写真編集・RAW現像ができるパソコンの選び方!LightroomやPhotoshopをスムーズに使いたい方へ

PRが含まれています

最終更新日:2026年7月27日

写真編集・RAW現像ができる
パソコンの選び方

このページは【紹介編】【解説編】の二部構成となっています。

  • 紹介編】では実際に解説編で書いたスペックのパソコンを紹介しています。
  • 解説編】では具体的にはどのくらいのパソコンの性能が必要なのか解説しています。

写真編集をするにはある程度の性能があるパソコンが必要です。特にRAW形式はデータ量が普通の画像データより大きいので、RAWを編集するにはパソコンの性能が高くないといけません。

パソコンで写真データを編集したい方はAdobeの「Photoshop」や「Lightroom」、他にも「Affinity Photo」、「Corel AfterShot」、「PhotoDirector 365」などの画像編集・RAW現像ソフトを使うと思います。

それらの画像編集ソフトは普通のソフトよりデータ処理が多くて複雑なので、ある程度以上の性能がないとパソコンの動作全体が重くなったりフリーズしてしまったりします

★おすすめの写真編集・RAW現像向けパソコン紹介【紹介編】

スタンダードモデル(フルカスタマイズ可・高い信頼性)【サイコム】

  • Fractal Design - Define 7 Compact
  • Fractal Design - Define 7 White TG
  • CoolerMaster -Silencio S600
  • NZXT - H510

サイコム」は信頼性が高いパソコンを製作してもらえるBTOショップです。

信頼性が高い理由は

ところです。

サイコムは他のBTOショップと比べるととても丁寧に配線をされていたり、あとで拡張する時のために余裕を残してあるなど自作PCを作る方からの評価も高いです

その代わりサイコムはBTOショップの中では価格が少し高いです。ですがDELL・HP・NEC・富士通などの一般パソコンメーカーよりは安いです。

サイコムは価格が高くても多くのパソコンユーザーから信頼されて注文されている人気ショップです。

おすすめ①:スタンダードモデル Radiant (Ryzenシリーズ搭載)

サイコムでおすすめの基本構成パソコンモデルはスタンダードモデルです。スタンダードモデルはカスタマイズの幅が広くコスパが高いのでサイコムでパソコンを買いたい多くの方におすすめです。

その中でも「スタンダードモデル Radiant [GZ3600X870A] 」が写真編集におすすめです。

基本構成は以下のようになっています

名前スタンダードモデル Radiant [GZ3600X870A]
CPURyzen 5 9600X(PassMarkスコア:30,019)
※Ryzen 7、Ryzen 9などにカスタマイズ可
グラフィックオンボード
※GeForceなどに幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD500GB

基本構成のままでは写真編集で使用するのには向いていませんが、サイコムではここからフルカスタマイズに近いくらい幅広くカスタマイズができます。

ここからカスタマイズでCPUに「Ryzen 7 7700X」や「Ryzen 7 9700X」あたりにするのがおすすめです。動画編集、特に4Kなどの高解像度動画編集もしたい方はRyzen 9もおすすめです。

他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 3050」、「RTX 5060」あたりを予算に合わせて搭載させるのがおすすめです。

またメモリ容量を16GB・32GB・64GB・128GBなどにしたりできます。 写真編集で使用するには最低でも16GB以上にすることがおすすめです。

おすすめ②:Lepton (ワークステーション)

クリエイター向けワークステーションPCが欲しい方は「Lepton [WS3600X870-A] 」がおすすめです。

名前Lepton [WS3600X870-A]
CPURyzen 7 9700X(PassMarkスコア:37,171)
※Ryzen 9などにカスタマイズ可
グラフィックNVIDIA RTX A400(PassMarkスコア:推定7,000)
※GeForceなどに幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
※32GBなどにカスタマイズ可
SSD500GB (2.5インチSSD SATAタイプ)
※増設可

こちらは基本構成のままでも写真編集ソフトを使用することができます。ここからさらに高いスペックにカスタマイズしていくことができます。

RAW現像をするにはここからスペックを上げることがおすすめです。

写真編集ソフトを使用するパソコンにするには、カスタマイズでCPUに「Ryzen 7 7700X」「Ryzen 7 9700X」あたりにするのがおすすめです。

またビデオカード(GPU)が標準構成では価格が高いわりに性能が低い「NVIDIA RTX A400」となっているので「GeForce RTX 3050」「GeForce RTX 5060」「GeForce RTX 5050」あたりにカスタマイズがおすすめです。

他にもメモリ容量を16GB・32GB・64GBなどにしたりできます。 増設がおすすめです。

SSDはデフォルトでは最大速度約550MB/sの「2.5インチSSD (SATAタイプ)」が選択されています。
カスタマイズで最大速度約7000MB/sの「M.2 SSD (PCI-E4.0対応 NVMe)高速次世代SSD」を選ぶのがおすすめです。

