BTOパソコンは予算20万・25万・30万円で何が変わる?実売構成を比較
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最終更新日:2026年8月27日
「あと5万円出すと、何がどれだけ良くなるのか」。BTOパソコンを価格帯だけで選ぶと、この最も大事な問いが見えません。そこで本記事では、メーカー公式サイトの実売モデルを使い、20万円・25万円・30万円の差をCPU、GPU、VRAM、メモリ、SSD、送料込み総額まで分解しました。
20万円はフルHD向けの入口、25万円は16GB VRAMを取りやすい容量重視帯、30万円はWQHD・高fps向けの演算性能重視帯です。ただし、30万円機が25万円機よりメモリやSSD、VRAMまで多いとは限りません。
この記事では、同一メーカー3台の比較でメーカー差をできるだけ排除し、さらに他社の送料、保証、構成配分も比較します。価格はすべて税込で、2026年8月26日にメーカー公式ページで確認したものです。セール、在庫、カスタマイズ料金は変動するため、購入直前にカート画面で再確認してください。
当サイトには予算30万円の構成を深掘りした記事があります。本記事は、20万円から25万円、30万円へ予算を増やしたときの「増分」に焦点を絞り、検索意図を分けています。
先に結論:5万円ごとに増えるのは「全部」ではない

予算差は上位・下位ではなく、どのボトルネックを外すかの違いです。
| 予算帯 | 狙いやすい実売構成 | 向く使い方 | 見落としやすい弱点 |
|---|---|---|---|
| 20万円 | Ryzen 7 5700X+RTX 5060 8GB | フルHDゲーム、一般作業、軽い編集 | 16GBメモリ、500GB SSD、旧AM4/DDR4が残りやすい |
| 25万円 | Ryzen 5 7500F+RTX 5060 Ti 16GB | WQHD入門、配信、動画編集、VRAMを使う制作・ローカルAI | GPUの速度向上は価格上昇より小さい場合がある |
| 30万円 | Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070 12GB | WQHD高画質、高fps、CPU負荷の高いゲーム | 16GBメモリ・500GB SSDのまま、VRAMは25万円機より少ない例がある |
迷ったら、「最高性能」ではなく、遊ぶ解像度と使用ソフトが最初に不足する部品を基準にしてください。RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070 12GBの詳しい違いは、RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070の比較でも解説しています。
比較条件:広告価格ではなく購入時に近い数字でそろえた
本体価格だけの横並びではなく、税込価格と送料を足した「実質総額」が予算内かを判定します。
- 対象はWindows込みのデスクトップBTO。モニター、キーボード、マウスは含めない
- メーカー公式サイトで注文できる通常モデルを優先
- 同一メーカー比較は、標準構成のメモリ16GB・SSD 500GBをそろえて差を見やすくする
- 送料は確認できた公式条件を加算。パソコン工房は会員送料無料を利用する前提
- 延長保証は任意費用なので総額に含めず、標準保証年数を別に比較
- 性能スコアは販売ページ掲載値を使用。CPUはPassMark、GPUは3DMark Time Spy系の参考値で、実ゲームのfpsを保証するものではない
表示価格と支払総額がずれる理由は、BTOパソコンの表示価格と総額の比較も参照してください。
同一メーカーの実売3台で比較:20万・25万・30万円の差
メーカー、販売条件、メモリ容量、SSD容量をそろえると、価格差の中心がCPU・GPU・プラットフォームにあることが分かります。
| 区分 | 実売モデル | 実質総額 | 予算残額 | CPU/掲載スコア | GPU/VRAM/掲載スコア | メモリ | SSD |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20万円帯 | LEVEL-M155-R57X-RKX | 174,700円 | 25,300円 | Ryzen 7 5700X/27,074 | RTX 5060 8GB/13,702 | 16GB DDR4 | 500GB |
