動画編集向けGPUの選び方!Premiere Pro・DaVinci Resolve別に解説
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最終更新日:2026年7月23日
動画編集用パソコンではCPUだけでなくGPUの性能も重要です。ただし、使用する編集ソフトによってGPUの重要度は異なります。
Premiere ProはCPUが大部分の処理を担当し、GPUはエフェクト、カラー変換、拡大縮小、レンダリングなどを高速化します。一方、DaVinci Resolveはカラーグレーディング、ノイズ除去、AI機能などでGPUを積極的に使用するため、Premiere Proよりも高性能なGPUが必要になりやすいソフトです。
そのため、単純に「4K動画ならこのGPU」と決めるのではなく、以下の条件を確認して選ぶ必要があります。
- 使用する動画編集ソフト
- 動画の解像度とフレームレート
- 素材のコーデック
- 使用するエフェクトやAI機能
- 必要なVRAM容量
この記事では、Premiere ProとDaVinci Resolveに適したGPUを、用途別に解説します。
目次
動画編集向けGPUのおすすめ早見表

動画編集用GPUの実用的な目安は、以下のとおりです。
Premiere Pro向けGPU
| 編集内容 | おすすめGPU | VRAM |
|---|---|---|
| フルHDの基本的な編集 | GeForce RTX 5060 | 8GB |
| フルHDの多層編集・軽い4K編集 | GeForce RTX 5060 Ti | 16GB推奨 |
| 一般的な4K編集 | GeForce RTX 5070 | 12GB |
| 4Kマルチカメラ・重いエフェクト | GeForce RTX 5070 Ti | 16GB |
| 6K・8K・高度な業務編集 | GeForce RTX 5080以上 | 16GB以上 |
Premiere ProはGPUだけで性能が決まるソフトではありません。H.264やH.265の素材を多く使用する場合は、GPUに加えてIntel Quick Syncに対応したCPUを選ぶと、デコードやタイムライン再生を高速化できることがあります。Adobeも、Quick SyncがH.264・HEVCのデコードと再生を高速化すると説明しています。
一般的な4K動画編集であれば、RTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070が性能と価格のバランスを取りやすい選択です。
DaVinci Resolve向けGPU
| 編集内容 | おすすめGPU | VRAM |
|---|---|---|
| フルHD・簡単な4K編集 | GeForce RTX 5060 | 8GB |
| 4K編集・基本的なカラー調整 | GeForce RTX 5060 Ti | 16GB推奨 |
| 4Kカラー・Fusionの使用 | GeForce RTX 5070 Ti | 16GB |
| ノイズ除去・AI・重いFusion | GeForce RTX 5080 | 16GB |
| 8K・高度な業務編集 | GeForce RTX 5090 | 32GB |
DaVinci ResolveはGPU性能の影響が大きく、特にGPUエフェクト、ノイズ除去、AI機能を使用すると、高性能GPUによる差が出やすくなります。Puget Systemsの検証でも、DaVinci ResolveはGPU性能を強く利用し、現行GeForceではRTX 5090が最も高い性能を示しています。
迷った場合は、Premiere ProならRTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070、DaVinci ResolveならRTX 5070 Tiを基準にするとよいでしょう。
GPUを選ぶ前に確認する5項目

動画の解像度だけを見てGPUを選ぶと、必要以上に高価なGPUを購入したり、反対に特定の処理で性能が不足したりする可能性があります。
使用する編集ソフト
まず確認したいのが、使用する動画編集ソフトです。
Premiere ProはCPUが多くの処理を担当し、GPUは一部のエフェクト、カラー処理、スケーリング、レンダリングなどを補助します。そのため、GPUだけを高性能にしても、CPUが低性能では全体の処理速度が伸びないことがあります。
DaVinci ResolveはPremiere ProよりGPUへの依存度が高く、カラーグレーディング、Resolve FX、ノイズ除去、AI機能などではGPU性能が重要です。
After EffectsやBlenderなども併用する場合は、CUDAや各ソフトの対応状況を考え、GeForce RTXを選ぶと幅広い用途に対応しやすくなります。
解像度とフレームレート
解像度が高くなるほど、GPUが処理する画素数と必要なVRAM容量が増えます。