おすすめ③:スタンダードモデル Radiant (Intel Core Ultra搭載)

Core Ultraシリーズ搭載PCが欲しい方は「スタンダードモデル Radiant [GZ3600Z890] 」がおすすめです。

基本構成は以下のようになっています

名前スタンダードモデル Radiant [GZ3600Z890]
CPUCore Ultra 5 245K(PassMarkスコア:43,459)
※Core Ultra 7、9などにカスタマイズ可
グラフィックオンボード
※GeForceなどに幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD500GB

こちらも基本構成のままでは写真編集で使用するのには向いていませんが、ここから幅広くカスタマイズができます。

ここからカスタマイズでCPUに「Core Ultra 7 265K」「Core Ultra 7 270K Plus」あたりにするのがおすすめです。動画編集、特に4Kなどの高解像度動画編集もしたい方はCore Ultra 9 285Kもおすすめです。

他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 3050」、「RTX 5060」のあたりを予算に合わせて搭載させるのがおすすめです。

またメモリ容量を32GB・64GB・128GBなどにしたりできます。 写真編集で使用するには最低でも16GB以上にすることがおすすめです。


サイコムのサイトで詳しく見るにはこちらから

クリエイターパソコン SENSE∞【パソコン工房】

パソコン工房『クリエイターパソコンSENSE∞』

パソコン工房」は実店舗が60店以上あるBTOパソコン・PCショップです。実店舗があるので店に行けばパソコンに詳しい専門の店員から直接サポートや修理を受けることができます。

パソコン工房にはクリエイター向けパソコンの「SENSE∞シリーズ」があります。SENSE∞の特徴はコスパが高いところと基本構成がたくさんあるところです。

パソコン工房はBTOショップの中ではカスタマイズの幅が狭いですが、基本構成が多いのでカスタマイズしなくてもそれぞれの方に最適な性能のパソコンを選ぶことができます。

おすすめ①:SENSE∞ [Core Ultra 7 + RTX 5060搭載]

画像編集におすすめのPCは「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F189-LC270K-RKX]」です。

名前SENSE∞ [SENSE-F189-LC270K-RKX]
CPUCore Ultra 7 270K Plus(PassMarkスコア:68,770)
グラフィックGeForce RTX 5060(PassMarkスコア:20,875)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 SSD)

こちらのPCはCPUに最新「Core Ultra 7 270K Plus」を、GPUにミドルスペックの「RTX 5060」が搭載されています。

性能的に画像編集、RAW現像に使用できますが、メモリが少ないのでメモリを32GB以上にすることがおすすめです。

こちらもカスタマイズでメモリやSSD・HDDを増設することができます。

おすすめ②:LEVELθ M-Class [Ryzen 7 + RTX 5050]

コストを抑えたい方は「LEVELθ M-Class [LEVEL-M1AM-R77-PKX]」がおすすめです。

名前LEVELθ M-Class [LEVEL-M1AM-R77-PKX]
CPURyzen 7 7700(PassMarkスコア:34,438)
グラフィックGeForce RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)
メモリ16GB
SSD500GB (NVMe対応 M.2 SSD)

CPUにRyzen 7が搭載されているので画像編集をするのに十分な性能です。

またGPUの「RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)」は画像編集などに使用するのにも十分な性能があります。

こちらもカスタマイズでSSDやメモリを増設することができます。

メモリ容量が基本構成では16GB搭載となっているので、カスタマイズで32GB以上にすることがおすすめです。


パソコン工房で詳しく見るにはこちら

クリエイターPC(信頼性が高い・幅広いカスタマイズ)【ツクモ】

ツクモ」は秋葉原の有名な老舗パソコンショップ・PCパーツショップです。

パーツのメーカーを表示していたり、全国の企業、大学、官公庁にもパソコンを搬入している信頼性の高いBTOパソコンショップとなっています。

ツクモのBTOパソコンは価格が安いにもかかわらずカスタマイズの幅が広く、信頼性も高いショップです。

ツクモにはクリエイター&ワークステーション向けモデルの「クリエイターPC」シリーズがあります。

このモデルの特徴はカスタマイズが幅広くコスパも高いところです。特にGPUはGeForce RTX 5050~RTX 5090まで幅広く選べます。

おすすめ①:クリエイターPC [Ryzen 7 9700X搭載]

写真編集やRAW現像をしたい方は「クリエイターPC WA7A-C261/B」がRyzen 7 9700Xを搭載しているのでおすすめです。

名前クリエイターPC WA7A-C261/B
CPURyzen 7 9700X(PassMarkスコア:37,171)
※Ryzenシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe対応)

こちらのPCはCPUにRyzen 7 9700Xを搭載しているのでそのままでも写真編集ソフトを使用することができます。

カスタマイズでさらに性能の高い「Ryzen 9 9900X」などにすることもできます。

またGPUが基本構成では「GeForce RTX 5050」となっています。カスタマイズで「RTX 5060」などにカスタマイズできます。

他にもカスタマイズ注文でメモリを64GB、128GBまで増やしたり、SSDなどを増設したりできます。

おすすめ②:クリエイターPC [Core Ultraシリーズ搭載]