| 25万円帯 | LEVEL-M1AM-R75F-SSXG | 214,800円 | 35,200円 | Ryzen 5 7500F/28,465 | RTX 5060 Ti 16GB/16,045 | 16GB DDR5 | 500GB |
| 30万円帯 | LEVEL-M1AM-LCR78D-TKX | 264,800円 | 35,200円 | Ryzen 7 7800X3D/33,911 | RTX 5070 12GB/22,540 | 16GB DDR5 | 500GB |
※3台ともパソコン工房の標準構成。実質総額は調査日の税込セール価格+会員送料無料で計算。予算残額は20万円、25万円、30万円の各上限との差です。掲載スコアの測定条件と個体差があるため、異なるベンチマーク同士の混在比較には使わないでください。
表の読み方:予算を使い切ることが正解ではない
30万円の予算で264,800円を選び、残り35,200円を32GBメモリ、1TB SSD、バックアップ、モニターへ回す方が、30万円ぴったりの偏った構成より快適になることがあります。
価格上限に近い商品を機械的に選ぶと、セールで安い良構成を除外してしまいます。本記事では「予算以内で目的を満たす最小総額」を重視します。なお、カスタマイズ後の正確な残額は注文画面で再計算してください。
予算20万円:フルHD性能を確保し、拡張費を残せる
20万円帯の価値は、RTX 5060級のゲーム性能を確保しつつ、2万円台の予算余白を残せることです。
20万円で変わる構成と用途
フルHDで遊ぶ、最高画質に固執しない、重い制作を常用しない人なら、30万円へ上げても体感差より支出差の方が大きくなり得ます。
比較機のRyzen 7 5700Xは旧AM4世代ですが、8コア16スレッドで、RTX 5060との組み合わせなら一般的なゲームと日常作業をこなせます。一方、RTX 5060のVRAMは8GBです。高解像度テクスチャ、VRAMを多く使う生成AI、重い3D制作を主目的にするなら、画質設定を下げるか上位構成を選ぶ余地があります。
また、標準SSD 500GBはOSと大型ゲーム数本で余裕が減りやすいため、残額の最初の使い道は見た目の装飾より1TB SSDが合理的です。
20万円帯の推奨候補と注意点
厳密に20万円以内へ収めるなら、送料条件まで含めてLEVEL-M155-R57X-RKXが分かりやすい候補です。
対してFRONTIERのFRGKB550/5060は、本体199,800円、Ryzen 7 5700X、RTX 5060、16GBメモリ、1TB SSDという構成です。SSDは有利ですが、公式送料3,300円を加えると203,100円になり、厳密な20万円上限を3,100円超えます。「本体20万円以下」と「支払総額20万円以下」は別です。
予算25万円:速度より先にVRAMと新しい土台を買う
20万円帯から25万円帯への最大の変化は、GPUスコアだけでなく、VRAM 8GBから16GB、AM4/DDR4からAM5/DDR5へ移れる点です。
RTX 5060 Ti 16GBは「速さ」より容量差が効く
比較機では価格が23.0%上がる一方、GPU掲載スコアは17.1%増ですが、VRAMは8GBから16GBへ倍増します。
NVIDIAの公式仕様では、RTX 5060は8GB、RTX 5060 Tiは8GBまたは16GBです。したがって25万円帯の意味は、平均fpsだけでは測れません。VRAM使用量が8GBを越える高解像度テクスチャ、動画編集、3D素材、ローカル生成AIでは、処理速度より「そもそもメモリへ載るか」が結果を左右します。ただし、16GBあれば全ソフトが快適になるわけではなく、CUDA対応、モデル量子化、CPUメモリ、ソフト側の要件も確認が必要です。
プラットフォームもAM5/DDR5へ変わります。将来のCPU交換可能性は上がりますが、比較機はA620・メモリ2スロットなので、上位チップセットと同じ拡張性ではありません。「AM5だから無条件で長寿命」とは言えません。
25万円以内では残額を32GB・1TBへ配分する
25万円以内を絶対条件にするなら、214,800円の標準構成で残る35,200円を、メモリ32GBとSSD 1TBへ優先配分する考え方が現実的です。
