studioが動く場合はありますが、OBSやエフェクトを含めた安定性、将来的なゲーム配信まで考えると、GeForce RTXシリーズを搭載しておく方が安心です。
一般的なVTuberゲーム配信向け
| パーツ | おすすめ構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7・Ryzen 7 |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1~2TB |
| 電源 | 750W前後 |
| 向いている用途 | Live2D、フルHDゲーム配信、動画編集 |
VTuber配信用PCとして最もバランスがよい構成です。
Live2Dモデル、OBS、一般的なPCゲームを同時に動かしやすく、配信後の動画編集にも対応できます。
RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があります。価格差が大きくなければ、重いゲームや3D利用に備えて16GB版を選ぶと余裕があります。
重いゲーム・3D配信向け
| パーツ | おすすめ構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7~9・Ryzen 7~9 |
| GPU | GeForce RTX 5070~RTX 5070 Ti |
| メモリ | 32~64GB |
| SSD | 2TB以上 |
| 電源 | 750~850W以上 |
| 向いている用途 | 3Dモデル、WQHDゲーム、高画質録画、動画編集 |
3Dモデルや高画質なゲームを扱う人向けです。
RTX 5070は12GB、RTX 5070 Tiは16GBのVRAMを搭載しているため、アバター、ゲーム、OBSを同時に使用する構成でも余裕を持たせやすくなります。
VTuber配信におすすめのBTOパソコン
VTuber配信用PCは、価格だけでなく、使用するモデルの種類や配信するゲームに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、2026年8月時点で販売されているBTOパソコンの中から、用途の異なる4台を紹介します。
| おすすめPC | 主な用途 | CPU | GPU | メモリ | SSD |
|---|---|---|---|---|---|
| 雑談・歌・軽めのゲーム配信 | Core Ultra 5 225F | RTX 5060 Ti 8GB | 32GB | 1TB | |
| 一般的なVTuberゲーム配信 | Ryzen 7 9700X | RTX 5060 Ti 16GB推奨 | 32GB | 1TB | |
| Silent-Master NEO [B850A] | 静音性重視の配信 | Ryzen 5 9600X以上 | RTX 5060 Ti 16GB | 32GB推奨 | 1TB |
| SENSE∞ [SENSE-F189-LC270K-UKX-CG01] | 3D配信・動画制作 | Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5070 Ti 16GB | 64GB | 2TB |
価格や選択できるパーツは変更される可能性があります。購入時には、公式サイトの最新構成を確認してください。
価格を抑えてVTuber配信を始めるならフロンティアFRGHLB860/SG1

フロンティア「GHLシリーズ FRGHLB860/SG1」は、Live2Dを使用した雑談・歌配信や、比較的軽いゲーム配信に向いているモデルです。
主な構成は次のとおりです。
| パーツ | 構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 225F |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| CPUクーラー | 240mm簡易水冷 |
| 電源 | 750W・80PLUS PLATINUM |
Core Ultra 5とRTX 5060 Tiを搭載しており、VTube Studio、OBS、ブラウザ、Discordなどを同時に起動しながら配信できます。
標準でメモリ32GBを搭載しているため、購入後すぐにVTuber配信用PCとして使いやすい点もメリットです。Wi-Fi 6EとBluetoothにも対応しています。
雑談や歌配信だけでなく、フルHD環境であれば、多くのゲームをLive2Dモデルと同時に動かせます。
ただし、RTX 5060 Tiは8GB版です。高画質テクスチャを使用する重量級ゲームや、3Dモデルを使った配信では、VRAM容量に余裕がなくなる可能性があります。
FRONTIER FRGHLB860/SG1が向いている人
- 雑談・歌・作業配信が中心
- Live2Dで軽めのゲームを配信したい
- 最初からメモリ32GBのPCが欲しい
- 性能と価格のバランスを重視したい
一方、3DモデルやWQHDの重量級ゲームを扱う予定がある人は、RTX 5070以上を搭載したモデルを選ぶ方が安心です。
Live2Dゲーム配信のバランスを重視するならG-GEAR GE7A-C261/B

TSUKUMOの「G-GEAR [GE7A-C261/B]」は、Live2Dを使ったゲーム配信に適したミドルタワー型のBTOパソコンです。
標準構成は次のとおりです。
| パーツ | 構成 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| マザーボード | ASUS TUF GAMING B850-PLUS WIFI |