Core Ultraシリーズを搭載したPCが欲しい方は「クリエイターPC [WA7J-C257/B]」がおすすめです。

名前クリエイターPC [WA7J-C257/B]
CPUCore Ultra 7 265(PassMarkスコア:48,600)
※Core Ultra 9 285Kなどにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4対応)

こちらはCPUに性能の高いCore Ultra 7 265を搭載しているのでRAW現像をしたい方におすすめです。カスタマイズでさらに性能の高い「Core Ultra 9 285K」などにすることもできます。

またGPUが基本構成では「GeForce RTX 5050」を搭載しています。

もちろんカスタマイズでメモリやSSDを増設したりすることもできます。


ツクモのサイトで詳しく見るにはこちら

クリエイターパソコンDAIV Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコン【マウスコンピューター】

マウスコンピューター」にはクリエイターパソコンの「DAIV」シリーズがあります。

DAIVシリーズはクリエイターの方が使用するのに最適な性能のパソコンとなっています。

またパソコンにキャスターを取り付けられたり、PCパーツの増設がしやすい内部構造になっているなど、クリエイターの方に便利なパソコンとなっています。

DAIVシリーズの中には「Adobe Creative Cloud 推奨スペックパソコン」も用意されています。

Adobe CC推奨パソコンには「写真編集/イラスト作成/DTP/WEBデザイン向けパソコン」というコンセプトモデルもあります。PhotoshopやLightroomなどを使用するのに最適なスペックのパソコンになっています。

おすすめ①:DAIV KM-I5G5A [RTX 3050搭載]

写真編集をしたい方におすすめのPCは「DAIV KM-I5G5A」です。

名前DAIV KM-I5G5A
CPUCore Ultra 5 225(PassMarkスコア:31,556)
※Core Ultra 7 265にカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 3050(PassMarkスコア:12,827)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

こちらはCPUに「Core Ultra 5 225」とGPUに「GeForce RTX 3050」が搭載されていますが、このままでも性能的に画像編集を十分できます。

さらにカスタマイズ注文でCPUを「Core Ultra 7 265」にすることができます。

「Core Ultra 7 + GeForce RTX 3050」の組み合わせのパソコンが欲しい方はこちらのPCからカスタマイズがおすすめです。

他にもカスタマイズでメモリやSSDなどを増設したりできます。メモリを32GB以上にカスタマイズするとRAW現像に最適です。

おすすめ②:DAIV KM-I7G60

さらに性能の高いPCが欲しい方は「DAIV KM-I7G60」がおすすめです。

名前DAIV KM-I7G60
CPUCore Ultra 7 265(PassMarkスコア:48,600)
※Core Ultra 9 285にカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 5060(PassMarkスコア:20,875)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

このPCはCPUに「Core Ultra 7 265」を、GPUに「GeForce RTX 5060」を搭載しているのでこのままでの写真編集に使用できます。

さらにカスタマイズでCPUを「Core Ultra 9 285」にすることもできます。本格的な編集をしたい方、快適にRAW現像をしたい方におすすめです。

他にもカスタマイズ注文でメモリやSSD・HDDを増設したりできます。メモリを32GB以上にカスタマイズするとRAW現像に最適です。


マウスコンピューターのサイトで詳しく見るにはこちら

ZEFT (フルカスタマイズ可)【パソコンショップSEVEN】

  • CoolerMaster - MasterBox CM694
  • Cooler Master - HAF 700 EVO
  • Fractal - North
  • Fractal - Pop XL Silent Black Solid
  • Thermaltake - Versa H26
  • CORSAIR - iCUE 5000X RGB
  • DeepCool - CH510 WH
  • NXZT - H9 Elite
  • Thermaltake - S200 TG ARGB

パソコンショップSEVEN」はフルカスタマイズ可能なBTOパソコンショップです。

パソコンショップSEVENはすべてのパーツを変えることが通好みなパソコンショップとなっています。パソコンケースも交換できるので見た目を気にする方にもおすすめです。

フルカスタマイズができるBTOショップは上級者向けの店が多いので実際には組み合わせができないパーツ同士でパソコンを注文できてしまいます。
ですがパソコンショップSEVENでは組み合わせられないパーツを選ぶと注意のメッセージが表示されます。

またカスタマイズ画面では一つ一つのパーツで細かく解説が書かれていますし一つ一つのパーツの画像まで表示されるので、初心者の方にも安心してフルカスタマイズができるようになっています。

おすすめ①:ZEFT R47RA

写真編集やRAW現像をするパソコンには「ZEFT R47RA」がおすすめです。

名前ZEFT R47RA
CPURyzen 7 7700(PassMarkスコア:34,438)
※Ryzenシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe)