ただし、カスタマイズ料金は時期によって変わるため、両方を変更して必ず25万円以内になるとは限りません。先にSSD 1TB、次にメモリ32GBの順で選び、送料を含むカート総額を確認してください。メモリ増設の考え方は、BTOでメモリ32GBへ増やす費用で詳しく解説しています。
予算30万円:WQHD・高fps性能が大きく伸びる
25万円帯から30万円帯では、価格23.3%増に対してGPU掲載スコアが40.5%増え、今回の3区分で最も性能上昇が大きい区間です。
7800X3D+RTX 5070はゲームへ予算を集中した構成
WQHD高画質、144Hz以上のモニター、CPU依存の強いゲームを重視するなら、30万円帯の追加5万円は体感へ結びつきやすくなります。
比較機はRyzen 7 7800X3D、RTX 5070、240mm水冷というゲーム寄りの配分です。NVIDIA公式仕様ではRTX 5070は12GB GDDR7、6,144 CUDAコア、定格グラフィックス電力250W、必要システム電力650Wです。比較機の650W 80PLUS BRONZE電源は公式目安と同水準なので、将来さらに上位GPUへ交換する計画があるなら電源容量も先に確認してください。
30万円でもメモリ・SSD・VRAMが増えるとは限らない
今回の30万円帯は25万円帯よりGPUが速い一方、VRAMは16GBから12GBへ25%減り、メモリ16GBとSSD 500GBは据え置きです。
ゲームの平均fpsならRTX 5070が有利でも、16GB超ではなく「12GBを越えるVRAM容量」が必要な処理では、RTX 5060 Ti 16GBの方が完走しやすい場合があります。逆に12GB内へ収まる処理なら、RTX 5070の演算性能が有利です。用途を無視して「5070の数字が大きいから全部上」と結論づけるのは危険です。
TSUKUMOは30万円帯の容量・拡張性重視候補
ゲームのfpsより、32GBメモリ、1TB SSD、ATXマザーボードの拡張性を優先するなら、現行のG-GEAR GE5J-A261/Bを比較候補にできます。
G-GEAR GE5J-A261/Bは、Core i5-14400F、RTX 5060 8GB、32GB(16GB×2)DDR5、1TB SSD、ASRock B760 Pro RSを搭載し、標準価格は267,800円です。公式送料2,200円を加えた実質総額は270,000円で、30万円の上限から30,000円残ります。メモリスロットは4基で2基が空き、Wi-FiとBluetoothはオプションです。
一方、GPUはRTX 5060なので、264,800円の比較機が搭載するRTX 5070よりゲーム性能は低くなります。WQHD高fpsならパソコン工房、標準32GB・1TBとATX基板、ストレージ増設のしやすさを重視するならTSUKUMOという選び分けです。調査時点では公式の現行モデル一覧に掲載され、製品ページから「お見積り・ご注文」へ進めることを確認しましたが、受注状況は購入直前にも確認してください。
独自計算1:5万円で増える性能を数値化
追加1万円あたりのGPU掲載スコア増分は、20→25万円帯が約584、25→30万円帯が1,299で、後者は約2.2倍です。
| 比較 | 実売価格差 | 価格上昇率 | CPUスコア増 | GPUスコア増 | VRAM変化 | 追加1万円あたりGPUスコア増 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20→25万円帯 | 40,100円 | 23.0% | 5.1% | 17.1% | 8→16GB(+100%) | 約584 |
| 25→30万円帯 | 50,000円 | 23.3% | 19.1% | 40.5% | 16→12GB(-25%) | 1,299 |
| 20→30万円帯 | 90,100円 | 51.6% | 25.3% | 64.5% | 8→12GB(+50%) | 約981 |
計算式は「(上位スコア-下位スコア)÷価格差×10,000」です。これは同じ販売ページ系統の参考スコアを使った相対比較であり、ゲームごとのfps、消費電力、静音性、保証価値を含みません。
PC総額÷GPUスコアも計算した
PC総額をGPU掲載スコアで割ると、1ポイントあたり20万円帯12.8円、25万円帯13.4円、30万円帯11.7円で、今回のセール構成では30万円帯が最小です。