同じ4Kでも、30fpsより60fps、短い動画より長い動画、1レイヤーより多層編集のほうが負荷は高くなります。
目安としては、以下のように考えられます。
| 動画 | GPUの目安 |
|---|---|
| フルHD・30fps | RTX 5060 |
| フルHD・60fps | RTX 5060~5060 Ti |
| 4K・30fps | RTX 5060 Ti~5070 |
| 4K・60fps | RTX 5070~5070 Ti |
| 6K・8K | RTX 5080以上 |
ただし、解像度とフレームレートだけで必要性能は決まりません。次に説明するコーデックも重要です。
コーデック・ビット深度・色差形式
動画編集では、素材の圧縮形式によって再生負荷が大きく変わります。
特に負荷やハードウェア対応の差が出やすいのが、以下の素材です。
- H.264
- H.265/HEVC
- 10bit
- 4:2:2
- ProRes
- DNxHR
- RED RAW
- Blackmagic RAW
H.264やH.265はファイル容量を小さくできる反面、デコード処理が複雑です。Premiere Proでは、Intel Quick SyncとGPU側のデコーダーを組み合わせることで、対応するH.264・H.265素材を快適に扱えることがあります。
一方、ProResやDNxHR、RAW素材ではCPU性能やストレージ速度も重要です。Puget Systemsも、Premiere ProではH.264・HEVC向け構成と、RAW・ProRes・DNx向け構成でCPUを分けています。
同じ4K動画でも、軽いH.264素材と、高ビットレートのRAW素材では必要なパソコン構成が異なります。
エフェクト・ノイズ除去・AI
カット編集とテロップ追加だけなら、高性能GPUは必要ありません。
一方、以下の処理を多用する場合はGPU性能が重要になります。
- カラーグレーディング
- 複数のGPUエフェクト
- DaVinci Resolveの時間的ノイズ除去
- Magic Mask
- Super Scale
- スピードワープ
- オブジェクト除去
- Fusion
- AIによる映像処理
DaVinci Resolve Studioには、AI Neural Engine、ノイズ除去、Super Scale、Magic Maskなど、GPUを活用する高度な機能が搭載されています。
これらを使用する場合は、RTX 5070 Ti以上を選ぶと性能不足を感じにくくなります。
必要なVRAM容量
VRAMはGPU専用のメモリです。映像データ、エフェクト、フレーム、AI処理用データなどを一時的に保存します。
VRAMが不足すると、処理速度の低下、プレビューの停止、エラー、書き出し失敗などが発生することがあります。
| 用途 | VRAMの目安 |
|---|---|
| フルHD編集 | 8GB |
| 一般的な4K編集 | 8~12GB |
| 4Kの多層編集・カラー処理 | 12~16GB |
| Fusion・ノイズ除去・AI | 16GB以上 |
| 8K・高度な業務用途 | 24~32GB |
Adobe公式では、Premiere ProのGPUアクセラレーションに必要な最低VRAMを4GB、1080pに4GB、4Kに6GBとしています。ただし、これは動作や基本的なGPUアクセラレーションの目安です。2026年に新しく動画編集用PCを購入するなら、最低でも8GB、4K編集では12GB以上を選ぶと余裕があります。
RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があります。動画編集を目的に購入するなら、長期間使用しやすい16GB版がおすすめです。
Premiere Pro向けGPUの選び方

CPUとGPUの役割
Premiere Proは、CPUとGPUの両方を使用します。
CPUが主に担当する処理は以下のとおりです。
- 動画素材のデコード
- タイムライン全体の処理
- 一部のエフェクト
- ソフトウェアエンコード
- オーディオ処理
GPUが主に担当する処理は以下のとおりです。
- GPU対応エフェクト
- カラー変換
- Lumetriカラー
- 拡大縮小
- 回転
- 一部のトランジション
- ハードウェアエンコード・デコード
Adobeは、Premiere ProではCPUが大部分の処理を担当し、GPUが特定の機能やエフェクトを分担すると説明しています。
そのため、Premiere Pro用PCでは、CPUを低価格モデルにしてGPUだけをRTX 5080などへ上げる構成はおすすめできません。
一般的な4K編集なら、Core Ultra 7またはRyzen 7以上と、RTX 5060 Ti~RTX 5070を組み合わせるとバランスを取りやすくなります。
Quick SyncとNVDEC