基本構成でもCPUに性能が高い「Ryzen 7 7700」とGPUにちょうどいい性能の「GeForce RTX 5050」を搭載しているので写真編集・RAW現像をするのに十分な性能のパソコンとなっていておすすめです。

カスタマイズ注文でCPUをさらに性能の高いRyzen 7 9700X、Ryzen 7 7700X、Ryzen 9 9900Xなどにすることもできます。

他にグラフィックボードもRTXシリーズから幅広く選ぶことが出来るのでハイスペックなPCが欲しい方やコストを抑えたい方にも自由に組み合わせることが出来るのでおすすめです。

またフルカスタマイズが可能なのでHDD・SSD、メモリの他に、マザーボードやパソコンケースも変えることができます。

カスタマイズでメモリを32GB以上にすると写真編集・RAW現像をするのに最適になります。

おすすめ②:ZEFT Z54W

Core Ultraシリーズを搭載したPCが欲しい方は「ZEFT Z54W」がおすすめです。

名前ZEFT Z54W
CPUCore Ultra 7 265K(PassMarkスコア:58,825)
※Core Ultra 9などにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 5050(PassMarkスコア:16,922)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe)

こちらは基本構成でもCPUに性能が高い「Core Ultra 7 265K」とGPUにちょうどいい性能の「GeForce RTX 5050」を搭載しているので写真編集・RAW現像をするのに十分な性能のパソコンとなっていておすすめです。

さらにカスタマイズ注文でCPUをCore Ultra 9 285Kなどにすることもできます。

他にグラフィックボードもRTXシリーズやGTXシリーズを幅広く選ぶことが出来るのでハイスペックなPCが欲しい方やコストを抑えたい方にも自由に組み合わせることが出来るのでおすすめです。

またフルカスタマイズが可能なのでHDD・SSD、メモリの他に、マザーボードやパソコンケースも変えることができます。

カスタマイズでメモリを32GB以上にすると写真編集・RAW現像をするのに最適になります。


パソコンショップSEVENで詳しく見るにはこちら

写真編集・RAW現像に最適なパソコンとは【解説編】

写真編集・RAW現像に
最適なパソコンとは

RAW現像とは

RAWとはデジタルカメラで撮影した未加工のデータ

「RAW」とは生・未加工という意味の英単語です。

つまりRAWデータは文字通り生データ・未加工データということで、デジタルカメラで撮ったそのままのデータのことを言います。

RAWはJPEGやPNGよりもデータ量が多く、また編集・加工するとしても元のデータ量が多いところから編集できるので、ホワイトバランスやレンズ補正などをとても細かく調整ができます。

RAWというのはデジタルカメラで撮った時の生のデータなので、デジカメのメーカーによってデータの形式は様々な形となっています。例えばSONYは「.ARW」、キヤノンは「.CR3」「.CR2」「.CRW」「.TIF」、富士フィルムは「.RAF」、ニコンは「.NEF」「.NRW」などです。

JPEGは容量を小さくするために圧縮して保存された画像

JPEGは、カメラ内で色や明るさなどを処理し、容量を小さくするために圧縮して保存された画像です。

一方、RAWは撮像素子から得られた情報を多く保持しているため、露出やホワイトバランスを後から柔軟に調整できます。

RAW形式に対応したソフトも多い

RAWはデジカメの会社が独自に作った形式のデータなので基本的にはそのままではパソコンで表示したり編集したりすることはできませんでした

以前まではRAWデータを読み込んだり編集したり「RAW現像」をしたりするには基本的にデジカメのメーカー純正のソフトを使うことが多かったです。例えばソニー純正の「Image Data Converter」やキャノン純正の「Digital Photo Professional」などです。

ですが最近は「Lightroom」や「Photoshop」、「Affinity Photo」、「Corel AfterShot」など多くの画像編集ソフトでRAW形式のまま加工・編集ができるようになっています

Photoshop・Lightroomとは

Photoshop(フォトショップ)」はAdobe社が開発した世界で最も有名な画像編集・イラスト制作・写真編集ソフトです。

1990年に発売されてから今までずっと定番の画像ソフトで、プロからアマチュアまで世界中のデザイナー、フォトグラファーなどのクリエイターに使われてきています。

プロの方も使用しますがプロ用だからといって使うのが難しいということはなく初心者の方でも使いやすくなっています

Lightroom」もAdobe社が開発した画像ソフトです。Lightroomも画像編集ソフトですが、Lightroomは写真の編集に重点を置いたソフトとなっています。

