DaVinci Resolveに最適なパソコンを選ぶ方法!制作したい動画で必要なスペックが違う


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最終更新日:2024年11月10日

DaVinci Resolveに最適なパソコンとは

black green and purple digital device

DaVinci Resolveとは多機能な動画編集・映像制作ソフト

DaVinci Resolve」とは動画編集、カラーコレクション、VFX、モーショングラフィックスなどを1つのソフトウェアで実現できる動画編集・映像制作ソフトです。

ハリウッド映画でも使用されるなど、プロの現場で広く採用されています。

DaVinci Resolveには無料版と有料版(Studio版)がありますが、無料版でもほとんどの機能が使えるので初心者の方にもおすすめです。

無料版でもほとんどの機能が使えます。無料版と有料版の主な違いは

  • 無料版:最大4K 60fpsまで対応、基本的な編集機能の95%以上は無料版でも利用可能
  • 有料版:最大32K 120fpsまで対応、スピードワープ(スローモーション)、オブジェクト除去などの機能

となっています。

DaVinci Resolveに最適なパソコンとは?

DaVinci Resolveを使用するパソコンと普通のパソコンの違いは「スペック」です。動画編集・映像制作をするには普通のパソコンよりも性能が高くないとDaVinci Resolveを使用しているときに動作が重くなったり、フリーズしてしまったりします

ただしDaVinci Resolveはとても多機能なソフトです。エディットページ、カットページで一般的な動画編集を、FusionページでVFX、モーショングラフィックスまで制作できます。

ですが一般的な「カットや字幕をつけるというような軽めな動画編集」と「VFX、モーショングラフィックス制作」では求められるスペックが大きく変わってきます

なのでパソコンに詳しくない方はどのようなスペックのパソコンを選べばいいか非常に分かりづらいと思います。

このページでどのような制作がしたいかによってどのくらいのスペックが必要なのかを解説します。

動画編集に必要なパソコンの「4つのスペック」(買う前に確認する)

a computer screen showing a man sitting in a chair

「4つのスペック」を確認する

パソコンを買う前に確認するスペックは

  • CPU
  • メモリ
  • グラフィックボード(GPU)
  • SSD・HDDの容量

の4つです。以下それぞれをどう選べばいいか解説していきます。

①CPU:Core Ultra 9、Ryzen 9がおすすめ。最低Core Ultra 7、Ryzen 7以上

CPUの選び方
おすすめCPU:
フルHDまでの動画編集:
Core Ultra 7、Ryzen 7以上
4K動画以上の動画編集:
Core Ultra 9、Ryzen 9がおすすめ
VFX・モーショングラフィックス:
Core Ultra 9、Ryzen 9がおすすめ
コストを抑えたい方:
Core Ultra 7、Ryzen 7以上。Core Ultra 5、Ryzen 5では厳しい
🔽 CPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
性能
(スコア)
第14世代Core iCore Ultra 200SRyzen 7000Ryzen 9000その他
(ノートPC用など)
67000Core Ultra 9 285KRyzen 9 9950X
65000Core i9-14900KS
64000Ryzen 9 7500X
61000Core i9-14900K
59000Core Ultra 7 265K
55000Core i9-14900Ryzen 9 9900XRyzen 9 7945HX
53000Core i7-14700K
52000Ryzen 9 7900X
50000Ryzen 9 7900
46000Core i7-14700Core i9-14900HX
45000Core i9-13900HX
43000Core Ultra 5 245K
40000Core i5-14600KApple M3 Max
38000Core i5-14600Ryzen 7 9700X
37000Ryzen 7 7700XCore i7-14700HX
35000Core i5-14500Ryzen 7 7700Core i7-13700HX
32000Ryzen 7 7745HX
30000Core i5-14400Ryzen 5 9600XCore i9-13900H
29000Core Ultra 9 185H
28000Ryzen 5 7600XCore Ultra 7 165H
27000Ryzen 5 7600Core i7-13700H
26000Apple M3 Pro
20000Apple M3
15000Apple M2