Premiere ProでH.264やH.265素材を編集する場合は、Intel Quick Syncが有効です。
Quick Syncは、Intel CPUの内蔵GPUに搭載されている動画処理機能です。対応するH.264やH.265のデコード・再生を高速化できます。
GeForce RTXには、動画をデコードするNVDECと、動画を書き出すNVENCも搭載されています。
RTX 50シリーズでは、RTX 5090に3基の第9世代NVENC、RTX 5080とRTX 5070 Tiに2基、RTX 5070以下に1基が搭載されています。複数の動画を処理するマルチカメラ編集や、大量の書き出しでは、複数のエンコーダー・デコーダーを搭載した上位GPUが有利になる場合があります。
ただし、すべての素材や処理がハードウェアアクセラレーションに対応するわけではありません。GPUだけでなく、CPU、コーデック、編集ソフトの対応状況を含めて判断する必要があります。
フルHD・4K・マルチカメラ別の推奨GPU
フルHD編集
フルHDのカット編集、テロップ、簡単なエフェクトであればRTX 5060で対応できます。
VRAMは8GBですが、フルHD編集では十分な容量です。YouTube動画や一般的なSNS動画の編集が中心なら、上位GPUを選ばなくても大きな問題はありません。
一般的な4K編集
4K編集ではRTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070がおすすめです。
RTX 5060 Ti 16GBはVRAM容量に余裕があり、複数レイヤーや高解像度素材を扱いやすい点が強みです。
RTX 5070はVRAMが12GBですが、CUDAコア数が多く、GPUエフェクトや書き出し性能を重視する場合に向いています。
4Kマルチカメラ・重いエフェクト
複数の4Kカメラ素材を同時に扱う場合や、Lumetriカラー、ノイズ除去、複数のエフェクトを使用する場合は、RTX 5070 Tiがおすすめです。
RTX 5070 TiはVRAM 16GBに加えて、2基のNVENCを搭載しています。
6K・8K編集
6Kや8K素材、本格的なRAW編集、大規模なマルチカメラ編集ではRTX 5080以上を検討します。
ただし、RAWやProRes、DNxHRではCPUやストレージの影響も大きいため、GPUだけを強化するのではなく、CPU、メモリ、SSDを含めた構成が必要です。
DaVinci Resolve向けGPUの選び方

無料版とStudio版の違い
DaVinci Resolveには、無料版と有料のStudio版があります。
無料版は、Ultra HDの3840×2160、60fpsまでのプロジェクト編集に対応しています。Studio版では32K、120fps、複数GPU、ハードウェアアクセラレーションによるH.264・H.265のデコードとエンコード、AI Neural Engine、高度なノイズ除去などが使用できます。
無料版でも高性能GPUを使用できますが、複数GPUを利用できるのはStudio版です。また、Studio版はGPUを使用する高度な機能が多いため、必要なGPU性能も高くなります。
カラー・Fusion・ノイズ除去別の推奨GPU
基本的なカラー調整
簡単なカラー補正やLUTの適用が中心なら、RTX 5060またはRTX 5060 Tiで対応できます。
4K編集まで考えるなら、VRAM容量に余裕があるRTX 5060 Ti 16GBがおすすめです。
Fusion
FusionはCPU性能の影響も受けますが、使用するエフェクトや3D処理によってGPU負荷も高くなります。
一般的なFusion作業ならRTX 5070、複雑な3D合成や多数のノードを使用する場合はRTX 5070 Ti以上を検討してください。
ノイズ除去
DaVinci Resolve Studioの時間的・空間的ノイズ除去は、非常にGPU負荷の高い処理です。
4K素材にノイズ除去を使用する場合はRTX 5070 Ti以上、リアルタイム性能や処理時間を重視するならRTX 5080以上がおすすめです。
Puget Systemsの検証でも、DaVinci ResolveのGPUエフェクトとAI処理ではNVIDIAの上位GPUが高い性能を示しています。
VRAM容量を優先すべき作業
以下の作業では、GPUの演算性能だけでなくVRAM容量を重視してください。
- 8K編集
- 高解像度RAW素材
- 多数のノードを使用したカラーグレーディング
- Fusion
- ノイズ除去
- Magic Mask
- Super Scale
- AI機能
- 複数の高解像度モニター出力
同価格帯でGPU性能に大きな差がなければ、VRAM容量が多いモデルを選ぶと、高解像度や複雑なプロジェクトに対応しやすくなります。
特にRTX 5060 Tiは、動画編集用なら8GB版より16GB版を優先してください。
NVIDIA・AMD・Intelのどれを選ぶ?