またPhotoshopとLightroomの連携もできるようになっています。

PhotoshopやLightroomでRAWデータを開くときには「Camera Raw」というプラグインソフトを使用します。

写真編集をしたい方はそれらを安く利用できる「Adobe Creative Cloud フォトプラン」がおすすめです。

写真編集・RAW現像ができるパソコンのスペックとは

写真編集・RAW現像ができる
パソコンのスペックとは

性能を確認するには「4つのスペック」を見る

店で販売のパソコンには性能が低いものも多い

家電量販店で何も考えずにパソコンを買うと写真編集・RAW現像ができない可能性があります。

家電量販店で売られているパソコンには性能が低いものも多いです。

なのでパソコンを適当に買ってしまうと性能が低くて写真編集ソフトを使用する時にパソコンの動作が重くなったりフリーズしてしまったりする可能性があります

写真編集をするには普通より性能が高めのパソコンが必要

写真編集やRAW現像をするために使う画像編集ソフトは普通のパソコンよりも性能が高いパソコンが必要です。

パソコンを買う前にLightroom、Photoshopなどの写真編集ソフトが使える性能があるかどうか確認しなければなりません。

パソコンの性能を確認する方法は「4つのスペック」を見ることです。パソコンの性能はパソコンに使用されているパーツでほぼ決まるのでパーツを見れば画像編集ソフトが使えるかどうかわかります。

パソコンの商品説明欄には使われているCPUやメモリ容量などのスペックが必ず書かれているので、パソコンを買う前に確認することが必要です。

「4つのスペック」を確認する

画像編集ソフトが使えるかどうか判断するためにみるパーツ(スペック)は

  • CPU
  • グラフィックボード(GPU)
  • メモリ容量
  • SSD・HDD容量

の4つです。この4つをパソコンを買う前に確認しておかなければなりません。

ノートPCは性能がとても分かりづらいので注意

写真編集はノートPCでもできる

写真編集やRAW現像はノートPCでもすることができます。最近はノートPCでもスペックが高いものもでてきています。

個人的にはノートPCよりもデスクトップPCがおすすめです。ノートPCはデスクトップPCよりも性能が低いですし、性能の割に価格が高いからです。

ですがノートPCを持ち運んで作業したり、メインパソコンが使えないときのサブとしてノートPCが欲しい方もいると思います。

他のクリエイターの方にはノートPCはあまりおすすめしていません。イラストを制作したり動画編集をしたりする時に外でする必要はあまりないからです。
ですが特に写真編集をしたい方の場合は外に持ち歩いて作業することも多いでしょう。

ノートPCの性能を確認するのは少し難しい

ただしノートPCの場合、クリエイター系のソフトを使用できるスペックなのかを判断するのは難しいです。

ノートパソコンとデスクトップPCではパソコンの選び方がかなり違います。ノートPCの選び方を見るにはこちらのページも参考にしてください。

※ Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンとは

Adobe Creative Cloud推奨パソコンというものが販売されています。

Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンを注文すればPhotoshopなどのAdobe CC製品を使用するのに最適なパソコンがすぐに手に入ります。

ただしスペックが高すぎたり低すぎたりするパソコンも多いので、BTOパソコンショップでパーツをある程度カスタマイズして作ったほうがコスパは高くなることが多いです。

Photoshop向けのAdobe Creative Cloud推奨パソコンはこちらにあります

写真編集ができる「4つのスペック」を確認する方法

写真編集ができる
パソコンの「4つのスペック」とは

ほとんどのソフトウェアには使用するのに必要なスペックが書かれています。

用途CPUメモリGPUSSD
24~33MPのRAWを通常編集Core Ultra 5/Ryzen 5以上32GB内蔵GPU~VRAM 4GB1TB
40~60MP・大量のRAWCore Ultra 7/Ryzen 732~64GBVRAM 8GB1~2TB
AIノイズ除去を多用Core Ultra 7/Ryzen 7以上64GBRTX 5060以上2TB
100MP・パノラマ・大規模合成Core Ultra 7・9/Ryzen 964~128GBVRAM 8~16GB2TB以上
Photoshop・動画編集も行うCore Ultra 7/Ryzen 7以上64GBRTX 5060 Ti以上2TB以上