ただし、これはGPUだけを基準にPC全体を割った簡易指標です。25万円帯が持つ16GB VRAMやAM5、30万円帯の水冷、20万円帯の低い初期費用は反映できません。ランキングではなく、「今回はどこに価格が乗っているか」を見抜く補助線として使ってください。
独自計算2:追加5万円は1日いくらか
25万円帯から30万円帯への追加50,000円は、4年使うなら1日約34.2円、5年使うなら約27.4円です。
| 価格差 | 4年利用の日額 | 5年利用の日額 | 判断例 |
|---|---|---|---|
| 20→25万円帯:40,100円 | 約27.4円 | 約22.0円 | VRAM 16GBやAM5が必要なら負担は小さい |
| 25→30万円帯:50,000円 | 約34.2円 | 約27.4円 | 毎日WQHDゲームや重い処理をするなら検討余地が大きい |
| 20→30万円帯:90,100円 | 約61.7円 | 約49.3円 | 用途がフルHD中心なら差額を周辺機器へ回せる |
※1年365.25日として計算。残価、故障率、電気代、金利は含みません。
仕事用途は「2分短縮」で損益分岐を作れる
年間250日、4年間使う前提では追加5万円は1稼働日50円であり、毎日2分短縮できるなら時間価値1,500円/時で元が取れる計算です。
計算は50,000円÷1,000稼働日=50円/日、50円÷(2分÷60分)=1,500円/時です。書き出しやビルドが毎日何分短くなるかを実測できる人には有効ですが、Web閲覧や文書作成で2分も短縮できないなら、この理屈で30万円を正当化できません。
独自計算3:送料で予算を越える「3,100円の予算クリフ」
本体199,800円でも送料3,300円なら支払額は203,100円となり、「20万円以下」という条件から外れます。
この3,100円差は性能差ではありませんが、分割回数、社内稟議、補助金、経費区分、家族との予算合意には直接影響します。一方、TSUKUMOのGE5J-A261/Bは267,800円に送料2,200円を加えて270,000円となり、30万円の上限内に収まります。本体価格だけでなく、送料加算後の残額まで比較すると予算判断がぶれません。
一方で、予算上限を守るためにSSD 1TBを500GBへ落とし、すぐ外付けSSDを買うなら総支出は増える可能性があります。「予算クリフ」は絶対的な優劣ではなく、購入時点の制約を可視化する考え方です。
メーカー競合比較:同じ価格でも、お金の行き先が違う
メーカー比較ではGPU名だけでなく、送料、標準保証、メモリの枚数、SSD、電源、ケースへ配分された金額を見る必要があります。
| メーカー/モデル | 本体価格 | 確認できた送料込み額 | 主な構成 | 標準保証 | 比較上の意味 |
|---|---|---|---|---|---|
| パソコン工房 LEVEL-M155-R57X-RKX | 174,700円 | 174,700円 会員送料無料時 | 5700X/RTX 5060 8GB/16GB/500GB | 1年 | 20万円以内で余白を作る性能優先型 |
| FRONTIER | 199,800円 | 203,100円 | 5700X/RTX 5060 8GB/16GB×1/1TB/600W Platinum | 1年 | SSD・電源は有利だが厳密な20万円を超過 |
| TSUKUMO | 267,800円 | 270,000円 | i5-14400F/RTX 5060 8GB/32GB/1TB/B760 ATX | 1年 | GPU速度より容量とATX基板の拡張性を重視 |
| マウスコンピューター | 259,800円 | 259,800円 送料無料表示時 | i5-14400F/RTX 5070 12GB/16GB×1/500GB | 3年 | 容量よりRTX 5070と長い標準保証へ配分 |
| arkhive | 299,800円 | 299,800円 送料無料表示時 | 7500F/RTX 5060 Ti 16GB/32GB/1TB/750W Gold | 1年 | GPU速度より容量、電源、ケース、ASUS部品を重視 |
※価格・送料無料・保証は調査時の公式表示に基づきます。TSUKUMOの送料は公式送料案内のBTOパソコン2,200円を加算。セール終了、地域、会員条件、支払方法、カスタマイズで変わる場合があります。