CPUはDaVinci Resolveなどの動画編集ソフトを使用するのに一番重要なパーツです

CPUはパソコンのデータを処理をするパーツです。

つまりCPUの性能が高くなるほど処理速度が早くなり、パソコンやソフトの動作が軽くなります

★CPUの選び方:Core Ultra 7・Ryzen 7以上。できればCore Ultra 9・Ryzen 9

CPUの性能は「Core Ultra 9・Ryzen 9」が高く、「Core Ultra 7・Ryzen 7」、「Core Ultra 5・Ryzen 5」という順番に性能が低くなっていきます。Core 3・Ryzen 3以下のCPUやその他のCPU(Celeron、Atomなど)ではスペックが低すぎるのでおすすめできません。

DaVinci Resolveを使用したい多くの方は性能の高いCore Ultra 9、Ryzen 9がおすすめです。最低でもCore Ultra 7、Ryzen 7以上のスペックのCPUが必要です。

少しでも動作を早くして時間を節約したい方、保存やプレビューなどの作業が重いとイライラしてしまう方はCore Ultra 9、Ryzen 9を選ぶのがおすすめです。

また4K動画以上の高解像度の動画を編集したい方は性能の高いCPUが必要です。Core Ultra 9、Ryzen 9がおすすめです。

さらにモーショングラフィックスやVFXを制作したい方も性能の高いCPUが必要です。Core Ultra 9、Ryzen 9がおすすめです。

ただしDaVinci Resolveではプロキシメディア機能やオプティマイズメディアレンダーキャッシュ機能などを使って重さ対策ができるので、CPUの性能が低くてもある程度DaVinci Resolveを使用することもできます。ですがそれでもCPUの性能が低いと効率的に作業ができないのでおすすめしません

動画編集はCPUの負担が大きい

動画編集は動画を読み込んだりエフェクトをかけながらプレビューする時などにCPUの負担が大きくなります。

なので動画編集ソフトを使用するときにもスペックの高いCPUを使うほどソフトの重くなりにくくなります。CPUのスペックが高くないと動作がカクカクになったりフリーズしたりしてしまいます

また4K動画以上の高解像度動画編集、VFX・モーショングラフィックス制作は重くなりやすいのでさらに性能の高いCPUが必要です。

他にも動画をエンコードをするときにもCPUの性能が高くないと処理が遅くなったり、動作が不安定になってしまうためにエンコードに失敗したりしてしまいます

②GPU:GeForce RTX 4060以上がおすすめ

GPUの選び方
おすすめGPU:
一般的な動画編集:
「GeForce RTX 4060」あたり
本格的な映像制作をしたい方、4K動画編集をしたい方:
「RTX 4060 Ti」、「RTX 4060 Ti SUPER」、「RTX 4070」以上
モーショングラフィックス、VFX制作をしたい方:
「RTX 4070 SUPER」、「RTX 4070 Ti SUPER」以上
コストを抑えたい方:
「RTX 3050」、「GeForce RTX 4060」あたり
🔽 グラフィックボード・GPUの性能一覧(クリック・タップで見る)
性能
(スコア)
GeForce GTX 16GeForce RTX 30GeForce RTX 40その他業務用
39000RTX 4090
35000RTX 4080
34000RTX 4070 Ti SUPER
32000RTX 4070 TiRX 7900 XTX
31000RTX 4070 SUPER
30000RTX 3090 TiRX 7900 XT
27000RTX 3090RTX 4070
26000RTX 3080 TiRX 6900 XT
25000RTX 3080RX 6800 XTRTX A6000
24000RTX 3070 TiRTX A5000
23000RTX 4060 Ti
22000RTX 3070RX 6800
21000RTX 3060 Ti
20000RTX 4060RX 6700 XTRTX A4500
19000RX 6700RTX A4000
17000RTX 3060RX 6600 XT
15000RX 6600RTX A2000
13000GTX 1660 SUPERRTX 3050
12000GTX 1660 Ti
11000GTX 1660
9000GTX 1650 SUPERRX 6500 XT
Arc A770
8000GTX 1650RX 6500
Arc A750
T1000
7000RX 6400T600
4000GT 1030T400
*は速報値、予想値です