①CPU(プロセッサー):Core Ultra 7、Ryzen 7以上がおすすめ

CPUの選び方
おすすめCPUの選び方
・写真編集やRAW現像をしたい方:
Core Ultra 7、Ryzen 7がおすすめ
・RAW現像を快適にしたい方:
Core Ultra 7、Ryzen 7以上。Core Ultra 9、Ryzen 9もおすすめ
・PhotoshopなどのAdobeを使用したい方:
Core Ultraシリーズ搭載がおすすめ
・コストを抑えたい方:
最低Core Ultra 5、Ryzen 5以上。できれば「Core Ultra 5 245K」以上
🔽 CPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
性能
(スコア)
第14世代Core iCore Ultra 200SRyzen 7000Ryzen 9000その他
(ノートPC用など)
69000Core Ultra 7 270K Plus
67000Core Ultra 9 285KRyzen 9 9950X
65000Core i9-14900KS
64000Ryzen 9 7950X
Ryzen 9 7950X3D
61000Core i9-14900K
59000Core Ultra 7 265K
55000Core i9-14900Ryzen 9 9900XRyzen 9 7945HX
53000Core i7-14700KCore Ultra 5 250K Plus
52000Ryzen 9 7900X
Ryzen 9 7900X3D
50000Ryzen 9 7900
46000Core i7-14700Core Ultra 7 265Core i9-14900HX
45000Core i9-13900HX
43000Core Ultra 5 245K
41000Ryzen 7 9850X3D
40000Core i5-14600KRyzen 7 9800X3DApple M3 Max
38000Core i5-14600Ryzen 7 9700X
37000Ryzen 7 7800X3D
Ryzen 7 7700X
Core i7-14700HX
35000Core i5-14500Ryzen 7 7700Core i7-13700HX
32000Ryzen 7 7745HX
30000Core i5-14400Core Ultra 5 225Ryzen 5 9600XCore i9-13900H
29000Core Ultra 9 185H
28000Ryzen 5 7600XCore Ultra 7 165H
27000Ryzen 5 7600Core i7-13700H
26000Ryzen 5 7500FApple M3 Pro
20000Apple M3
15000Apple M2
※PassMarkはCPUの総合性能の参考値です。各ソフトウェアでの実際の性能順位と完全に一致するものではありません。

CPUの性能によって動作が軽くなるか重くなるかが決まるので重要

CPUの性能はとても重要なので他のパーツを価格を削ってでもCPUにお金をかけたほうがいいです。

CPUはパソコンの動作全般を担当します。なのでCPUの性能が低いとパソコンの動作がカクカクになったり、フリーズしやすくなります

性能が高いCPUになるとフィルターをかける時間が短くなるので何度も微調整しながらかけやすくなったり、レイヤーの数が増えても重くなりにくくなったりします。

作業一つ一つでいちいち待つ必要がなくなるので作業が効率的になって快適に編集ができます。

また性能の高いCPUは画像編集ソフトの使用時だけでなく、様々なソフトやOSの動作が軽くなります。
例えばYouTubeなどで動画を見たり、ファイルを読み込んだりするときなどパソコンのほとんどの動作が軽くなります
性能の高いCPUを搭載させることはコスパ・タイパが高くなるということになります。

必要スペックよりも性能が高いCPUが必要

Photoshopの必要スペック要件ではプロセッサー(CPU)は「2 GHz 以上のプロセッサー」と書いてありますが、Adobe公式の「2GHz以上」という条件は、CPUの実用性能を比較する基準にはなりません。

CPUは周波数だけではなく、正確な型番とLightroom・Photoshopでのベンチマークを確認して選びましょう。

写真編集やRAW現像をする時に安定した動作を求める方はCore Ultra 7、Ryzen 7以上のCPUを選ぶといいでしょう。

★CPUの選び方:多くの方はCore Ultra 7、Ryzen 7以上を選ぶのがおすすめ

基本的にはCore Ultra 7やRyzen 7を選べばRAW現像にも使用できる性能があります。

快適に使用するには「Core Ultra 7、Ryzen 7」以上のCPUがあるといいでしょう。Core Ultra 7 265K、Ryzen 7 9700X、Ryzen 7 7700Xなどがおすすめです。

価格を抑えたい方でもできれば「Core Ultra 5 245K」、「Ryzen 5 9600X」以上の性能のCPUを選びたいです。

また画像編集をしながらブラウザで資料や動画を見るなど同時に複数のソフトをよく使用する方は性能が高いCPUがおすすめです。

なので予算に余裕がある方はCPUにお金を掛けたほうがいいです。Core Ultra 9、Ryzen 9を搭載したPCもおすすめです。

②メモリ:32GB以上がおすすめ

メモリの選び方
おすすめメモリ容量
・写真編集をしたい方:
最低16GB以上、32GB以上がおすすめ
・RAW現像をしたい方:
最低32GB以上
・快適に使用したい方・たくさんのソフトを同時に使用したい方:
32GB~64GB

画像編集ソフトやRAW現像にはメモリ容量が多めに必要

メモリは読み込んだデータを一時的に入れておくパーツです。起動したソフトに必要なデータや編集中のデータをメモリに入れて作業をすることになります。

なのでRAWデータのような容量が大きいデータを読み込むとメモリがすぐにいっぱいになってしまいます

Photoshopの必要要件にはRAMが「8 GB」と書かれていますが8GBでは少ないです。この8GBという数字はソフトが動作する最低レベルのメモリ容量なので、実際に画像を読み込むとどんどんメモリ容量を使用するので足りなくなっていきます。