この表から分かるのは、30万円近いPCでもRTX 5060 Tiの場合がある一方、26万円弱でRTX 5070を搭載する場合もあることです。前者が割高とは限りません。32GB、1TB、Gold電源、ケース、保証を重視する購入者には、その配分が価値になります。同じCPU・GPUでも価格差が出る理由は、同じCPU・GPUのBTOで価格が違う理由も参考になります。
過去事例:価格帯の中身は固定されない
2025年10月のTSUKUMO公式発表では、269,980円でCore Ultra 7 265KF、RTX 5070、32GB、1TB、850W Gold、Wi-Fiの構成が販売されていました。
TSUKUMOの2025年10月3日付プレスリリースに掲載されたG-GEAR White Edition GL7J-H255B/R/CP3です。同時期のRTX 5060 Ti 16GBモデルは249,980円で、32GB、1TB、750W Gold、Wi-Fiを備えていました。
現在の比較機は264,800円で7800X3D+RTX 5070ですが、16GB+500GB+650W Bronzeです。約5,000円安くゲーム向けCPUを得る代わりに、メモリ、SSD、電源へ配られた予算は小さくなっています。
これは同一条件の価格指数ではありません。CPU世代、ケース、セール、仕入れ、ブランドが違うため、単純に「値上がり」「値下がり」とは言えません。過去事例から得るべき教訓は、30万円なら32GB・1TBといった固定観念を持たず、その日の実売配分を見ることです。
反証:よくある主張をそのまま信じてよいか
高いPCほど常に正解、という説明は、速度・容量・保証・総額を一つの物差しへ混ぜている点に問題があります。
反証1:「あと5万円なら上位モデル一択」
上位モデルが有利なのは、その差を使う解像度、ゲーム、ソフト、利用頻度がある場合だけです。
フルHD 60~144Hzが中心なら20万円帯で要求を満たす可能性があります。使わないGPU性能へ5万円を足すより、モニター、バックアップ、静音性、保証へ回した方が体験全体は改善します。
反証2:「RTX 5070ならRTX 5060 Ti 16GBより全部上」
演算速度はRTX 5070が上でも、VRAM容量は12GBで、RTX 5060 Ti 16GBより4GB少ないため、容量制約では順位が逆転します。
ゲームの平均fps、生成速度、動画の書き出し速度はRTX 5070が有利になりやすい一方、16GB近くを必要とする処理は5060 Ti 16GBの方が扱いやすい場合があります。ベンチマーク1本だけで用途全体を代表させないことが重要です。
反証3:「30万円なら将来も安心」
将来性は価格では保証されず、VRAM、電源、空きスロット、冷却、保証、部品交換のしやすさへ分解して確認すべきです。
今回の30万円帯はメモリ2スロット、M.2スロット1基、650W電源です。現時点の構成には合っていても、大幅なGPU更新や複数SSDを前提にする人には余裕が少ない可能性があります。長期利用の考え方は、BTOパソコンを3年・5年・7年使う構成で確認してください。
反証4:「16GBメモリでは使えない」
ゲーム単体と軽い日常作業なら16GBで足りる場面はありますが、配信、編集、ブラウザー併用では32GBの方が余裕を作れます。
必要量は用途で変わります。購入前に普段のタスクマネージャーでピーク使用量を確認できるなら、その実測値が一般論より強い判断材料です。
読者への影響:誰がどの予算を選ぶべきか
迷いを減らす最短ルートは、「予算はいくらか」ではなく「何をすると最初に困るか」を一つ決めることです。
| あなたの使い方 | 第一候補 | 理由 | 購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| フルHD中心、予算を抑えたい | 20万円帯 | RTX 5060級で入口性能を確保しやすい | 遊ぶゲームの推奨VRAM、SSD空き容量 |
| WQHD入門、編集、配信、ローカルAI | 25万円帯 | RTX 5060 Ti 16GBとAM5/DDR5を選びやすい | 32GBメモリ、1TB SSDへ変更後の総額 |
| WQHD高画質、高fps、CPU負荷の高いゲーム | 30万円帯 | 7800X3D+RTX 5070の速度差が出やすい | VRAM 12GBで用途が収まるか、電源・拡張性 |
| 事務、Web、動画視聴が中心 | 20万円未満も検討 | 高性能GPUへ払っても体感へ結びつきにくい | ゲームやGPU処理が本当に必要か |