GPUとはグラフィックボードなどに搭載されている、3Dを表示したり映像や画像関係の処理を手助けしたりするパーツです。

GPUのスペックが高いほど動画にエフェクトをかけたり、エンコードをするときなどに高速化します。

またモーショングラフィックスやVFX制作には性能の高いGPUが必要です。

DaVinci Resolveを使用するには一定以上の性能のあるGPUを搭載させる必要があります。

★GPUの選び方:最低RTX 4060以上

フルHDくらいまでの動画編集には「GeForce RTX 4060」以上のスペックがあったほうがいいでしょう。

4K以上の高解像度度が編集をしたい方、動作をできるだけ重くしたくない方は「RTX 4060 Ti」、「RTX 4070」以上がおすすめです

モーショングラフィックやVFXを制作したい方は「RTX 4070 SUPER」、「RTX 4070 Ti SUPER」以上をおすすめします。

③メモリ容量:32GB以上がおすすめ

メモリの選び方
おすすめメモリ容量:
フルHDまでの動画編集:
最低32GB以上
4K動画以上の動画編集:
64GB以上
モーショングラフィックス・VFX:
64GB以上
コストを抑えたい方:
最低でも16GB、できれば32GB以上

動画データは容量が大きいのでメモリ容量も多めに必要

メモリは編集するためのデータを一時的に保存するパーツです。

DaVinci Resolveで動画編集・映像制作をしたい場合はメモリ容量は多めに必要です

動画ファイルは容量がとても大きいのでメモリ容量を大量に消費します

メモリの容量が足りなくなってくると動画編集ソフトの動作が重くなったりフリーズしてしまいます。ソフトによってはメモリが足りないと動画の保存や編集すらできないこともありえます

★メモリ容量の選び方:32GB以上がおすすめ

DaVinci Resolveに使用するパソコンには32GB以上がおすすめです

4K動画編集をしたい方は最低32GB必要、できれば64GB以上あったほうがいいでしょう。

モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方は64GB以上あったほうがいいでしょう。

④ストレージ:SSD+HDDがおすすめ

SSD・HDD容量の選び方
おすすめのストレージ:
  • 合計2TB以上
  • 2つ以上のSSD搭載がおすすめです

ストレージ容量も必要です。動画ファイルはサイズが重いので合計2TB以上搭載させるのがおすすめです

例えば

  • SSD①:500GB
  • SSD②:2TB以上

などのようにOS用とデータ保存用を分けるとパソコンの動作が安定するのでおすすめです。

SSDはできるだけNVMe接続のものを搭載させるのがおすすめ

SSDにはNVMe接続のものとSATA接続のものがあります。

近年SSDは高速化しています。SATA接続のSSDは読み込み・書き込み速度が550MB/sですが、NVMe接続のSSDはGen3で3000MB/s前後、Gen4で7000MB/sとなっています。

SATA接続よりも5倍~10倍の速度となっているのでできるだけNVMe接続のSSDを搭載させるのがおすすめです。

容量の大きいSSDの搭載をおすすめ

HDDはSSDと比べてデータの読み書きが遅いです。SSDを搭載してOSやソフトをSSDにインストールすることをおすすめします。
動画のデータ量はとても大きいので、HDDとSSDではデータの読み書き時間にかなり差がでます。
HDDでは動画データを読み書きするのに時間がかかりすぎる可能性があります

【紹介編】おすすめのDaVinci Resolve向けパソコン紹介

クリエイターPC(高い信頼性・幅広いカスタマイズ)【ツクモ】

ツクモ」はパソコンが珍しかった時代から秋葉原でパソコンを販売していた老舗のパソコン・パソコンパーツショップです。

ツクモのBTOパソコンはパーツのメーカーまで選べたり、全国の企業、大学、官公庁にもパソコンを搬入しているなど信頼性の高いパソコンショップとなっているのでおすすめです。

ツクモにはクリエイター & ワークステーション向けモデルとして「クリエイターPC」があります。

このクリエイターPCの特徴はカスタマイズの幅が広いところとコスパが高いところです。

特にグラフィックボード(GPU)をGeForce RTX 4060、RTX 4060 Ti、RTX 4070、RTX 4070 SUPERなどから幅広く選べます。

おすすめ①:クリエイターPC [WA7A-E245/B](多くの方におすすめ)

DaVinci Resolveを使用するクリエイターPCには「クリエイターPC [WA7A-E245/B]」がおすすめです。

名前クリエイターPC [WA7A-E245/B]
CPURyzen 7 9700X(PassMarkスコア:37,374)
グラフィックRadeon RX 6400(PassMarkスコア:7,581)
※RTX 4060など幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

CPUにRyzen 7 9700Xを搭載しているので動画編集におすすめです。

基本構成ではGPUが性能の低いRadeon RX 6400となっているので、カスタマイズ注文でGPUをRTXシリーズに変更することが必要です。

フルHDくらいまで編集したい方は「GeForce RTX 4060」あたり、4K動画編集をしたい方は「RTX 4070」前後にするとさらにDaVinci Resolveに最適になります。

モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方は「RTX 4070 SUPER」がおすすめです。

他にもカスタマイズ注文でメモリを64GBや128GBにしたり、SSDやHDDを6つまで増設できます。

おすすめ②:クリエイターPC [WA9A-H245/B](安定化・高速化したい方におすすめ)

さらに性能の高いPCが欲しい方は「クリエイターPC [WA9A-H245/B]」がおすすめです。

名前クリエイターPC [WA9A-H245/B]
CPURyzen 9 9950X(PassMarkスコア:66,340)
※Ryzen 9 9900Xなどにカスタマイズ可
グラフィックRadeon RX 6400(PassMarkスコア:7,581)
※RTX 4060など幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

CPUに性能の高い「Ryzen 9 9950X」を搭載しているので動画編集におすすめです。

さらにカスタマイズでCPUを「Ryzen 9 9900X」、「Ryzen 9 7950X」にすることもできます

Ryzen 9は制作中のソフトの動作を高速化・安定化させたい方や、4K動画などの高解像度動画編集をしたい方、モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方におすすめです。

こちらも基本構成ではGPUが性能の低いRadeon RX 6400となっているので、カスタマイズ注文でGPUをRTXシリーズに変更することが必要です。

フルHDくらいまで編集したい方は「GeForce RTX 4060」あたり、4K動画編集をしたい方は「RTX 4070」前後にするとさらにDaVinci Resolveに最適になります。

モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方は「RTX 4070 SUPER」がおすすめです。

他にもカスタマイズ注文でメモリを64GBや128GBにしたり、SSDやHDDを6つまで増設できます。

おすすめ③:クリエイターPC [Ryzen 9 + ハイスペックGPU]

さらに性能の高いGPUを搭載させたい方は「クリエイターPC [WA9A-S245/BH]」がおすすめです。

名前クリエイターPC [WA9A-S245/BH]
CPURyzen 9 9950X(PassMarkスコア:66,340)
※Ryzen 9 9900Xなどにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4070 Ti SUPER(PassMarkスコア:31,654)
※RTX 4080 SUPERにカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

こちらは基本構成ではGPUに性能が高い「RTX 4070 Ti SUPER」となっています。

さらにCPUにRyzen 9 9950Xを搭載していますが、カスタマイズで「Ryzen 9 9900X」にすることもできます

とにかく重くしたくない方、本格的に4K以上の高解像度動画編集がしたい方、モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方におすすめです。ハイスペックなCPUのRyzen 9とハイスペックなGPUの組み合わせでさらに安定・高速な動画編集をすることができます。

他にもカスタマイズ注文でメモリを32GBや64GBや128GBにしたり、SSDやHDDを6つまで増設できます。

またGPUをカスタマイズ注文で更に性能の高い「RTX 4080 SUPER」にすることもできます。


ツクモのサイトで見るにはこちら

Lepton Motion Pro(フルカスタマイズ可・高い信頼性)【サイコム】

サイコム「Lepton Motion Pro」動画編集向けPC

サイコム 」は信頼性がとても高く、カスタマイズの幅も広いBTOショップです。

信頼性が高い理由は「相性チェックをしている」、「パーツに型番まで記載している」、「組み立てが丁寧」、「全国の企業・学校・官公庁に搬入実績がある 」ところです。

サイコムは特に組み立てがとても丁寧で、どんなふうにカスタマイズしても配線がされているところなどが自作PCを作る方からの評判が高いです。

おすすめ①:Lepton Motion Pro X870/A

サイコムにはプロ向けワークステーションのLeptonシリーズがあります。

その中でもDaVinci Resolveには「Lepton Motion Pro [X870/A] 」がおすすめです。

名前Lepton Motion Pro [X870/A]
CPURyzen 7 9700X(PassMarkスコア:37,374)
※Ryzenシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (M.2 NVMe)

こちらは動画編集向けのPCなのでカスタマイズをしていなくても動画編集に向いているPCとなっているので、フルHDくらいまでの動画編集をしたい方はカスタマイズせずにこのまま注文するのもおすすめです。

さらにカスタマイズでCPUに「Ryzen 9 9900X」、「Ryzen 9 9950」などのRyzen 9000シリーズや、「Ryzen 9 7900X」「Ryzen 7 7700X」などのRyzen 7000シリーズも搭載させることができます。