なので実際に使用するときには最低でも16GB以上、できれば32GB以上搭載したほうがいいです。

快適に使用したい方は32GBがおすすめ

高解像度の画像データを開いたりレイヤーをたくさん使用するとメモリをどんどん使用します。なのでメモリ容量は最低16GB以上、できれば32GB以上がおすすめです。

RAWデータはデータ量が多いのでRAW現像をしたい方の場合は32GB以上あったほうがいいでしょう

また画像編集ソフトを使用するときには別のソフトで資料などを見ながら作業をすることも多いと思います。ソフトを同時に使用すればするほどメモリを消費します。

そのように使う方の場合も32GB以上がおすすめです。

③グラフィックカード:GeForce RTX 5050以上がおすすめ

GPUの選び方
おすすめGPU
・写真編集やRAW現像をしたい多くの方:
「GeForce RTX 5050」「RTX 3050」あたり
・快適に作業したい方:
「RTX 5060」あたり
・ゲームや3D・VR制作もしたい方:
「RTX 5060 Ti」「RTX 5070」以上
・コストを抑えたい方:
「GeForce RTX 5050」、「GTX 1650」、「内蔵GPU」
🔽 グラフィックボード・GPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
性能
(スコア)
GeForce GTX 16GeForce RTX 50GeForce RTX 50 laptopその他業務用
40000RTX 5090
39000
37000RTX 5080
35000
34000RTX 5070 TiRTX PRO 4500
32000RX 7900 XTXRTX PRO 5000
31000RTX 5070
30000RX 7900 XTRTX 5000 Ada
28000RTX 5090 LaptopRTX PRO 4000
RTX 4500 Ada
27000RX 9070 XT
26000RTX 5080 Laptop
25000RX 9070
24000RX 7800 XTRTX 4000 Ada
23000RTX 5060 TiRTX 5070 Ti Laptop
21000RTX 5060RX 7700 XT
20000RTX 5070 LaptopRX 6700 XTRTX PRO 2000
19000
17000RTX 5050RTX 5060 LaptopRX 7600 XTRTX 2000 Ada
15000RTX 5050 LaptopRX 6600
13000GTX 1660 SUPER
12000GTX 1660 Ti
11000GTX 1660
9000GTX 1650 SUPERRX 6500 XT
Arc A770
8000GTX 1650RX 6500
Arc A750
T1000
7000RX 6400T600
4000GT 1030T400
※PassMarkはGPUの総合性能の参考値です。各ソフトウェアでの実際の性能順位と完全に一致するものではありません。

GPUは画像編集ソフトではエフェクトなどの処理を補助する

グラフィックボードは画面を表示するパーツです。グラフィックボードの中にGPUというチップが搭載されていて、エフェクトを掛けたときに処理を高速にしたりします。

グラフィックカードは必要スペック要件に「4GBのGPUメモリ」と書かれています。GPUメモリが4GB以上あるグラフィックボードはGeForce GTX 1650以上のものです。

PhotoshopなどはGPUなしでは使用できない機能がある

特にPhotoshopの場合はグラフィックカード(GPU)が利用できないパソコンでは「遠近法ワープ」、「フリックパン」などの機能が使用不可になります。GPU搭載のパソコンを買うことを強くおすすめです。

PhotoshopでGPUを使用する機能、GPUなしでは動作しない機能についてはこちらのページに書かれています。

GPUの選び方:RTX 5050あたりがおすすめ

使い方GPUの目安
基本的な明るさ・色調整新しい内蔵GPUでも可能
4Kモニターでの編集VRAM 4GB以上
AIノイズ除去・AIマスクを使用VRAM 8GB以上
AI処理を大量の写真に適用RTX 5060以上を検討
Photoshop・動画編集・3Dも併用RTX 5060 Ti以上も選択肢

おすすめのGPUは「GeForce RTX 5050」、「RTX 5060」あたりです。

3D機能や画像編集の動作を快適にしたい方、動画編集などもしたい方は「RTX 5060 Ti」以上あるといいと思います。

最低でもGeForce GTX 1650程度のグラフィックボードがあったほうがいいでしょう。

※ GPUには「GeForceシリーズ」以外にも「Quadroシリーズ」や「NVIDIA Tシリーズ」、「Aシリーズ」などがあります。それらは業務用・産業用のGPUで性能のわりに価格がとても高いです。予算に余裕がある方にはおすすめですが、基本的にはGeForceシリーズでいいでしょう。

④SSD・HDD容量:1TB以上がおすすめ

SSD・HDD容量の選び方
おすすめSSD・HDD容量
・写真編集をしたい方におすすめ:
SSDを最低でも500GB。1TB以上がおすすめ
・RAW現像をしたい方:
SSDを2TB以上。SSDを2つ以上搭載させるのもおすすめ
・大量に画像を保存したい方:
HDDは容量あたりの価格が安いのでおすすめ

RAWデータ保存にはストレージ容量が多いほうがいい

画像を保存するためには容量も多くないといけません。特にRAWデータはとても大きいので普通のパソコンよりも容量の多いSSDを搭載させたほうがいいでしょう。

SSDとHDDではSSDのほうがデータの読み書き速度が早いのでおすすめです。SSDにOSをインストールするとパソコン全体の動作が早くなります。

基本的にはSSDのみを使用したほうがパソコンの動作も速くなるので、容量を増やしたいときはSSDを増設するのがおすすめです。

ストレージ容量は画像データ以外にもソフトのインストールなどにも容量を使用します。500GBのSSDを搭載しても画像データを500GB分保存できるというわけではありません。