Ryzen 7 9700Xとメモリ32GBを搭載しているため、ゲーム、OBS、VTube Studio、Discord、ブラウザなどを同時に起動する配信に対応しやすい構成です。
購入時には、GPUをRTX 5060 Ti 16GB版へ変更するカスタマイズをおすすめします。
公式サイトではRTX 5060 Ti 8GBが標準構成ですが、16GB版を選択できる構成も用意されています。2026年8月時点では、8GB版と16GB版の価格差は比較的小さく、VTuber配信用途では16GB版の方が長く使いやすいでしょう。
VRAMを16GBにすることで、重量級ゲーム、高解像度テクスチャ、複数の配信素材、3Dアバターなどを使用するときにも余裕を持たせられます。
ATXマザーボードを採用したミドルタワーなので、SSDや拡張カードを後から追加しやすい点もメリットです。
G-GEAR GE7A-C261/Bが向いている人
- Live2Dでゲーム配信を行いたい
- フルHDでさまざまなゲームを配信したい
- RTX 5060 Tiの16GB版を選びたい
- 将来的にSSDや拡張カードを増設したい
- CPU・GPU・メモリのバランスを重視したい
VTuber配信用PCとして迷った場合は、このモデルをRTX 5060 Ti 16GBへ変更した構成が、最も無難な選択肢です。
マイクにPCのファン音を入れたくないならSilent-Master NEO B850A

Sycomの「Silent-Master NEO [B850A]
」は、静音性を重視するVTuberに適したBTOパソコンです。
標準構成は次のとおりです。
| パーツ | 標準構成 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 9600X |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 1TB |
| CPUクーラー | Noctua NH-U12S |
| 電源 | 650W・80PLUS GOLD |
VTuber配信では、パソコン本体をマイクの近くに置くことがあります。一般的なゲーミングPCでは、高負荷時にCPUファンやGPUファンの音をマイクが拾う可能性があります。
Silent-Master NEO B850Aは、Noctua製CPUクーラーやケースファン、サイコム独自の静音GPUを採用したモデルです。
サイコムが公開している検証では、比較機が高負荷時36.9dBだったのに対して、Silent-Master NEOは30.1dBを記録しています。ただし、この数値は特定の検証構成・環境による結果であり、購入時の構成や設置場所によって実際の騒音は変わります。
標準メモリは16GBなので、VTuber配信用途では32GBへの変更を推奨します。
雑談・歌・軽いゲーム配信が中心ならRyzen 5 9600Xでも対応できます。重量級ゲームや多数の配信ソフトを使用する場合は、Ryzen 7 9700Xへ変更すると余裕を持たせられます。
おすすめのカスタマイズは次のとおりです。
| パーツ | おすすめ構成 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1~2TB |
| 電源 | 750Wクラス |
Silent-Master NEO B850Aが向いている人
- コンデンサーマイクをPCの近くに置く
- ファンノイズをできるだけ抑えたい
- 雑談・歌配信の音質を重視したい
- パーツメーカーまで細かく選びたい
- 空冷CPUクーラーを選びたい
価格の安さよりも、静音性、冷却性能、採用パーツの品質を重視する人に適しています。
3D配信と動画制作を本格的に行うならSENSE-F189-LC270K-UKX-CG01

パソコン工房の「SENSE∞ [SENSE-F189-LC270K-UKX-CG01]」は、3Dモデルを使った配信、重量級ゲーム、配信後の動画編集まで行う人向けのクリエイターPCです。
主な構成は次のとおりです。
| パーツ | 構成 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 270K Plus |
| GPU | GeForce RTX 5070 Ti 16GB |
| メモリ | 64GB |
| SSD | 2TB |
| CPUクーラー | 360mm簡易水冷 |
| 電源 | 850W・80PLUS GOLD |
| 有線LAN | 10GBASE-T |
RTX 5070 Tiは16GBのVRAMを搭載しており、3Dアバター、高画質なゲーム、OBS、背景やエフェクトなどを同時に扱う用途に適しています。
メモリも標準で64GB搭載されているため、VTuber配信だけでなく、動画編集、3DCG制作、Live2Dモデル制作などにも使用できます。
SSDは2TBなので、複数の大型ゲームや録画データを保存しやすい構成です。360mm簡易水冷、850W電源、10Gbps対応LANも標準搭載されています。
ただし、一般的なLive2D配信だけを行うにはオーバースペックです。
雑談やフルHDゲーム配信が中心なら、RTX 5060 Tiとメモリ32GBを搭載したモデルの方が、費用を抑えられます。
SENSE-F189-LC270K-UKX-CG01が向いている人
- 高品質な3Dモデルを使用する
- 3D背景や多数のエフェクトを使う
- 重量級ゲームを高画質で配信する
- 配信と同時に高画質録画を行う
- 配信後に本格的な動画編集を行う
- 同じPCで3DCGやLive2Dモデルも制作する
VTuber活動だけでなく、映像・3DCG制作まで同じパソコンで完結させたい人向けです。