NVIDIA GeForce
幅広い動画編集ソフトやクリエイティブソフトを使用するなら、NVIDIA GeForce RTXが最も無難です。
GeForce RTXには以下の強みがあります。
- CUDA対応
- NVENC・NVDEC
- Adobe製品との相性
- DaVinci ResolveのGPUエフェクト性能
- AI処理性能
- Studio Driver
- 3DCG・生成AIへの対応
Puget Systemsの複数GPU比較でも、Premiere ProのGPUエフェクト、DaVinci ResolveのGPUエフェクトとAI処理では、NVIDIAの上位GPUが高い性能を示しています。
Premiere Pro、DaVinci Resolve、After Effects、Blenderなどを幅広く使用するなら、GeForce RTXを選ぶと失敗しにくいでしょう。
AMD Radeon
Radeonは、DaVinci Resolveや一部の動画コーデックで高い性能を示す場合があります。
Puget Systemsの検証では、Radeon RX 9070 XTがPremiere Proの一部のLong GOP処理でGeForceを上回り、DaVinci Resolveでも作業内容によってRTX 5070前後と競合する結果が出ています。
ただし、GPUエフェクト、AI処理、3DCGソフトなどではNVIDIAが有利になるケースが多いため、DaVinci Resolveを中心に使用し、価格性能比を重視する人向けです。
Intel Arc
Intel Arcは、比較的安い価格で大容量VRAMや動画エンコード・デコード機能を利用できることが強みです。
一方、Puget Systemsの検証では、Premiere ProやDaVinci Resolveの総合性能でGeForceより下になるケースが多く、アプリケーションやドライバーによる性能差も見られます。
低予算で動画編集用GPUを選ぶ候補にはなりますが、安定性や幅広いソフトへの対応を優先するならGeForce RTXがおすすめです。
RTX 50シリーズの仕様・VRAM比較

現行のデスクトップ向けGeForce RTX 50シリーズの主な仕様は以下のとおりです。
| GPU | CUDAコア | VRAM | NVENC | 動画編集での位置付け |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 21,760 | 32GB GDDR7 | 3基 | 8K・AI・最高性能 |
| RTX 5080 | 10,752 | 16GB GDDR7 | 2基 | 重い4K・8K |
| RTX 5070 Ti | 8,960 | 16GB GDDR7 | 2基 | 4K・カラー・Fusion |
| RTX 5070 | 6,144 | 12GB GDDR7 | 1基 | 一般的な4K編集 |
| RTX 5060 Ti | 4,608 | 16GB/8GB GDDR7 | 1基 | フルHD~4K |
| RTX 5060 | 3,840 | 8GB GDDR7 | 1基 | フルHD・軽い4K |
| RTX 5050 | 2,560 | 8GB GDDR6 | 1基 | 入門・軽量編集 |
動画編集では、単純にCUDAコア数が多ければよいわけではありません。
例えばRTX 5070はRTX 5060 Tiより演算性能が高い一方、VRAM容量はRTX 5060 Ti 16GB版のほうが多くなります。
- GPUエフェクト性能を重視:RTX 5070
- VRAM容量と価格を重視:RTX 5060 Ti 16GB
- 両方を重視:RTX 5070 Ti
という選び方ができます。
CPU・メモリ・電源とのバランス

CPU
Premiere ProではCPU性能の影響が大きいため、GPUだけを高性能にしすぎないことが重要です。
| GPU | CPUの目安 |
|---|---|
| RTX 5050・5060 | Core Ultra 5/Ryzen 5以上 |
| RTX 5060 Ti・5070 | Core Ultra 7/Ryzen 7以上 |
| RTX 5070 Ti・5080 | Core Ultra 7~9/Ryzen 9 |
| RTX 5090 | Ryzen 9/Threadripperクラスも検討 |
H.264やH.265を中心に編集するなら、Intel Quick Syncを利用できるCPUが有力です。RAW、ProRes、DNxHRを多用する場合は、CPU自体の演算性能を重視してください。