なので容量は最低でも1TB以上あったほうがいいでしょう。

容量が足りなくなったらUSB接続の外付けSSD・HDDで簡単に増設できるのであまり深く悩まなくてもかまいません。

SSDにはM.2 NVMe接続とSATA接続がある:M.2 NVMe接続のほうが早い

SSDにはM.2 NVMe接続とSATA接続のものがあります。

近年SSDの読み込み速度・書き込み速度が高速化しています。

SATA接続のSSDは読み書き速度が550MB/sですが、NVMe Gen3は3000MB/s、NVMe Gen 4は7000MB/sとなっていてSATA接続よりも5倍以上早いです。

基本的にM.2 NVMe接続のSSDを搭載するのがおすすめです。

HDDはSSDよりも安く、耐久性も高い

ただしHDDは価格が安いので、費用を抑えて容量を増やしたい方はHDDがおすすめです。

SSDとHDDの両方を搭載する場合、

  • SSD:OSやソフトをインストール
  • HDD:あまり使わないデータの保存用、バックアップ

として使い分けるとパソコンの動作を快適にしながら容量を多くできるのでおすすめです。

HDDはSSDより容量当たりの価格が安いため、大量の写真保存やバックアップ先として利用しやすいストレージです。ただし、内蔵HDDだけに保存するのではなく、外付けドライブやクラウドなどにも別のコピーを作りましょう。

モニター:色域と色精度を確認する

computer set

写真編集では、CPUやメモリなどの処理性能だけでなく、モニターの色再現性も重要です。性能の高いパソコンを使っていても、モニターの色が正確でなければ、実際より暗く補正したり、彩度を上げすぎたりする可能性があります。

WebサイトやSNSへ掲載する写真が中心であればsRGBの色域をほぼ100%カバーしているモニターがおすすめです。一般的なWebコンテンツはsRGBを基準に表示されることが多いため、sRGBカバー率の高いモニターなら、他の端末で見たときの色の違いを抑えやすくなります。

写真を印刷したり、本格的な作品制作をしたりする場合は、Adobe RGBを広くカバーしたモニターも選択肢になります。Adobe RGBはsRGBよりも表現できる色の範囲が広く、特に緑や青系の階調を確認しやすいのが特徴です。ただし、Web掲載が中心であれば、Adobe RGB対応を最優先にする必要はありません。

色域だけでなく、色の正確さを示す色差にも注目しましょう。製品によっては「Delta E」や「ΔE」と表記されており、数値が小さいほど基準となる色との差が少なくなります。写真編集用として選ぶなら、出荷時に色調整されているモデルや、色精度について具体的な数値が記載されているモニターが安心です。

また、長期間使用するとモニターの色や明るさは少しずつ変化します。正確な色を維持したい場合は、測色機を使ったキャリブレーションに対応している製品がおすすめです。本格的な写真編集や印刷を行う場合は、モニター内部で色を調整できるハードウェアキャリブレーション対応モデルも検討しましょう。

パネル方式は、視野角が広く色の変化が少ないIPS系が写真編集に向いています。ノートパソコンを選ぶ場合も、CPUやGPUだけで判断せず、sRGBカバー率、パネル方式、解像度、輝度などを確認することが重要です。

用途別の目安は次のとおりです。

写真の用途モニターの目安
Webサイト・SNSへの投稿sRGBカバー率100%前後
趣味のRAW現像・写真編集sRGB 100%前後、IPS系パネル
印刷・作品制作Adobe RGBを広くカバー
正確な色管理が必要キャリブレーション対応
ノートパソコン色域とパネル仕様を必ず確認

写真編集用パソコンを購入するときは、本体の性能だけに予算を使い切らず、色再現性の高いモニターの購入費用も含めて考えましょう。

RAW現像におすすめのモニター

写真編集では、パソコンの処理性能だけでなく、モニターの色再現性も重要です。

WebサイトやSNSへ掲載する写真が中心であれば、sRGBをほぼ100%カバーしたIPS系モニターが適しています。写真の印刷や作品制作まで行う場合は、Adobe RGBを広くカバーし、キャリブレーションに対応したモデルがおすすめです。

用途おすすめモニター
コストと性能のバランスASUS ProArt PA279CRV-J
本格的なRAW現像BenQ SW272U
業務・印刷用途EIZO ColorEdge CG2700X

モニターによって色域、解像度、キャリブレーション機能が異なります。詳しい選び方と製品比較は「RAW現像におすすめのモニター」の記事で解説しています。

関連ページ

こちらのページも参考にしてください





おすすめ