ローカル生成AIを主目的にする場合は、ローカル生成AI用PCの必要スペックも確認し、モデルごとのVRAM要件から逆算してください。
検索上位10記事との違い:本記事で追加した独自要素
2026年8月26日に「ゲーミングPC 20万円 25万円 30万円」で上位候補10ページを確認した範囲では、次の4分析を同じ方法で扱った記事は確認できませんでした。
| 独自要素 | 本記事の方法 | 読者に生じる違い |
|---|---|---|
| 送料込みの予算クリフ | 199,800円+3,300円=203,100円のように上限超過を判定 | 決済直前の予算オーバーを避けられる |
| 同一メーカー3台の統制比較 | 販売条件、メモリ16GB、SSD 500GBをそろえ、CPU・GPU差を抽出 | メーカー差を性能差と誤認しにくい |
| 4年・5年の日額と時間価値 | 追加5万円を日額化し、2分短縮時の損益分岐も算出 | 趣味と仕事の両方で支出を判断できる |
| VRAM逆転の実売例 | 25万円帯16GBと30万円帯12GBを、速度と容量に分けて評価 | 「高価=全項目が上」という誤購入を防げる |
確認対象は、ゲームチュの20万円・25万円・30万円記事、Sycom BTO Vision、ゲーミングPC NAVI、しーのゲームメイン色々ブログ、だらめもゲーミング、ゲームPCラボ、PCゲームBTOナビ、ドスパラの価格別ガイドです。広告、検索結果内の商品枠、Q&A、動画は除外しました。検索順位は地域、端末、時期で変わるため、「Web上の全記事に存在しない」という主張ではなく、当日の上位候補を手作業で比較した結果です。
よくある質問
最後に、予算を決める直前に迷いやすい点を短く整理します。
20万円から25万円へ上げる価値はありますか?
VRAM 16GB、AM5/DDR5、重い制作の余裕が必要なら価値があります。フルHDゲームだけなら20万円帯に残る判断も合理的です。
25万円と30万円ならどちらがコスパに優れますか?
今回の実売例ではゲーム向け性能単価は30万円帯、VRAM容量と初期費用のバランスは25万円帯が有利です。
メモリ32GBとSSD 1TBは必須ですか?
必須ではありませんが、配信・編集・多数タブの併用や大型ゲームを複数入れる人には、GPUを一段上げる前に優先する価値があります。
予算にモニターや保証も含めるべきですか?
家計や稟議の上限なら含めるべきですが、本記事の比較総額はPC本体、Windows、消費税、確認できた送料までで、周辺機器と任意の延長保証は別です。
セールまで待った方がよいですか?
必要時期が決まっているなら、値引率より「目的を満たす構成の送料込み総額」で買い時を判断してください。
セールでは上位GPUが予算内へ落ちる一方、メモリやSSDが小さい特価構成もあります。値引き前価格ではなく、同日に買える他社構成と比較するのが実用的です。
まとめ:予算ではなく、解消したい不足へ5万円を払う
20万円はフルHDと低い初期費用、25万円は16GB VRAMと新しい土台、30万円はWQHD・高fpsの演算性能を買う価格帯です。
今回の同一メーカー比較では、20万円帯から25万円帯で価格が23.0%上がり、GPUスコアは17.1%増、VRAMは倍増しました。25万円帯から30万円帯では価格が23.3%上がり、GPUスコアは40.5%増えましたが、VRAMは16GBから12GBへ減りました。
したがって、最も高い構成を選ぶ必要はありません。フルHD中心なら20万円帯、容量制約を避けたいなら25万円帯、高いゲーム性能を毎日使うなら30万円帯が基本線です。最後は、メモリ32GB・SSD 1TBへの変更、送料、保証を加えたカート総額で決めてください。
関連ページ
次に読むなら、GPU差、総額、長期利用の順で確認すると、購入条件を具体化できます。
- RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070を比較
- BTOパソコンの表示価格と支払総額を比較
- 予算30万円のBTO構成を詳しく比較
- BTOでメモリ32GBへ増やす費用
- BTOパソコンを3年・5年・7年使う構成
- BTOパソコンと自作PCの総費用を比較
一次情報・調査元
価格と仕様は、比較サイトの転載値ではなく、メーカーとGPUベンダーの公式ページを優先して確認しました。