メモリ
| 編集内容 | メモリ容量 |
|---|---|
| フルHD編集 | 32GB |
| 一般的な4K編集 | 32~64GB |
| 4K多層・After Effects併用 | 64GB |
| 6K・8K・Fusion | 64~128GB |
AdobeはPremiere Pro用Windows PCに32GB以上のメモリを推奨しています。
動画編集以外にAfter Effects、Photoshop、ブラウザなどを同時に使用するなら、64GBがおすすめです。
電源
電源容量はGPUだけでなく、CPUの消費電力、ストレージ数、冷却ファン、将来の増設も含めて決めます。
BTOパソコンでは、標準電源がGPUの最低限に合わせられている場合があります。長時間の動画書き出しや将来のGPU交換を考えるなら、メーカー推奨容量を満たしたうえで、少し余裕のある高品質電源へ変更すると安心です。
特にRTX 5080やRTX 5090では、電源容量だけでなく、電源コネクター、ケースの奥行き、冷却性能も確認してください。
BTOパソコンでGPUを選ぶ際の注意点
RTX 5060 TiはVRAM容量を確認する
RTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があります。
BTOの商品名に「RTX 5060 Ti」としか書かれていない場合は、必ず詳細スペックを確認してください。
動画編集用として長期間使用するなら、基本的には16GB版がおすすめです。
GPUだけでなくカスタマイズ後の構成を見る
動画編集用BTOパソコンでは、GPU以外にも以下を確認してください。
- メモリが32GB以上あるか
- 4K編集なら64GBへ変更できるか
- SSDが1TB以上あるか
- 素材用SSDを増設できるか
- 電源容量に余裕があるか
- CPUがGPUに対して低性能すぎないか
- ケースの冷却性能が十分か
RTX 5070を搭載していても、メモリ16GB、SSD500GBでは動画編集用として使いにくい可能性があります。
Studio Driverを使用する
GeForce RTXでは、ゲーム向けのGame Ready Driverと、クリエイティブアプリ向けのStudio Driverを選べます。
動画編集を中心に使用する場合は、Premiere ProやDaVinci Resolveなどで検証されたStudio Driverを使用するのがおすすめです。
ノートPCは同じ型番でも性能が違う
ノートPC用のRTX 50シリーズは、デスクトップ版とCUDAコア数、VRAM容量、消費電力が異なります。
例えばデスクトップ版RTX 5070はVRAM 12GBですが、RTX 5070 Laptop GPUは8GBです。
ノートPCではGPU名だけでなく、以下を確認してください。
- VRAM容量
- GPUの最大消費電力
- 冷却性能
- メモリの増設可否
- SSDの増設可否
- 長時間書き出し時の性能低下
デスクトップ版と同じGPU名でも、同じ性能ではありません。
まとめ
動画編集向けGPUは、解像度だけでなく、編集ソフト、コーデック、エフェクト、AI機能、VRAM容量を確認して選ぶ必要があります。
Premiere ProはCPU性能の影響が大きいため、GPUだけを優先せず、CPUやQuick Syncとのバランスが重要です。
一般的な目安は以下のとおりです。
- フルHD編集:RTX 5060
- 4K編集:RTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070
- 4Kの多層編集・カラー・Fusion:RTX 5070 Ti
- ノイズ除去・AI・重い4K編集:RTX 5080
- 8K・最高性能:RTX 5090
Premiere Proを中心に使うならRTX 5060 Ti 16GBまたはRTX 5070、DaVinci Resolveでノイズ除去やAI機能まで使うならRTX 5070 Ti以上がおすすめです。
NVIDIA、AMD、Intelの中では、幅広い動画編集ソフト、AI、3DCG、ドライバーの安定性まで考えると、GeForce RTXが最も選びやすいGPUです。
ただし、DaVinci Resolve中心で価格性能比を重視する場合は、Radeonも候補になります。
最も重要なのは、GPU単体の性能ではなく、CPU、メモリ、SSD、電源を含めてバランスの取れたパソコンを選ぶことです。
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