特にモーショングラフィックス・VFX制作をしたい方、4Kなどの高解像度動画編集をしたい方、その他動作を重くしたくない方などはRyzen 9にカスタマイズがおすすめです。

また他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 4060 Ti」、「RTX 4070」、「RTX 4070 SUPER」以上にすることもできます。高解像度動画編集をしたい方は「RTX 4060 Ti」以上、モーショングラフィックス・VFX制作がしたい方は「RTX 4070 SUPER」以上がおすすめです。

またメモリを64GBや128GBなどにしたりできるのでカスタマイズがおすすめです。

カスタマイズ注文画面ではGPUにGeForceシリーズ以外にも「NVIDIA Tシリーズ」、「NVIDIA RTX Aシリーズ」などがあります。ですがこちらは企業向け・産業向けのGPUとなっています。価格が高いわりに性能が低いので個人の方にはあまりおすすめしません。会社や学校などで搭載するように指定されている場合以外は基本的にGeForceシリーズがおすすめです。

おすすめ②:スタンダードモデル Radiant

サイコムでは「スタンダードモデル Radiant [GZ3600X870A]」もおすすめです。

名前スタンダードモデル Radiant [GZ3600X870A]
CPURyzen 5 9600X(PassMarkスコア:30,087)
※Ryzen 9 9900Xなどにカスタマイズ可
グラフィックCPU内蔵グラフィック
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD500GB

スタンダードモデルの場合、基本構成の状態ではCPUに性能が低めなRyzen 5になっていたり、GPUがCPU内蔵グラフィックになっているなど動画編集に向いているわけではありません。

必ずカスタマイズで動画編集ができる性能のパーツを選ばなければいけないので注意してください。

ですがスタンダードモデルはカスタマイズの幅がとても広いのでカスタマイズで自分の求めている性能にすることができます。

おすすめ③:Lepton Motion Pro [Z890]

Intel Core Ultraシリーズ搭載PCが欲しい方は「Lepton Motion Pro [Z890] 」がDaVinci Resolveにおすすめです。

名前Lepton Motion Pro [Z890]
CPUCore Ultra 7 265K(PassMarkスコア:59,798)
※Core Ultra 9 285Kなどにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
※RTXシリーズを幅広くカスタマイズ可
メモリ32GB
SSD1TB (M.2 NVMe)

動画編集向けのPCなので、カスタマイズをしていない基本構成の時点でも動画編集に向いている性能の高いPCとなっています。

なのでフルHDくらいまでの動画編集をしたい方はカスタマイズせずにこのまま注文するのもおすすめです。

さらにカスタマイズでCPUにCore Ultra 9 285KなどのCore Ultra シリーズを搭載させることができます。動作を重くしたくない方や、特に4Kなどの高解像度動画編集をしたい方、モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方はCore Ultra 9 にカスタマイズがおすすめです。

他にGPUもカスタマイズで「GeForce RTX 4060 Ti」、「RTX 4070」、「RTX 4070 SUPER」などにすることもできます。高解像度動画編集をしたい方は「RTX 4060 Ti」以上、モーショングラフィックス・VFX制作がしたい方は「RTX 4070 SUPER」以上がおすすめです。

またメモリを64GBや128GBなどにしたりできるのでカスタマイズがおすすめです。


サイコムのサイトで詳しく見るにはこちらから

クリエイターパソコン SENSE∞【パソコン工房】

パソコン工房『クリエイターパソコンSENSE∞』

パソコン工房」は全国に実店舗が60店舗以上あるBTOパソコン・PCパーツショップです。

BTOショップにはインターネットショップのみで店舗がないショップも多いですが、パソコン工房は60店舗以上もの実店舗が多いBTOショップとなっています。

パソコン工房で買えるBTOパソコンの特徴は他のBTOショップと比べて価格が安いところです。性能の高いPCが安く買えるのでコスパが高くおすすめです。

パソコン工房にはクリエイター向けパソコン「SENSE∞」シリーズがあります。SENSE∞は基本構成モデルがたくさん用意されているので自分にあったパソコンを買うことができます。

おすすめ①:SENSE∞ [Ryzen 9 + RTX 4060 Ti]