迷ったらG-GEAR GE7A-C261/BのRTX 5060 Ti 16GB構成がおすすめ
紹介した4台の選び方をまとめると、次のようになります。
| 重視するポイント | おすすめPC |
|---|---|
| 価格を抑えたい | |
| 性能と価格のバランス | |
| 静音性 | Silent-Master NEO [B850A] |
| 3D配信・動画制作 | SENSE∞ [SENSE-F189-LC270K-UKX-CG01] |
一般的なLive2Dゲーム配信を行うなら、「G-GEAR [GE7A-C261/B]」をRTX 5060 Ti 16GBへ変更した構成がおすすめです。
Ryzen 7、メモリ32GB、VRAM 16GBを確保できるため、雑談・歌配信からゲーム配信まで幅広く対応できます。
静音性を最優先する場合は「Silent-Master NEO [B850A]
」、3D配信や本格的な動画制作まで行う場合は「SENSE∞ SENSE-F189-LC270K-UKX-CG01」を選ぶとよいでしょう。
VTuber配信用PCを選ぶときの注意点
最低動作環境だけを見て選ばない
VTube StudioやOBSが起動するスペックと、ゲームを含めて安定配信できるスペックは異なります。
複数のソフトを同時起動することを前提に、一段階余裕のある構成を選んでください。
CPUだけを高性能にしすぎない
Core Ultra 9やRyzen 9を搭載していても、GPUが低性能では重いゲーム配信に向きません。
ゲーム配信では、CPUとGPUのバランスを重視しましょう。
メモリ16GBで固定しない
BTOパソコンでは、標準構成が16GBになっている場合があります。
VTuber配信では32GBへ変更する優先度が高いため、購入時のカスタマイズ画面を確認してください。
SSD 500GBで妥協しない
ゲームを数本入れるだけで空き容量が減り、録画データの保存が難しくなります。
後から増設できるPCでも、最初のSSDは1TB以上がおすすめです。
配信に必要な端子を確認する
VTuber配信では、次のような周辺機器を接続します。
- Webカメラ
- マイク
- オーディオインターフェース
- キャプチャーボード
- Stream Deck
- スマートフォン
- 外付けSSD
- 複数のモニター
USB端子が少ないとUSBハブが必要になります。
デスクトップPCを選ぶ場合は、前面と背面を合わせたUSB端子数、USB Type-C、映像出力端子の数を確認してください。
VTuber配信にはモニターを2台用意した方がよい
VTuber配信では、デュアルモニター環境が便利です。
1台目にゲームや配信内容を表示し、2台目にOBS、コメント、配信管理画面、Discordなどを表示できます。
モニターが1台でも配信はできますが、ゲーム画面と配信管理画面を何度も切り替える必要があります。
初期費用を抑える場合は、メインモニターにはゲーム向けの高リフレッシュレート製品を使用し、サブモニターには安価なフルHDモニターを組み合わせても問題ありません。
1台のPCで配信しても問題ない?
現在は、1台のPCでゲームとVTuber配信を行う「1PC配信」が一般的です。
GeForce RTXシリーズのハードウェアエンコーダーを利用すれば、CPUの負荷を抑えながらOBSで映像を配信できます。
Core Ultra 7・Ryzen 7とRTX 5060 Ti以上の構成であれば、多くのLive2Dゲーム配信を1台で行えます。
2台構成を検討した方がよいケース
次のような場合は、ゲーム用PCと配信用PCを分ける方法もあります。
- 競技性の高いゲームでフレームレートを最優先する
- ゲームPCの負荷をできるだけ減らしたい
- 配信中にゲームが落ちても配信を継続したい
- 多数の映像入力や高度な配信演出を使用する
- すでに余っているPCを所有している
ただし、2台構成ではキャプチャーボード、オーディオ配線、複数の周辺機器が必要になります。
初めてVTuber配信を行う人は、最初から2台構成にするよりも、性能に余裕のあるPCを1台購入する方が設定しやすく、費用も抑えられます。
まとめ
VTuber配信向けPCは、アバター表示ソフトだけでなく、OBS、ゲーム、ブラウザ、Discordなどを同時に動かせるスペックが必要です。
雑談や歌配信が中心ならCore Ultra 5・Ryzen 5とRTX 5060前後でも対応できます。
Live2Dで一般的なゲームを配信するなら、Core Ultra 7またはRyzen 7、GeForce RTX 5060 Ti、メモリ32GB、SSD 1TB以上を基準にすると選びやすくなります。
3Dモデルや重いゲーム、高画質録画まで行う場合は、GeForce RTX 5070以上、メモリ32~64GB、SSD 2TB以上を検討してください。
VTuber配信用PC選びで重要なのは、単に配信ソフトが起動するかではなく、実際の配信中に使用するソフトをすべて同時に動かしても余裕があるかです。
予算を抑える場合でも、GPU・メモリ・SSDは削りすぎず、今後行いたい配信内容まで考えて構成を選びましょう。
関連ページ
こちらのページも参考にしてください。
- ゲーム配信に必要なPCスペック|OBS向けおすすめ構成と配信用パソコン
- BTOパソコンのSSDは500GB・1TB・2TBのどれがよい?用途別の選び方を解説
- VRAMは8GB・12GB・16GBのどれが必要?用途別の目安を解説
- 静音PCを比較!録音や配信で音が気になる方へ
- BTOパソコンはどこをカスタマイズすべき?優先順位を解説