DaVinci ResolveにおすすめのPCは「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M3A6-R79-STX]」です。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M3A6-R79-STX]
CPURyzen 9 7900(PassMarkスコア:48,853)
グラフィックGeForce RTX 4060 Ti(PassMarkスコア:22,899)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 Gen4)

こちらはCPUに「Ryzen 9 7900」を、GPUに「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載しています。

性能的に動画編集を快適にできるのでおすすめです。高解像度動画編集にもおすすめです。

またモーショングラフィックス・VFX制作もある程度できます。

SSDの容量が少ないのでSSD・HDDをカスタマイズで増設することがおすすめです。

おすすめ②:SENSE∞ [Ryzen 9 + RTX 4080 SUPER]

さらにハイスペックなPCが欲しい方は「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F0B6-LCR99X-VTX]」がおすすめです。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-F0B6-LCR99X-VTX]
CPURyzen 9 9900X(PassMarkスコア:54,824)
グラフィックGeForce RTX 4080 SUPER(PassMarkスコア:34,210)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 Gen4)

こちらのPCはCPUに性能の高い「Ryzen 9 9900X」と、GPUにも性能の高い「GeForce RTX 4080 SUPER」を搭載しています。

GPUの性能が高いので特にモーショングラフィックス・VFX制作をしたい方はこちらがおすすめです。

他にも動画編集の動作をとにかく重くしたくない方、本格的に解像度4K以上の動画編集をしたい方、処理待ち時間やエンコードの時間を少しでも短くしたい方などにおすすめです。

こちらももちろんカスタマイズでメモリやSSDなどを増設できます。

おすすめ③:SENSE∞ [Ryzen 7 + RTX 4060]

コストを抑えたい方は「クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M3A6-R77-RLX]」がおすすめです。

名前クリエイターパソコン SENSE∞ [SENSE-M3A6-R77-RLX]
CPURyzen 7 7700(PassMarkスコア:34,618)
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
メモリ16GB
SSD1TB (NVMe対応 M.2 Gen4)

こちらはCPUにRyzen 7 7700」と、GPUに「GeForce RTX 4060」を搭載しています

フルHDまでの動画編集をしたい方には十分な性能があるのでおすすめです。4K動画もある程度編集することができます。

カスタマイズ注文でメモリを32GB・64GBにしたり、SSDを増設したりできます。

SSDの容量が少ないので1TB以上に増設するのがおすすめです。


パソコン工房のサイトではこちら

クリエイターパソコンDAIV【マウスコンピューター】

マウスコンピューター」は知名度のあるBTOショップです。ゲーミングPCのG-Tuneで有名です。

マウスコンピューターにはクリエイター向けパソコンの「DAIVシリーズ」もあります。

DAIVシリーズはハードウェアの増設がしやすい構造になっていたり、本体にキャスターを搭載させたりとクリエイターの方に使いやすいパソコンとなっています。

おすすめ①:DAIV FM-A7G7S

DAIVシリーズの中では「DAIV FM-A7G7S」がDaVinci Resolveを使用するのにおすすめです。

名前DAIV FM-A7G7S
CPURyzen 7 7700X(PassMarkスコア:36,007)
※ Ryzen 9 7900Xにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4070 SUPER(PassMarkスコア:30,200)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

CPUに第14世代「Ryzen 7 7700X」を、GPUに「GeForce RTX 4070 SUPER」を搭載しているのでこのままでも十分な性能があります。

ここからさらにカスタマイズでCPUを「Ryzen 9 7900X」にすることもできます

動画編集を快適にしたい方や、特に4Kなどの高解像度動画編集をしたい方はRyzen 9にカスタマイズがおすすめです。

おすすめ②:DAIV FM-A9G8S

さらにハイスペックなPCが欲しい方「DAIV FM-A9G8S」がおすすめです。

名前DAIV FM-A9G8S
CPURyzen 9 7900X(PassMarkスコア:51,723)
グラフィックGeForce RTX 4080 SUPER(PassMarkスコア:34,210)
メモリ32GB
SSD2TB (NVMe Gen4×4)

こちらはGPUにハイスペックな「GeForce RTX 4080 SUPER」を搭載しています。

4Kなどの高解像度動画の編集をしたい方、少しでも処理時間やエンコードの時間を削りたい方は「Ryzen 9 7900X + RTX 4080 SUPER」を搭載したPCがおすすめです。

性能が高いのでモーショングラフィックス・VFX制作がしたい方はこちらのPCがおすすめです。

おすすめ③:DAIV FM-A5G60

コストを抑えたい方は「DAIV FM-A5G60」がおすすめです。

名前DAIV FM-A5G60
CPURyzen 5 7600X(PassMarkスコア:28,470)
※Ryzen 7 7700Xにカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
メモリ32GB
SSD1TB (NVMe Gen4×4)

こちらはGPUにハイスペックな「GeForce RTX 4080 SUPER」を搭載しています。


マウスコンピューターで詳しく見るにはこちら

ZEFT(フルカスタマイズが可能)【パソコンショップSEVEN】

  • CoolerMaster - MasterBox CM694
  • Cooler Master - HAF 700 EVO
  • Fractal - North
  • Fractal - Pop XL Silent Black Solid
  • Thermaltake - Versa H26
  • CORSAIR - iCUE 5000X RGB
  • DeepCool - CH510 WH
  • NXZT - H9 Elite
  • Thermaltake - S200 TG ARGB

パソコンショップSEVEN」はフルカスタマイズが可能なBTOパソコンショップです。

全てのパーツを幅広く選択できるので玄人好みのショップとなっています。

パソコンケースもカスタマイズできるので見た目にこだわる方にもおすすめです。

また基本構成も多いのも特徴です。カスタマイズをしなくても自分にあったパソコンを選ぶこともできます。

おすすめ①:ZEFT R57F

DaVinci ResolveにおすすめのPCは「ZEFT R57F」です。

名前ZEFT R57F
CPURyzen 9 7900X(PassMarkスコア:51,723)
※ Ryzenシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
※ RTXシリーズなどを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

標準構成の時点でDaVinci Resolveに最適なスペックとなっているので、このまま注文してもDaVinci Resolveを使用できます

カスタマイズ注文画面でGPUに「GeForce RTX 4070」や「GeForce RTX 4070 SUPER」などに幅広くカスタマイズできます。高解像度動画編集をしたい方、モーショングラフィックス・VFX制作がしたい方はRTX 4070以上を搭載させるのがおすすめです。

その他にカスタマイズでGPU、メモリ、SSDの他にPCケースも20種類以上の中から選んだりできます。見た目にこだわる方もおすすめです。

おすすめ②:ZEFT R59J

更に性能の高いPCが欲しい方は「ZEFT R59J」がおすすめです。

名前ZEFT R59J
CPURyzen 9 9900X(PassMarkスコア:54,824)
※Ryzenシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4070 Ti SUPER(PassMarkスコア:31,654)
※ RTXシリーズなどを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

標準構成の時点でCPUに「Ryzen 9 9900X」を、GPUに「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」が搭載されているのでモーショングラフィックス・VFX制作に使用するのにおすすめです

またCPUをカスタマイズで「Ryzen 9 9950X」、「Ryzen 7 9700X」などのRyzen 9000シリーズや、「Ryzen 9 7900X」、「Ryzen 9 7950X」などのRyzen 7000シリーズから幅広く選ぶことができます。

他にもカスタマイズでGPUを「RTX 4070 SUPER」「RTX 4080」など幅広く搭載させることもできます。

さらにこちらもカスタマイズでメモリ、SSDの他にPCケースも20種類以上の中から選んだりできます。

おすすめ③:ZEFT Z54AO

Intel Core Ultraシリーズ搭載PCが欲しい方は「ZEFT Z54AO」がおすすめです。

名前ZEFT Z54AO
CPUCore Ultra 7 265K(PassMarkスコア:59,798)
※ Core Ultraシリーズを幅広くカスタマイズ可
グラフィックGeForce RTX 4060(PassMarkスコア:19,900)
※ RTXシリーズなどを幅広くカスタマイズ可
メモリ16GB
SSD1TB (M.2 NVMe Gen4)

標準構成の時点でCPUに「Core Ultra 7 265K」を、GPUに「GeForce RTX 4060」が搭載されているのでこのまま注文しても動画編集に使用できます

カスタマイズでさらに性能の高いGPUの「RTX 4070 SUPER」「RTX 4070 Ti SUPER」など幅広く搭載させることもできます。

モーショングラフィックス・VFX制作をしたい方はCPUに「Core Ultra 9 285K」を、GPUに「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」以上を搭載させるとおすすめです。

またこちらもカスタマイズでメモリ、SSDの他にPCケースも20種類以上の中から選んだりできます。


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